年間60万円の不労所得が欲しい
年間60万円の配当金が欲しい
と思っている人も多いでしょう。
本記事では、年間60万円の配当金を達成するにはいくら必要なのかを具体的な銘柄を交えて解説します。
また、高配当株のリスク、投資に回せるお金の増やし方についても解説するので最後まで読み進めてください。
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年間60万円の配当金を得るにはいくら必要?
配当金で年間60万円を得るには、配当利回りに応じた資金が必要となります。
配当利回り別に必要な資金を次の表にまとめました。なお、この表は税引後60万円の配当を得るために必要な金額です。
利回り | 必要資金 |
1%の場合 | 7,530万円 |
2%の場合 | 3,765万円 |
3%の場合 | 2,510万円 |
4%の場合 | 1,883万円 |
5%の場合 | 1,506万円 |
6%の場合 | 1,255万円 |
7%の場合 | 1,076万円 |
8%の場合 | 942万円 |
9%の場合 | 837万円 |
10%の場合 | 753万円 |
配当利回りが高い「高配当株」は、投資金額に対して多くの配当金をもらえるので投資家から人気が高くなっています。
高配当株として有名な日本株は「JT(2914)」「KDDI(9433)」「商船三井(9104)」などです。
高配当株で現実的な利回りは3%〜5%なので、1506万円〜2510万円を投資に回すことができれば年間60万円の配当金を得ることができます。
高配当株については以下の記事をご覧ください。
人気のある銘柄で年間60万円の配当を得るにはいくら必要?
人気のある銘柄で年間60万円の配当を得るために必要な金額をまとめました。
なお、配当利回りは2023年2月現在の数字です。
銘柄名 | 配当利回り | 必要資金 |
NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(1489) | 4.90% | 1,537万円 |
日本郵政(6178) | 4.43% | 1,700万円 |
トヨタ自動車(7203) | 2.81% | 2,680万円 |
三菱商事(8058) | 3.60% | 2,092万円 |
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) | 3.42% | 2,202万円 |
三井住友フィナンシャルグループ(8316) | 4.11% | 1,833万円 |
みずほフィナンシャルグループ(8411) | 4.22% | 1,784万円 |
バンガード・米国高配当株式 ETF(VYM) | 3.51% | 2,145万円 |
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT) | 2.72% | 2,768万円 |
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI) | 1.80% | 4,183万円 |
バンガード・S&P500 ETF(VOO) | 1.77% | 4,254万円 |
SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD) | 4.78% | 1,575万円 |
iシェアーズ・コア米国高配当株式ETF(HDV) | 4.35% | 1,731万円 |
インベスコ QQQトラストシリーズ1ETF(QQQ) | 0.87% | 8,655万円 |
マイクロソフト(MSFT) | 1.08% | 6,972万円 |
エクソン・モービル(XOM) | 3.17% | 2,375万円 |
アップル(AAPL) | 0.63% | 1億1,952万円 |
コカ・コーラ(KO) | 2.87% | 2,624万円 |
銘柄名 | 配当利回り | 必要資金 |
NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(1489) | 4.90% | 1,537万円 |
日本郵政(6178) | 4.43% | 1,700万円 |
トヨタ自動車(7203) | 2.81% | 2,680万円 |
三菱商事(8058) | 3.60% | 2,092万円 |
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) | 3.42% | 2,202万円 |
三井住友フィナンシャルグループ(8316) | 4.11% | 1,833万円 |
みずほフィナンシャルグループ(8411) | 4.22% | 1,784万円 |
バンガード・米国高配当株式 ETF(VYM) | 3.51% | 2,145万円 |
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT) | 2.72% | 2,768万円 |
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI) | 1.80% | 4,183万円 |
バンガード・S&P500 ETF(VOO) | 1.77% | 4,254万円 |
SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD) | 4.78% | 1,575万円 |
iシェアーズ・コア米国高配当株式ETF(HDV) | 4.35% | 1,731万円 |
インベスコ QQQトラストシリーズ1ETF(QQQ) | 0.87% | 8,655万円 |
マイクロソフト(MSFT) | 1.08% | 6,972万円 |
エクソン・モービル(XOM) | 3.17% | 2,375万円 |
アップル(AAPL) | 0.63% | 1億1,952万円 |
コカ・コーラ(KO) | 2.87% | 2,624万円 |
投資家に人気のあるバンガード・米国高配当株式 ETF(VYM)だと年間60万円の配当をもらうのに4290万円必要になります。
3%〜4%の配当利回りの銘柄が多いので、1500万円〜2000万円の資金が必要なことがわかりますね。
投資は人の意見ではなく、自分の判断で行うものですが、一つの参考情報としてみてください。
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高配当株の4つのリスク
高い配当金がもらえる高配当株ですが、もちろんリスクもあります。
- 配当減少(減配)のリスク
- 株価下落のリスク
- 業界リスク
- 金利上昇リスク
それぞれについて解説します。
リスク①配当減少(減配)のリスク
高配当株は、高い配当利回りを実現するために、利益の一部を配当として投資家に還元しています。
しかし、業績悪化や経営戦略の変更などの理由で、配当を減少させる(減配する)可能性もあります。
リスク②株価下落のリスク
高配当株は元本保証のある投資ではないので、株価が下落する可能性があります。
会社が赤字続きなら株価は下がり、配当金の原資もなくなってしまいます。
「高配当だから株を買う」というような安易な選択をすると減配と株価下落のダブルパンチを喰らう可能性があります。
きちんとリスクを見極めて投資することが大切です。
リスク③業界リスク
高配当株は、一般的に配当性向が高い企業が多いため、その業界全体が不況に陥ると配当が減る可能性が増えます。
高配当株で安定した配当を得るためにも、関連性の薄い違う業種の銘柄を選ぶことが大切です。
分散の具体例としては、「円安に強い銘柄と円高に強い銘柄両方を購入する」などがあります。
リスク④金利上昇リスク
金利が上昇すると、株式市場全体が下落する可能性があります。
一般的に金利が下がると株価は上がり、金利が上がると株価は下がる傾向があります。
年間60万円の配当金を得るためには投資に回せるお金を増やすことが大切
年間60万円の配当を得るためには1506万円〜2510万円を投資に回す必要があります。
投資に回せるお金を増やす方法としては次の3つの方法があります。
- ①節約するなどの家計の見直し
- ②副業をして収入を増やす
- ③転職して本業の収入を上げる
一つずつ解説します。
投資に回せるお金を増やし方①節約するなどの家計の見直し
投資に回せるお金を増やすために支出を減らして、減らした分を投資に回すという方法があります。
支出を減らすためには節約をすることがおすすめです。
節約術の具体例は以下の通りです。
- キャッシュレス決済を利用する
- 家計簿(アプリ)をつける
- 先取り貯蓄をする
- 外食をやめて自炊をする
- ふるさと納税を活用する
- ガス・電力会社を選び直す
- 省エネ家電に買い替えて電気代を節約する
- 携帯を格安SIMにする
- フリマアプリで不要なものを売る
必要以上の節約をすると精神的に負担になってしまうので、無理なくできる範囲での節約をしましょう。
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投資に回せるお金を増やし方②副業をして収入を増やす
投資に回せるお金を増やし方の2つ目の方法は副業をして収入を増やすというものです。
おすすめの副業はクラウドソーシングサイトで仕事を見つけることです。
今スキルがなくても月1万円稼げるサイトを以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
投資に回せるお金を増やし方③転職して本業の収入を上げる
投資に回せるお金を増やすには本業の収入を上げることもおすすめです。
以下の記事でおすすめの転職エージェントの紹介をしているので、参考にしてください。
わたしのおすすめはビズリーチを利用して転職することです。
実際に私はビズリーチを利用して転職して、入金力(投資に回せるお金)を30万円に増やしました。
わたしの毎月の投資の配分は以下の通りです。
ビズリーチに登録することで、自分のスキルや需要を客観視することができるので、今すぐに転職を考えているわけではなくても、一度登録してみてはいかがでしょうか。
配当金ではなく分配金狙いで投資するのもおすすめ
配当金ではなく分配金狙いで投資するのもおすすめです。
分配金に関する記事を以下にまとめたので、興味のある記事があればご覧ください。
まとめ:配当金年間60万円を目指そう
本記事では年間60万円の配当金を得るにはいくら必要なのかを具体的な銘柄を交えて解説しました。
高配当株で現実的な利回りは3%〜5%なので、1506万円〜2510万円を投資に回すことができれば年間60万円の配当金を得ることができます。
配当金生活を目指してコツコツ資産形成を頑張りましょう。
高配当株で配当金生活(日本株) | |
日経高配当50ETF(1489) | 日本郵政(6178) |
トヨタ自動車(7203) | 三菱商事(8058) |
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) | 三井住友フィナンシャルグループ(8316) |
みずほフィナンシャルグループ(8411) | 商船三井(9104) |
任天堂(7974) | ソフトバンク(9434) |
三菱HCキャピタル(8593) | JT(2914) |
オリックス(8591) | 丸紅(8002) |