クラウドバンクはポンジスキームや詐欺で大損するの？

ソーシャルレンディングのクラウドバンクは、利回りの高い案件を取り扱っているので人気があります。

しかし、高利回りのため「詐欺やポンジスキームなのでは？」「大損するのでは？」と感じる人がいるのも事実です。

結論から言うと、クラウドバンクはポンジスキームではないのですが、その理由について解説します。

クラウドバンクの基本情報

サービス名	クラウドバンク
運営会社	日本クラウド証券株式会社
サービス開始	2013年
融資元本回収率	100％
累計応募金額	約1,574億円
平均利回り【実績】	6.80%

クラウドバンクは、2013年より始まった融資型クラウドファンディングサービスです。

平均利回りが6.80%と非常に高いことから、預金や国債に代わる新しい投資・運用手法として、年々注目を集めています。

クラウドバンクの仕組み

クラウドバンクの仕組みは、非常にシンプルなものです。

クラウドバンクが投資家からお金を集め、それを必要とする借り手に対して融資を行います。

運用終了後に元本と利息が企業から支払われ、分配金を受け取ることができます。また、口座開設料金は無料なうえ、今なら会員登録で1500円分の選べるeギフトがもらえます。

ポンジスキームとは？

ポンジスキームとは、新しい投資家から集めた資金を、以前の投資家に配当や利益として支払うことで、新しい投資家を引きつける詐欺的な投資計画です。

ポンジスキームは、20世紀初頭にイタリア系アメリカ人の詐欺師であるチャールズ・ポンジによって最初に使用された手法から名前がつけられました。

ポンジ・スキームでは、いずれ破綻することを前提にしており、ある程度の時間が経つと詐欺師は逃亡します。

ポンジスキームには以下のような特徴があることが多いです。

ポンジスキームについては以下の記事で詳しく解説しています。

あわせて読みたい

ポンジスキームとは？運営者が飛ぶタイミングや見分け方について解説！ ポンジスキームとは、新しい投資家から集めた資金を、以前の投資家に配当や利益として支払うことで、新しい投資家を引きつける詐欺的な投資計画のことです。本記事ではポンジスキームの基本知識から運営者が飛ぶタイミング、見分け方について解説します。

クラウドバンクがポンジスキームや詐欺ではない理由

結論から言うとクラウドバンクはポンジスキームではありません。

理由は以下の通りです。

くわしく解説します。

理由①元本保証を謳っているわけではない

クラウドバンクは元本保証を謳っているわけではありません。

FAQにも以下のような記載があります。

Q.投資先が破たんした場合、利回りや元本は日本クラウド証券が保証してくれますか？

A.預金ではございませんので、利回りや元本は保証されておりません。ただし、損失額が出資額を超えることはありません。

FAQ

元本保証をしているわけではないので、ポンジスキームではないと言えます。

理由②第1種金融取引業者として登録している

クラウドバンクは、「第1種金融取引業者」に登録しています。

融資型クラウドファンディング（ソーシャルレンディング）で第1種金融取引業者の登録は必須ではありません。

きちんと許可・登録を受けている会社なので、ポンジスキームではないと言えるでしょう。

クラウドバンクはポンジスキームではない

本記事ではクラウドバンクがポンジスキームではない理由を解説しました。

クラウドバンクがポンジスキームではないという理由は以下の通りです。

クラウドバンクに関する別の記事も是非ご覧ください。

おすすめの不動産クラウドファンディングの比較表も是非ご覧ください。