PayPayカードは、年会費永年無料で通常利用時のポイント還元率が1.5%のクレジットカードです。
Yahoo!ショッピング・LOHACOでの利用でポイント還元率最大5.0%となっているので、PayPay経済圏に住んでいるなら必須のカードと言えるでしょう。
本記事では「PayPayカードにデメリットはあるのか」「PayPayカードにメリットないという噂は本当なのか」「PayPayカードが届いたらすること」を解説します。
PayPayカードの基本情報
PayPayカードの基本情報を以下の表にまとめました。
年会費 | 無料 |
国際ブランド | MasterCard/VISA/JCB |
基本還元率 | 1.5% 最大1.5%ご利用金額200円(税込)ごとに最大1.5%のPayPayポ ※ PayPayカードをPayPayアプリに登録およびPayPa ※出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストア ※ポイント付与の対象外となる場合があります。例)「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「n |
たまるポイント | PayPayポイント |
追加カード | ー |
付帯保険 | ー |
締め日・引き落とし日 | 月末締め・翌月27日払い(27日が土・日・祝日の場合は翌営業日) |
特典 | 新規入会&3回利用で最大5,000円相当のPayPayポイント |
PayPayカードはPayPayポイントが貯まるクレジットカードです。
事前にPayPay残高へチャージすることなく利用できるので、普段からPayPayを利用している人におすすめです。
PayPayカードの4つのデメリット
PayPayカードにはデメリットがあります。
- 海外旅行保険が付帯されていない
- PayPay加盟店を利用しない人にはメリットがない
- プラチナカードはない
- Yahoo!カード会員は新規申し込みできない
それぞれについて解説します。
デメリット①海外旅行保険が付帯されていない
PayPayカードには海外旅行保険が付帯されていません。
そのためPayPayカードで旅行代金を支払ってトラブルに巻き込まれた際には補償がありません。
海外旅行に頻繁に行く人は、PayPayカード以外のカードを利用した方がいいと言えるでしょう。
デメリット②PayPay加盟店を利用しない人にはメリットがない
PayPayカードで貯まるポイントはPayPayポイントです。
PayPayポイントは1ポイント=1円で利用できます。
ただ、PayPayポイントの利用用途は「PayPayが使えるお店」もしくは「ポイント運用」のみとなっています。
そのため、PayPay加盟店を利用しない人にとってはメリットがないカードだと言えるでしょう。
デメリット③プラチナカードはない
PayPayカードには、プラチナカードがありません。
しかし、ゴールドカードはあるので、宿泊施設の割引や空港ラウンジの利用などの優待特典やサービスを受けたい人はPayPayカードゴールドを検討してみてください。
デメリット④Yahoo!カード会員は新規申し込みできない
Yahoo!カードを利用している場合、自動でカードの切り替えがおこなわれるので、新規でPayPayカードを発行することができません。
どうしてもPayPayカードを持ちたいという人は、Yahoo!カードを退会してからPayPayカードを申し込みましょう。
デメリット⑤楽天やAmazonの還元率が低い
PayPayカードは楽天やAmazonを利用した際にもポイント還元率が1%です。
楽天市場なら「楽天カード」を利用することで還元率1%+ポイント3倍となるので、楽天をよく利用するのであれば楽天カードを作成した方がいいと言えるでしょう。
PayPayカードの6つメリット
PayPayカードには、以下の6つのメリットがあります。
- 年会費永年無料
- 最短7分(申込5分、審査2分)で手続き完了
- 通常利用時のポイント還元率は1.0%
- Yahoo!ショッピングとLOHACOでのポイント還元率最大5.0%
- PayPay残高へ直接チャージができる
- ナンバーレスでスタイリッシュなデザイン
それぞれについて解説します。
メリット①年会費永年無料
PayPayカードの年会費は無料です。入会時も次年度以降も一切かかりません。
PayPayカードを作ったけど使わないという場合にも損する可能性がないので、クレジットカード初心者にもおすすめのカードだと言えるでしょう。
メリット②最短7分(申込5分、審査2分)で手続き完了
申し込みから審査完了後、最短7分(申込5分、審査2分)ですぐにクレジットカード番号や有効期限を確認することができます。
そのため、今すぐクレジットカードを使いたいという人におすすめです。
ただし、申し込み時に口座の登録を済ませる必要があるので、すぐに使いたい人はきちんと口座登録を行なっておくようにしてください。
メリット③通常利用時のポイント還元率は1.5%
PayPayカードの通常利用時のポイント還元率は1.5%です。
公共料金や税金での支払いでも1.5%還元されるので、お得に公共料金や税金を支払いたいという人におすすめです。
メリット④Yahoo!ショッピングとLOHACOでのポイント還元率最大5.0%
PayPayカードを、Yahoo! ショッピングやLOHACOで使うと、最大5.0%のポイントが貯まります。
5.0%還元の内訳
- PayPayカードの利用:1.0%(※1)
- Yahoo!ショッピング・LOHACOでの指定支払い:+3.0%(※1※2)
- ストアポイント・LOHACOポイント:+1.0%
(※1)出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。
(※2)開催期間:2022年10月12日(水)~終了日未定(終了1カ月前に告知)。詳細はこちら。
(※3) 2023年7月1日(土)より、ご利用金額200円(税込)ごとの付与。
(※4 )Yahoo!ショッピングでの商品購入時のみ利用可。有効期限あり。一部ストアではご利用不可。
(※5) 対象金額に対して付与されます。その他付与上限、条件あり。
(※6) 2023年12月1日(金)よりPayPayポイント付与にYahoo! JAPAN IDとLINEアカウントの連携が必要です。未連携の場合はヤフーショッピング商品券で付与されます。
Yahoo!ショッピングとLOHACOをよく利用する人にはメリットのあるカードだと言えます。
メリット⑤PayPay残高へ直接チャージができる
PayPayの支払い方法は、PayPay残高のチャージとクレジットカード決済の2種類があります。
このPayPay残高に直接チャージできるクレジットカードは現在PayPayカードのみとなっているので、クレジットカードからチャージして利用したい人におすすめのカードです。
メリット⑥ナンバーレスでスタイリッシュなデザイン
PayPayカードはナンバーレスでスタイリッシュなデザインとなっています。
ナンバーレスなので、盗み見をされて不正利用されるリスクが限りなく少なくなっています。
スタイリッシュでセキュリティも担保されたカードを利用したいならPayPayカードはおすすめです。
PayPayカードにメリットないというのは本当?
PayPayカードにメリットがないというのは誤りです。
PayPayカードには、以下の6つのメリットがあります。
- 年会費永年無料
- 最短7分(申込5分、審査2分)で手続き完了
- 通常利用時のポイント還元率は1.0%
- Yahoo!ショッピングとLOHACOでのポイント還元率最大5.0%
- PayPay残高へ直接チャージができる
- ナンバーレスでスタイリッシュなデザイン
ただし、PayPayが利用できるお店を利用しないのであれば、このメリットを享受することができないので、メリットがないという感想になってしまうでしょう。
PayPayカードの申し込み方法
PayPayカードの申し込み方法は以下の通りです。
PayPayカード公式サイトからQRコードを読み取る
スマホの場合は、PayPayカード公式サイトから申し込みができます。
「申し込む」ボタンを押す
Yahoo! JAPAN IDが必要なので注意してください。
申込者の情報を入力する
必要情報を入力しましょう。
口座登録する
引き落とし口座の登録を行います。
審査通過後、利用開始
PayPayカードが届いたらすること
PayPayカードが届いたらカードの裏面に署名を行ってください。
また、カード申し込み時に、預金口座振替依頼書での口座登録をご希望された方は初回登録が必要です。
以下の手順で初回登録を行ってください。
- PayPayアプリの会員メニュー(ウェブ)にアクセス
- カード裏面に記載のお問い合わせ番号を入力する
- [利用開始]をタップし完了
また、ウェブからカードを申し込みを行い、PayPayポイントなどの特典を受け取るには、PayPayアカウントとYahoo! JAPAN IDの連携が必要です。
以下の手順で連携を行ってください。
- ホーム画面の[アカウント]をタップ
- [外部サービス連携]を選択
- [Yahoo! JAPAN ID 連携する]を選択
- 連携するYahoo! JAPAN IDを設定(ログイン)する
参考:カード受け取り後に必要な手続きはありますか
参考:Yahoo! JAPAN IDとの連携方法が知りたい
PayPayカードに関するよくある質問
- PayPayカードのメリット・デメリットは?
-
PayPayカードのメリット・デメリットは以下の通りです。
- 年会費永年無料
- 最短7分(申込5分、審査2分)で手続き完了
- 通常利用時のポイント還元率は1.0%
- Yahoo!ショッピングとLOHACOでのポイント還元率最大5.0%
- PayPay残高へ直接チャージができる
- ナンバーレスでスタイリッシュなデザイン
- 海外旅行保険が付帯されていない
- PayPay加盟店を利用しない人にはメリットがない
- プラチナカードはない
- Yahoo!カード会員は新規申し込みできない
- PayPayカードとヤフーカードに違いはある?
-
PayPayカードは付与ポイントが、PayPayポイントです。
一方Yahooカードは付与ポイントがTポイントとなります。
- PayPayカードの審査はどのくらいかかりますか?
-
申し込みから審査完了まで最短7分で終わります。
今すぐクレジットカードを作りたい人にもおすすめです。
- PayPayカードの審査は厳しいですか?
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一般的に、PayPayカードの入会審査はあまり厳しくないと言われています。
審査に落ちてしまった場合には、みんなの銀行のデビットカードの利用もおすすめです。
みんなの銀行は怪しい?危険?口コミ・評判とメリット・デメリットも解説 最近人気を集めているみんなの銀行ですが、「怪しいのでは?」「危険なんじゃないか」と感じている人も多くいるようです。結論から言うと、みんなの銀行は怪しくありません。本記事ではみんなの銀行の基本情報から良い評判・悪い評判について解説します。 - PayPayカードの締め日はいつですか?
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PayPayカードの利用代金は、毎月月末締め、翌月27日 (27日が土・日・祝日の場合は翌営業日)の支払いです。
- PayPayカードの明細はどこから確認できますか?
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PayPayカード利用明細は、PayPayカード会員メニュー下部にある「利用明細」から確認できます。
- PayPayカードでTポイントは貯まりますか?
-
PayPayカードで貯まるポイントはPayPayポイントなので、Tポイントは貯まりません。
PayPayのポイントを効率よく貯めるためにPayPayカードを作ろう
PayPayカードは、唯一PayPayに直接チャージができるカードです。
PayPay加盟店およびクレジットカード加盟店で利用ができ、年会費永年無料となっています。
PayPayポイントを効率よく貯めたいなら、PayPayカードを作成することがおすすめです。
また、2023年8月1日(予定)以降、PayPayを利用したお支払いの際にPayPayカード株式会社が発行するクレジットカード(「PayPayカード」「PayPayカード ゴールド」)以外のクレジットカードを利用した決済はできなくなります。
そのため、PayPayをお得に利用したいならPayPayカードを作っておくといいでしょう。
まとめ:PayPayカードのデメリットを知って発行するか決めよう
本記事では「PayPayカードにデメリットはあるのか」「PayPayカードにメリットないという噂は本当なのか」「PayPayカードが届いたらすること」について解説しました。
PayPayカードのデメリットは以下の通りです。
- 海外旅行保険が付帯されていない
- PayPay加盟店を利用しない人にはメリットがない
- プラチナカードはない
- Yahoo!カード会員は新規申し込みできない
デメリットよりもメリットの方が大きいと感じたら、PayPayカードを発行するようにしてください。
PayPayを最大限お得に利用したいなら、以下の記事もご覧ください。