おすすめの給与振込口座ランキング！メガバンクとネット銀行どっちがいい？

社会人になるとほとんどの人がお給料を銀行口座に振り込んでもらうことになりますが、ほとんどの会社で給与振込口座を自分で指定できます。

給与振込口座に指定するとATMや振込を無料で利用できる機会が増えたり、独自のポイントが付与されたりとお得に利用することができます。

本記事では、給与振込口座を選ぶ際のポイントと給与振込口座にネット銀行を選ぶメリット・デメリット、給与振込口座にメガバンクを選ぶメリット・デメリット、おすすめの給与振込口座ランキングについて解説します。

「三菱東京UFJ銀行」「みずほ銀行」「三井住友銀行」の3大メガバンクやゆうちょ銀行とネット銀行のどちらがいいか悩んでいる人は最後まで読み進めてください。

給与振込口座を選ぶ際の3つのポイント

社会人になるとほとんどの人がお給料を銀行口座に振り込んでもらうことになりますが、ほとんどの会社で給与振込口座を自分で指定できます。

給与振込口座を選ぶ際の3つのポイントは以下の通りです。

それぞれについて解説します。

ポイント①手数料の無料回数や値段を確認する

給与振込口座は1番利用する「メインバンク」となるケースが一般的です。

そのため、ATMの出金手数料の無料回数や値段を確認することが大切です。

ポイント②金利が高いかどうかを確認する

給与振込口座として利用する銀行口座は、貯蓄口座としても利用されることがあります。

そのため、高い金利を提供している銀行を選ぶことで、僅かながらも金利収入を得ることができます。

メガバンクや地方銀行などの普通預金の金利は0.001%ですが、一部のネット銀行では金利0.1%以上の場合もあります。

普通預金に預けて増える金額はそこまで多くはありませんが、リスクがほどんどないので金利が高いネット銀行を選ぶことをおすすめします。

ポイント③利便性が高いか確認する

給与振込口座はメインバンクとなるため、ATMを利用することも多いでしょう。

24時間利用可能なATMやスマートフォンから簡単に振込ができる銀行を給与振込口座にすれば、ストレスなく利用することができます。

また、店舗が近くにある銀行も、緊急時などに安心です。

銀行間で振込を行う場合には、パートナーシップを結んでいる銀行を選ぶと便利に利用できます。

ネット銀行を給与振込口座にするメリット

ネット銀行を給与振込口座にするメリットは以下の通りです。

それぞれについて解説します。

メリット①高い利便性

ネット銀行は利便性の高さが最大の魅力です。

インターネットに接続できる環境さえあれば、場所や時間を問わずに銀行取引が可能です。

深夜や休日、出張先や自宅といった通常の銀行業務の範囲外でも、24時間365日サービスを提供しています。

通常の銀行の窓口が閉まっていても、すぐにお金を振り込む必要がある場合や、外出先で突然残高を確認したいといった状況でも、ネット銀行を利用することができます。

メリット②手数料が安い・無料

ネット銀行は物理的な店舗を持たないため、運営コストが一般の銀行と比べて大幅に低いという特徴があります。

その結果、取引手数料が無料の銀行も多いです。

以下にメガバンクとネット銀行の手数料の比較表を作成しました。

金融機関	手数料
楽天銀行	無料 〜 220円
住信SBIネット銀行	無料 〜 110円
auじぶん銀行	無料 〜 110円
三井住友銀行	220 〜 330円
みずほ銀行	110 〜 220円

ネット銀行の方が手数料が安くなっていることがわかりますね。

そのため、頻繁に送金を行うユーザーにネット銀行の利用はおすすめだと言えるでしょう。

メリット③金利が高い

経費が抑えられるネット銀行は、その分を利息が高いというメリットがあります。

特に定期預金などの金利は顕著で、資産運用の一環としてネット銀行の活用を検討するユーザーも少なくありません。

以下に金利の高い銀行の一覧をまとめました。

最大金利	おすすめネット銀行
0.2%	・auじぶん銀行 ・SBI新生銀行 ・あおぞら銀行 BANK口座
0.11%	・GMOあおぞらネット銀行 証券コネクト口座
0.1%	・UI銀行 普通預金 ・楽天銀行 マネーブリッジ ・東京スター銀行 スターワン口座 ・イオン銀行 ・みんなの銀行
0.01%	・住信SBIネット銀行 SBIハイブリッド預金

メリット④簡単に口座開設できる

ネット銀行では、ウェブサイト上で口座開設の手続きが可能なため、実際に店舗に行く必要がありません。

身分証明書の写真をアップロードし、必要な情報を入力すれば、自宅にいながらにして口座開設が可能です。

ネット銀行を給与振込口座にするデメリット

ネット銀行の利便性と手数料の安さには魅力がありますが、一方でデメリットも存在します。

それぞれについて解説します。

デメリット①直接会ってサービスを受けることができない

ネット銀行は物理的な店舗を持たないため、銀行員と直接会ってサービスを受けることができないというデメリットがあります。

問題が発生した時や複雑なサービスを利用したい時には、電話やチャットなどでサポートを受けることができますが、直接相談に乗ってもらえないことに不便に感じる人には、ネット銀行はおすすめできません。

デメリット②インターネット接続が必要

ネット銀行のサービスはすべてオンライン上で行われます。

なので、インターネットへの接続ができない時や、障害が発生している時には、取引ができないなどの不便さを感じることがあります。

デメリット③セキュリティリスクがある

ネット銀行は、オンライン上での取引が主なサービスとなるため、ハッキングやフィッシングといったサイバーセキュリティのリスクがあります。

個人の情報を保護するために、パスワード管理や二段階認証などのセキュリティ対策を行いましょう。

デメリット④ATM利用時の手数料が高いケースがある

一部のネット銀行では、他行のATMを利用した際に相場よりも高い手数料が発生する場合があります。

店舗を持たないネット銀行は自社のATMが存在しないため、現金が必要な場合には他行のATMを利用せざるを得ません。

ネット銀行によっては一定の回数まで他行ATMの手数料を補填するサービスを提供している場合もあるので、ネット銀行で口座開設を検討している際には事前に手数料を確認するようにしてください。

メガバンクを給与振込口座にするメリット

メガバンクを給与振込口座にするメリットは以下の通りです。

ひとつずつ解説します。

メリット①日本全国に支店があり対面サービスを受けることができる

メガバンクを給与振込口座にする最大のメリットは、日本全国に支店があるということです。

メガバンクは都市部から地方まで支店を持っているため、移動が多い方や地方に住んでいる方でも安心して利用できます。

また、支店があることで直接窓口での取引が可能で、対面での質問や相談ができるため、初めての取引や複雑な手続きをする際には便利です。

加えて、支店が全国にあるということは、ATMも全国に分布しているということを意味します。

これにより、現金が必要な時でもすぐに引き出すことが可能です。

メリット②すでに口座を持っている場合は新たに開設する必要がない

メガバンクのもう一つの大きなメリットは、すでに口座を持っている場合、新たに口座を開設する手間が省ける点です。

メガバンクは、多くの人が既に何らかの形で利用していることが多いです。

そのため、給与振込口座として使用するために新規に口座を開設する必要がありません。

口座開設は手間と時間がかかる作業であり、身分証明書を揃え、銀行に足を運び、手続きを待つなど、それなりの手間がかかります。

すでに口座を持っている場合は新たに開設する必要がないというのはメリットだと言えるでしょう。

メガバンクを給与振込口座にするデメリット

メガバンクを給与振込口座にするデメリットは以下の通りです。

それぞれ解説します。

デメリット①ATMを無料で使える時間帯に制限がある

メガバンクを給与振込口座にするデメリットとして、ATMの無料利用時間帯に制限があることが挙げられます。

一般的にメガバンクでは、自行ATMの使用は日中の特定時間帯に限定され、夜間や休日の利用は手数料がかかります。

これに対して、ネット銀行では、24時間365日、自行ATMを手数料無料で利用できることが多いです。

頻繁に夜間や休日にATMを利用するなら、メガバンクではなくネット銀行がおすすめです。

デメリット②振込手数料が高い

振込手数料が高いのもデメリットです。

一般的に、メガバンクの振込手数料は、ネット銀行や地方銀行と比較して高い傾向にあります。

銀行名	条件なしでの無料回数	他行宛：3万円未満（税込）	他行宛：3万円以上（税込）
みずほ銀行	なし	窓口：710円 ATM：270円 ネット：150円	窓口：880円ATM：330円ネット：320円
三菱UFJ銀行	なし	窓口：594円 ATM：209円 ネット：154円	窓口：770円ATM：330円ネット：220円
三井住友銀行	なし	窓口：605円 ATM：165円 ネット：165円	窓口：770円ATM：330円ネット：330円
りそな銀行	なし	窓口：770円 ATM：440円 ネット：165円
ゆうちょ銀行	なし	窓口：660円 ATM：220円 ネット：165円 ※5万円未満の場合	窓口：880円 ATM：440円 ネット：165円※5万円以上の場合

デメリット③預金金利がネット銀行と比較すると100倍低い

メガバンクは預金金利が低いというデメリットもあります。

給与振込口座をそのまま貯蓄口座として利用して、貯金額を増やしたいと考えているなら金利は高い銀行を選ぶべきです。

最大金利	おすすめネット銀行
0.2%	・auじぶん銀行 ・SBI新生銀行 ・あおぞら銀行 BANK口座
0.11%	・GMOあおぞらネット銀行 証券コネクト口座
0.1%	・UI銀行 普通預金 ・楽天銀行 マネーブリッジ ・東京スター銀行 スターワン口座 ・イオン銀行 ・みんなの銀行
0.01%	・住信SBIネット銀行 SBIハイブリッド預金

給与振込口座におすすめな銀行

給与振込口座におすすめなネット銀行を紹介します。

1位：UI銀行

UI銀行はきらぼしグループが運営しているデジタルバンクです。

UI銀行の「UI」は、「あなた（U=You）と私（I）＝わたしたち）」の頭文字をとったものです。

最大20回まで振込・出金手数料が無料となっているので、普段からATMを利用している人におすすめのデジタルバンクです。

会社名	株式会社UI銀行（ユーアイ銀行）
取扱商品	普通預金、定期預金、UIプラス（優遇サービス）、スマホATM　など
振込・出金手数料	最大20回まで無料
開業日	2022年1月4日
出資比率	株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ100％
銀行コード	0044

2位：GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞら銀行は、口座を複数持つことができ、資金ごとに分けて預金することができるネット銀行です。

他行振込手数料も月最大15回まで無料なため、手数料を抑えて利用したい人におすすめです。

普通預金金利	0.001%〜0.110%
定期預金金利	0.02%〜0.03%
ATM手数料 (入金)	何度でも0円 (ゆうちょ銀行、セブン銀行、イオン銀行)
ATM手数料 (出金)	月2回〜15回まで無料（その後110円/回） (ゆうちょ銀行、セブン銀行、イオン銀行)
振込手数料	・GMOあおぞらネット銀行宛：0円 ・他行宛：月1回〜15回まで無料（その後157円/回）
外貨預金金利	・米ドル：0.200% ・ユーロ：0.001% ・南アフリカランド：2.050%

3位：楽天銀行

楽天銀行は1400万口座を突破した人気のあるネット銀行です。

楽天経済圏に住んでいる人や楽天カードを利用している人には必須のネット銀行です。

普通預金金利	0.04％ 0.1％（楽天証券との連携時）
定期預金金利	0.02％～0.12％
ATM入出金手数料	【セブン銀行・イオン銀行・ステーションATM Patsat】 3万円以上の入金：0円 3万円未満の入金：220円 出金：220円 【上記以外の金融機関】 3万円以上の入金：0円 3万円未満の入金：270円 出金：270円
ATM入出金手数料 無料回数	月1回～月7回 （「ハッピープログラム」の会員ステージで変動）
振込手数料	自行：無料 他行：145円（税込）
振込手数料 無料回数	月1回～月3回 （「ハッピープログラム」の会員ステージで変動）
外貨預金金利	・米ドル：0.001% ・ユーロ：0.001% ・南アフリカランド：0.500%

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4位：東京スター銀行

東京スター銀行は給与振込で普通預金金利が100倍などメリットがあるネット銀行です。

普通預金金利	0.001%〜0.100%
定期預金金利	0.002%〜0.25%
ATM手数料 (入金)	何度でも0円 (東京スター銀行、セブン銀行、ゆうちょ銀行)
ATM手数料 (出金)	・何度でも0円 (東京スター銀行、東京スター銀行内のセブン銀行、通常時間帯) ・月8回まで実質無料 (ゆうちょ銀行、メガバンク、コンビニなど)
振込手数料	・東京スター銀行宛：0円 ・他行宛：実質3回まで0円 ※他行宛で実質3回まで0円になるには、 取引明細書を「郵送なし」に設定している必要があります。
外貨預金金利	・米ドル：0.001% ・ユーロ：0.001% ・南アフリカランド：0.500%

5位：SBI新生銀行

SBI新生銀行は、提携コンビニATMで出金手数料がいつも0円になるネット銀行です。

SBI証券やマネックス証券で投資を行なっている人には特におすすめのネット銀行です。

普通預金金利	0.001%〜0.002%
定期預金金利	0.001%〜0.002%
ATM手数料 (入金)	・無料
ATM手数料 (出金)	・110円 ・シルバーステージ以上でなんどでも0円
振込手数料	・105円〜314円
外貨預金金利	・米ドル：3.00% ・豪ドル：2.50% ・NZドル：2.80%

6位：みんなの銀行

みんなの銀行は福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行を傘下にもつ「ふくおかフィナンシャルグループ」の子会社が運営しているネット銀行です。

普通預金金利	0.001%
貯蓄預金金利	0.1%〜0.3%
ATM手数料 (入金)	​無料 （セブン銀行ATM）
ATM手数料 (出金)	月3回〜18回まで​無料 （セブン銀行ATM・25歳以下） 月15回無料〜110円/回 （セブン銀行ATM・26歳以上）
振込手数料	月3回〜13回まで​無料、その後200円/回 （セブン銀行ATM・25歳以下） 月10回無料〜200円/回 （セブン銀行ATM・26歳以上）

招待コードを入力して口座開設を行うと翌日に1000円がもらえるので、ぜひ口座開設してみてくださいね。

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給与振込口座を選ぶときの注意点

給与振込口座を選ぶときの注意点は以下の通りです。

それぞれについて解説します。

給与振込口座を選ぶときの注意点①入出金手数料・振込手数料の金額や取引無料回数

給与振込口座を選ぶ際には、手数料を確認しましょう。

入出金や振込の手数料は100円程度のところが多いですが、利用すればするだけお金がかかってしまいます。

振り込み回数が多い方や、ATMの利用回数が多い方は、きちんと手数料を確認するようにしてください。

給与振込口座を選ぶときの注意点②普通預金・定期預金の金利

預金金利が高ければ高いほど、お金を預けてもらえる”お返し”が大きくなります。ネット銀行は店舗を構えていないため、コストを抑えられるメリットがあり、その分金利がお得です。

例えば、UI銀行の円定期預金は年0.30％（税引後年0.239％）と高水準です。できるだけお得に銀行を利用したいなら、こうした高金利のネット銀行を選ぶといいでしょう。

給与振込口座を選ぶときの注意点③利用可能な提携ATMの数

給与振り込み口座からお金を引き出すことも多いでしょう。

利用可能な提携ATMの数が多ければ、不便さを感じずに利用できます。自宅や職場の近くに提携しているATMがあると、入出金も楽ちんです。

給与振込口座を選ぶときの注意点④証券口座と連携できるか

証券会社の口座と連携することができる銀行もあります。普通預金口座から証券口座へスムーズに資金移動ができるため、投資を行っている人は証券口座と連携できるかどうかをチェックしましょう。

例えば、楽天銀行なら楽天証券との連携が可能で、簡単に資金移動ができます。

以下の表に提携している証券会社の一覧をまとめました。

銀行	提携証券会社
楽天銀行	楽天証券
住信SBIネット銀行	SBI証券
三井住友銀行	SMBC日興証券

給与振込口座を選ぶときの注意点⑤取引に応じてポイントを貯めることができるか

銀行の中には、入出金や振込の取引に応じてポイントが付与されるサービスがあります。

給与振込口座として選んだ銀行では、振り込みや出金、入金などの取引をたくさん行うことになるでしょう。

取引に応じてポイントを貯めることができる銀行を選べば、少しだけおトクに生活できます。

給与振込口座を選ぶときの注意点⑥セキュリティ対策がきちんとされているか

不正アクセスや個人情報の漏洩リスクを避けるため、銀行ではさまざまな対策が講じられています。

セキュリティ面が手厚い銀行ならば、安心して利用できますよね。

便利さだけで銀行を選ばずに、セキュリティ対策もきちんと確認しましょう。

おすすめの給与振込口座ランキングまとめ

本記事では、給与振込口座を選ぶ際のポイントと給与振込口座にネット銀行を選ぶメリット・デメリット、おすすめの給与振込口座ランキングについて解説しました。

以下の3つのポイントを意識して、給与振込口座を選んでください。