PayPayで使えるクレジットカードがPayPayカードのみとなるので、PayPayカードを使ってみたい!
と考えている人が増えています。
それでも気になるのがPayPayカードの審査に通るかどうかですよね。
本記事ではPayPayカードの審査基準、PayPayカードの入手までの流れ・申し込み方法、PayPayカードの審査に落ちる5つの原因、PayPayカードの4つの審査落ち対策、PayPayカードのメリット・デメリットについて解説します。
PayPayカードの基本情報
PayPayカードの基本情報を以下の表にまとめました。
年会費 | 無料 |
国際ブランド | MasterCard/VISA/JCB |
基本還元率 | 1.5% 最大1.5%ご利用金額200円(税込)ごとに最大1.5%のPayPayポ ※ PayPayカードをPayPayアプリに登録およびPayPa ※出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストア ※ポイント付与の対象外となる場合があります。例)「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「n |
たまるポイント | PayPayポイント |
追加カード | ー |
付帯保険 | ー |
締め日・引き落とし日 | 月末締め・翌月27日払い(27日が土・日・祝日の場合は翌営業日) |
特典 | 新規入会&3回利用で最大5,000円相当のPayPayポイント |
PayPayカードはPayPayポイントが貯まるクレジットカードです。
事前にPayPay残高へチャージすることなく支払いができるので、普段からPayPayを利用している人におすすめです。
PayPayカードの審査基準は甘め
PayPayカードに申し込めるのは満18歳以上の方で、比較的審査が通りやすい傾向にあります。
PayPayカードの申し込み資格は満18歳以上
PayPayカードの申し込むことができるのは、以下の条件を満たした人です。
- 有効なYahoo! JAPAN IDを持っている
- 満18歳以上で安定した継続収入がある
- 本人が無収入でも配偶者に収入がある
- 学生(高校生を除く)
Yahoo! JAPAN IDをまだ持っていない場合は、まずIDを取得しましょう。
安定した継続収入のない専業主婦の方やアルバイト・パートの方でも、配偶者に収入があれば申し込むことができるので、比較的審査が甘いカードだと言えます。
PayPayカードは審査の甘い流通系カード
PayPayカードは流通系カードなので、他の系統のカードと比べると審査基準は高くないと言われています。
- 銀行系(三井住友カード、三菱UFJカードなど)
- 信販系(JCBカード、オリコカードなど)
- 流通系(楽天カード、セゾンカード、PayPayカードなど)
- 独立系(リクルートカード、NTTグループカードなど)
- 交通系(VIEWカード、To Meカードなど)
楽天カード、セゾンカード、PayPayカードなの流通系カードは、信用力についての審査がそれほど厳しくない傾向があります。
PayPayカードの入手までの流れ・申し込み方法
PayPayカードの申し込み方法は以下の通りです。
スマホの場合は、PayPayカード公式サイトから申し込みができます。
Yahoo! JAPAN IDが必要なので注意してください。
必要情報を入力しましょう。
引き落とし口座の登録を行います。
PayPayカードの審査に落ちる5つの原因
PayPayカードの審査難易度は低いと言われていますが、審査に落ちてしまう人も一定数存在します。
PayPayカードの審査に落ちる原因をいかにまとめました。
- 収入がゼロ
- 過去にクレジットカードの支払いを滞納している
- クレジットカードを申し込むのが初めて
- 他社からの借入がある
- ブラックリストに載っている
それぞれについて解説します。
審査に落ちる原因①収入がゼロ
クレジットカードは、毎月安定した収入がある人に向けて発行されルカードです。
そのため、収入がゼロという人は審査通過が難しくなります。
とはいえ、仕送りや貯金がたくさんあるなどのクレジットカードの利用料金を支払える経済状況であれば、審査を通過することができます。
審査に落ちる原因②過去にクレジットカードの支払いを滞納している
クレジットカードの支払いを滞納してしまうと、クレジットヒストリーに傷がついてしまします。
クレジットヒストリーとは、クレジットカードの利用履歴のことで、信用情報機関(CIC)に保管されている情報のことです。
PayPayカードに限らず、クレジットカード会社ではCICの履歴をチェックしてから審査結果を出しています。
自分のクレジットヒストリーは「CIC(信用情報機関)のHP」でチェックすることができるので、不安な人は確認してみてくださいね。
なお、信用情報に登録される情報は以下となっています。
情報 | 項目 | 保存期間 |
---|---|---|
申込情報 | ・氏名 ・生年月日 ・電話番号 ・郵便番号 ・照会日 ・商品名 ・契約予定額 ・支払予定回数 ・照会会社名など | 照会日から6ヶ月間 |
クレジット情報 | ・氏名 ・生年月日 ・電話番号 ・郵便番号 ・住所 ・勤務先名 ・勤務先電話番号 ・公的資料番号 ・契約日 ・商品名 ・支払回数 ・契約終了予定日 ・残債額 ・異動(延滞、保障履行、破産)の有無など | ・契約期間中 ・契約終了後5年以内 |
利用記録 | ・氏名 ・生年月日 ・電話番号 ・郵便番号 ・利用日 ・利用目的 ・利用会社名など | 照会日から6ヶ月間 |
審査に落ちる原因③クレジットカードを申し込むのが初めて
過去のクレジットカード取引履歴がない場合は「スーパーホワイト」もしくは「ホワイト」と呼ばれます。
- スーパーホワイト:常に現金払いを選択してきた方
- ホワイト:過去に事故情報(異動)が記録された方
特に、30代以上の「スーパーホワイト」もしくは「ホワイト」の方は、過去に何か問題があるのでカードを作れなかったのではないかと疑われ、カードが作れない可能性があります。
とはいえPayPayカードは比較的審査がゆるいので、「スーパーホワイト」もしくは「ホワイト」でも審査に通過する可能性はあります。
審査に落ちる原因④他社からの借入がある
PayPayカードに申し込む際に、他社のクレジットカードや消費者金融から借入をしていると審査に落ちることがあります。
特に、多くの会社から多額の借入をしていると「多重債務者」と判断され、審査に落ちる可能性が高くなります。
複数のクレジットカード会社に対して、リボ払いや分割払いの残債が多く残っているという人も注意が必要です。
審査に落ちる原因⑤ブラックリストに載っている
ブラックリストに載ってしまうと、クレジットカードを作成するのが難しくなります。
ブラックリストに載ってしまうケース
- カードやローンの支払いをしない
- 携帯電話料金の支払いをしない
- 自己破産などの債務整理をする
- 多重申込をする
- クレジットカードの現金化をおこなう
もし、長期間の滞納などの心当たりがある方は、CICなどに情報開示請求を申し込み、ブラックリストに載っていないか確認しましょう。
PayPayカードの4つの審査落ち対策
PayPayカードの審査落ちを防ぐためには以下のような対策が有効的です。
- クレジットカードの滞納を避ける
- クレジットヒストリーを積み上げる
- 他社からの借り入れを返済してからPayPayカードに申し込む
- 無職の方は少しでも収入を増やす
それぞれについて解説します。
審査落ち対策①クレジットカードの滞納を避ける
クレジットカードの滞納は審査において非常に不利に働きます。
PayPayカードに限ったことではないですが、新しいクレジットカードを作りたいと考えているなら、絶対に滞納をしないようにしましょう。
審査落ち対策②クレジットヒストリーを積み上げる
クレジットヒストリーが良好な人ほど、審査に通りやすくなります。
毎月延滞せずにクレジットカードを利用することで、良好なクレジットヒストリーを積み上げることができます。
クレジットカードヒストリーがない場合には、審査が緩いクレジットカードを作成してからPayPayカードに申し込むというのも有効な手段の一つです。
特におすすめなのが楽天カードの作成です。
審査落ち対策③他社からの借入を返済してからPayPayカードに申し込む
さきほど、他社のクレジットカードや消費者金融から借入をしていると審査に落ちることあると解説しました。
そのため、他社からの借入がある方は、申し込みの前に借入の返済を行いましょう。
一括で返済できないケースでも、申し込みまでにできるだけ借入額を減らすと、PayPayカードの審査に通過できる可能性が上がります。
審査落ち対策④無職の方はアルバイトや日雇いをする
PayPayカードは、収入ゼロの無職だと作るのが難しくなります。
そのため、無職の方はアルバイトや日雇いなどで、収入を少しでも増やしておくことで、PayPayカードの審査通過の可能性を高めることができます。
PayPayカードの4つのデメリット
PayPayカードにはデメリットがあります。
- 海外旅行保険が付帯されていない
- PayPay加盟店を利用しない人にはメリットがない
- プラチナカードはない
- Yahoo!カード会員は新規申し込みできない
それぞれについて解説します。
デメリット①海外旅行保険が付帯されていない
PayPayカードには海外旅行保険が付帯されていません。
そのためPayPayカードで旅行代金を支払ってトラブルに巻き込まれた際には補償がありません。
海外旅行に頻繁に行く人は、PayPayカード以外のカードを利用した方がいいと言えるでしょう。
デメリット②PayPay加盟店を利用しない人にはメリットがない
PayPayカードで貯まるポイントはPayPayポイントです。
PayPayポイントは1ポイント=1円で利用できます。
ただ、PayPayポイントの利用用途は「PayPayが使えるお店」もしくは「ポイント運用」のみとなっています。
そのため、PayPay加盟店を利用しない人にとってはメリットがないカードだと言えるでしょう。
デメリット③プラチナカードはない
PayPayカードには、プラチナカードがありません。
しかし、ゴールドカードはあるので、宿泊施設の割引や空港ラウンジの利用などの優待特典やサービスを受けたい人はPayPayカードゴールドを検討してみてください。
デメリット④Yahoo!カード会員は新規申し込みできない
Yahoo!カードを利用している場合、自動でカードの切り替えがおこなわれるので、新規でPayPayカードを発行することができません。
どうしてもPayPayカードを持ちたいという人は、Yahoo!カードを退会してからPayPayカードを申し込みましょう。
デメリット⑤楽天やAmazonの還元率が低い
PayPayカードは楽天やAmazonを利用した際にもポイント還元率が1%です。
楽天市場なら「楽天カード」を利用することで還元率1%+ポイント3倍となるので、楽天をよく利用するのであれば楽天カードを作成した方がいいと言えるでしょう。
PayPayカードの6つメリット
PayPayカードには、以下の6つのメリットがあります。
- 年会費永年無料
- 申し込み&審査で最短5分で使える
- 通常利用時のポイント還元率は1.0%
- Yahoo!ショッピングとLOHACOでのポイント還元率最大5.0%
- PayPay残高へ直接チャージができる
- ナンバーレスでスタイリッシュなデザイン
それぞれについて解説します。
メリット①年会費永年無料
PayPayカードの年会費は無料です。入会時も次年度以降も一切かかりません。
PayPayカードを作ったけど使わないという場合にも損する可能性がないので、クレジットカード初心者にもおすすめのカードだと言えるでしょう。
メリット②最短7分(申込5分、審査2分)で使える
申し込みから審査完了後、最短7分(申込5分、審査2分)ですぐにクレジットカード番号や有効期限を確認することができます。
そのため、今すぐクレジットカードを使いたいという人におすすめです。
ただし、申し込み時に口座の登録を済ませる必要があるので、すぐに使いたい人はきちんと口座登録を行なっておくようにしてください。
メリット③通常利用時のポイント還元率は1.0%
PayPayカードの通常利用時のポイント還元率は1.0%です。
公共料金や税金での支払いでも1.0%還元されるので、お得に公共料金や税金を支払いたいという人におすすめです。
メリット④Yahoo!ショッピングとLOHACOでのポイント還元率最大5.0%
PayPayカードを、Yahoo! ショッピングやLOHACOで使うと、最大5.0%のポイントが貯まります。
5.0%還元の内訳
- PayPayカードの利用:1.0%(※1)
- Yahoo!ショッピング・LOHACOでの指定支払い:+3.0%(※1※2)
- ストアポイント・LOHACOポイント:+1.0%
(※1)出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。
(※2)開催期間:2022年10月12日(水)~終了日未定(終了1カ月前に告知)。詳細はこちら。
(※3) 2023年7月1日(土)より、ご利用金額200円(税込)ごとの付与。
(※4 )Yahoo!ショッピングでの商品購入時のみ利用可。有効期限あり。一部ストアではご利用不可。
(※5) 対象金額に対して付与されます。その他付与上限、条件あり。
(※6) 2023年12月1日(金)よりPayPayポイント付与にYahoo! JAPAN IDとLINEアカウントの連携が必要です。未連携の場合はヤフーショッピング商品券で付与されます。
Yahoo!ショッピングとLOHACOをよく利用する人にはメリットのあるカードだと言えます。
メリット⑤PayPay残高へ直接チャージができる
PayPayの支払い方法は、PayPay残高のチャージとクレジットカード決済の2種類があります。
このPayPay残高に直接チャージできるクレジットカードは現在PayPayカードのみとなっているので、クレジットカードからチャージして利用したい人におすすめのカードです。
メリット⑥ナンバーレスでスタイリッシュなデザイン
PayPayカードはナンバーレスでスタイリッシュなデザインとなっています。
ナンバーレスなので、盗み見をされて不正利用されるリスクが限りなく少なくなっています。
スタイリッシュでセキュリティも担保されたカードを利用したいならPayPayカードはおすすめです。
まとめ:PayPayカードの審査は比較的甘い
本記事ではPayPayカードの審査基準、PayPayカードの入手までの流れ・申し込み方法、PayPayカードの審査に落ちる5つの原因、PayPayカードの4つの審査落ち対策、PayPayカードのメリット・デメリットについて解説しました。
PayPayカードは比較的審査の甘いカードです。
プラスチックカードも、ナンバーレスでセキュリティが高く、初めてクレジットカードに挑戦する方にもおすすめです。
ぜひPayPayカードを作成してみてくださいね。