インデックス投資でFIREしたい
と考えている人もいるでしょう。
結論から言うと、インデックス投資のみでもFIREすることは可能です。しかし、20年以上の長期投資を必要とする場合がほとんどです。
具体的に金額はいくら必要なのか、10年以内の短期間でFIREを目指す場合にはどうしたらいいかについても解説するので、最後まで読み進めてくださいね。
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FIREとは?
FIREは、Financial Independence Retire Earlyの略で、財政的自立と早期退職を目指すライフスタイルのことを指します。
FIREは、以下の3つの要素を含んでいます。
- 財政的自立(Financial Independence): 自分の生活費を稼ぐために働く必要がない状態に達すること。
- 早期退職(Retire Early): 財政的自立に達した後、自分がしたいことを追求するために、定年まで働かずに退職すること。
- 節約生活(Frugal Living): 支出を最小限に抑え、節約生活を送ること。
FIREには、個人に合わせたライフスタイルを構築できる柔軟性がある反面、貯蓄に長期間を費やすことや、投資でリスクを取ることが必要なため、成功するまでに多大な時間と努力が必要です。
FIREを目指す場合には、予想外の事態が発生した場合に備え、十分なリスクマネジメントをする必要もあります。
また、FIREは1種類ではなく、以下のような分類があります。
- Lean FIRE
- Fat FIRE
- Barista FIRE
- Coast FIRE
- Barbell FIRE
- サイドFIRE
それぞれ解説します。
FIREの種類①Lean FIRE
最低限の生活費でFIREを達成することを目指すタイプです。
生活費を極力抑え、節約を徹底することで、より早期にFIREを達成しようとする考え方です。
FIREの種類②Fat FIRE
FIRE後も豊かな生活を送ることを目指すタイプです。
FIRE後も高い生活水準を維持するため、多くの資産を必要とします。
莫大な資産を持ち、節約しないで好きにお金を使うFIREがFat FIREです。
FIREの種類③Barista FIRE
FIRE後も働き続けることを想定し、少ない収入でも十分な生活を維持できるようにするタイプです。
FIRE後も副業やアルバイトなどの仕事を続けることで、余裕のある生活を維持しようとする考え方です。
FIREの種類④Coast FIRE
一定の貯蓄額に達した後は、そのまま現状維持でFIREを目指すタイプです。
これ以上貯蓄することはせず、収入と支出をバランスよく調整しながら、将来的なFIREを目指します。
FIREの種類⑤Barbell FIRE
FIRE前に一定のキャッシュフローを確保し、その後はリスクを取った投資を行うことで、より大きな資産を目指すタイプです。
リスクを取りつつも、最小限の支出で生活費を賄うことで、FIREを達成することを目指します。
FIREの種類⑥サイドFIRE
サイドFIRE(セミリタイア)とは、資産運用の運用益で生活のほとんどをまかないながら、労働収入も得るFIREのことです。
自由な働き方なので、多くの人が目指しているFIREです。
では、インデックス投資でFIREすることはできるのでしょうか。
インデックス投資とは?
インデックス投資とは、株価指数を代表する投資信託などを通じて市場全体を投資する投資方法です。
インデックス投資は、個別株の株価変動に比べてリスクが少ないとされており、長期的な投資に適しています。また、手数料やコストも低く、投資初心者でも始めやすい投資です。
インデックス投資には以下の9種類があります。
- 国内債券
- 海外債券(先進国)
- 海外債券(新興国)
- 海外債券(ハイイールド)
- 国内株式
- 海外株式(先進国)
- 海外株式(新興国)
- 国内REIT
- 海外REIT
インデックス投資でおすすめの銘柄は、全世界株式(オール・カントリー)、米国の株価指数であるS&P 500や、欧州株価指数であるEuro Stoxx 50などがあります。
インデックス投資の始め方やメリット・デメリットについては以下の記事で解説しています。
また、インデックス投資では、「入金力が全て」と言われることがあります。投資に回すことができるお金を増やしたい人や、インデックス投資の投資シミュレーションについて知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。
インデックス投資でFIREすることはできるか
結論から言うとインデックス投資でFIREすることは可能です。
インデックス投資でFIREするために必要な金額は、個人の生活費やライフスタイル、将来の目標や希望する退職時期によって異なりますが、一般的には、以下のような考え方となります。
FIREの基本的な考え方は、年間支出額を25倍程度の貯蓄額を達成し、その貯蓄額から生活費を捻出することです。
年間支出が300万円である場合、25倍であれば7500万円、30倍であれば9000万円程度が目安となります。ただし、これはあくまでも一例であり、実際の必要資産額は個人の目標やライフスタイル、年齢、収入などによって変わるため、自己の状況に合わせた目標設定が必要です。
個人の目標設定の仕方がわからないという人はマネプロに相談することをおすすめします。
以下の表で1人暮らし、2人世帯、3人家族、4人家族、5人家族の生活費平均をまとめました。
世帯 | 1カ月間の生活費平均 | FIREするために必要な資産 |
---|---|---|
1人暮らし | 155,912円 | 4800万円 |
2人世帯 | 245,278円 | 7500万円 |
3人家族 | 284,334円 | 8400万円 |
4人家族 | 315,402円 | 9600万円 |
5人家族 | 336,009円 | 1億200万円 |
1人暮らしの場合は、1ヶ月の生活費の平均が155,912円となるので、FIREするためには4800万円の資産が必要となります。
一方5人家族でFIREしようと考えたら、1ヶ月の生活費の平均が336,009円となるので、FIREするためには1億200万円の資産が必要となります。
このようにライフスタイルや毎月の生活費によって必要な資金が異なります。
インデックス投資でFIREを達成するには何年かかる?
FIREを達成するために必要な年数は、個人の目標やライフスタイル、年齢、収入などによって異なります。
FIREをするための書籍では、20年以上の中長期投資をしてFIREを達成することを目指すと書かれていることが多いです。
これは、「20代で始めて40代でのFIREを目指す」「30代で始めて50代でのFIREを目指す」「30~40代で始めて定年退職後の資産形成を目指す」といったものです。
そのためインデックス投資でFIREしたいと考えるなら、20年以上投資を続けることを念頭に入れて投資するようにしましょう。
30年の積み立てシミュレーションは以下の記事で解説しているので、興味のある人はチェックしてみてください。
10年以内にFIREしたい場合はどうしたらいい?
もし10年以内にFIREしたいと考えているなら以下の6つに取り組む必要があります。
- ①目標設定を明確にする
- ②支出を抑えて生活する
- ③投資をおこなう
- ④副業を始めて入金力を高める
- ⑤節税対策を行う
- ⑥転職して本業の収入を増やす
それぞれについて解説します。
①目標設定を明確にする
FIREを10年で達成するために必要な金額を目標とし、必要な支出や貯蓄額を明確にしましょう。
自分1人で目標設定をすることが難しいなら、プロに手伝ってもらうのもひとつの手です。
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②支出を抑えて生活する
FIREを達成するためには、支出を抑えることが必要です。
無駄な支出を削減し、必要な支出を最小限に抑えることで、貯蓄額を増やすことができます。
今から始めることができる節約術としては以下のようなことが挙げられます。
- キャッシュレス決済を利用する
- 家計簿(アプリ)をつける
- 先取り貯蓄をする
- 外食をやめて自炊をする
- ふるさと納税を活用する
- ガス・電力会社を選び直す
- 省エネ家電に買い替えて電気代を節約する
- 携帯を格安SIMにする
- フリマアプリで不要なものを売る
必要以上の節約をすると精神的に負担になってしまうので、無理なくできる範囲での節約をしましょう。
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③投資をおこなう
FIREを10年で達成するためには、投資を行いましょう。
FIREを目指すために有効な投資としては次のようなものがあります。
- インデックス投資
- 米国株式投資
- 不動産投資
- 株式投資信託
以上のような投資方法を組み合わせ、運用成績を上げることがFIRE達成につながります。
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④副業を始めて入金力を高める
FIREを10年で達成するためには、副業を始めて入金力を高めることも大切です。
以下の記事でおすすめのクラウドソーシングサイトを紹介しているので参考にしてください。
特におすすめのクラウドソーシングサイトは「クラウドテック」です。
ぜひ一度登録してどのような案件があるかチェックしてみてくださいね。
⑤節税対策を行う
FIREを10年で達成するためには、税金対策を行うことも大切です。
節税対策に力を入れることで、貯蓄や投資に回せるお金を増やすことができます。
⑥転職して本業の収入を増やす
本業の収入を上げることもFIREを目指す人には有効です。
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そのため、自身の経験やスキルが客観的にどう評価されるのかを知るよい機会となります。
まだ転職を本格的に考えていなくても、自身の評価・市場価値を知るために登録している人も多いので、ビズリーチに登録して、自身の経験・スキルへの評価を把握してみてはいかがでしょうか。
インデックス投資を始めるときにおすすめの証券会社
投資を始める時におすすめの証券会社を紹介します。
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SBI証券は業界トップのシェア率を誇っており、手数料が格安という特徴があります。
手数料には「スタンダードプラン」「アクティブプラン」の2つのプランがあり、スタンダードプランの手数料は55円〜、アクティブプランは1日の約定代金が100万円までなら無料です。プランは途中で変更が可能なので、投資スタイルに合わせて好きなプランを選択しましょう。
なお、以下の条件を満たすと国内株式売買手数料が無料(ゼロ革命)となります。
- インターネットコースまたは、インターネットコース(プランC)のお客さま
- 電子交付サービス申込済で当社所定の電子交付設定を行っているお客さま
また、外国株式を全部で9カ国扱っており、証券会社の中では最多となっています。
- 米国株式
- 中国株式
- 韓国株式
- ベトナム株式
- ロシア株式
- インドネシア株式
- シンガポール株式
- タイ株式
- マレーシア株式
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また、SBI証券は1株から取引できるS株(単元未満株)も取り扱っているので、高配当株の投資にもおすすめです。
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まとめ:インデックス投資でもFIREを目指すことは可能
本記事ではインデックス投資でFIREを目指すことができるのかについて解説しました。
結論は20年以上の長期投資を継続することができれば、FIREすることも可能です。
20年以上投資することが難しいという人は、以下の5つをしっかり実行するようにしてください。
- ①目標設定を明確にする
- ②支出を抑えて生活する
- ③投資をおこなう
- ④副業を始めて入金力を高める
- ⑤節税対策を行う
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