投資初心者におすすめと言われるインデックス投資ですが「インデックス投資とは?」「インデックス投資についてわかりやすく教えて欲しい」「インデックス投資のメリット・デメリットが知りたい」という人もいるかと思います。
本記事では、インデックス投資の基礎知識から、メリット・デメリット、始め方について解説します。
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インデックス投資とは?
インデックス投資とは、株価指数を代表する投資信託などを通じて市場全体を投資する投資方法です。
インデックス投資は、個別株の株価変動に比べてリスクが少ないとされており、長期的な投資に適しています。また、手数料やコストも低く、投資初心者でも始めやすい投資です。
インデックス投資には以下の9種類があります。
- 国内債券
- 海外債券(先進国)
- 海外債券(新興国)
- 海外債券(ハイイールド)
- 国内株式
- 海外株式(先進国)
- 海外株式(新興国)
- 国内REIT
- 海外REIT
インデックス投資でおすすめの銘柄は、全世界株式(オール・カントリー)、米国の株価指数であるS&P 500や、欧州株価指数であるEuro Stoxx 50などがあります。
インデックス投資の始め方やメリット・デメリットについては以下の記事で解説しています。
また、インデックス投資では、「入金力が全て」と言われることがあります。投資に回すことができるお金を増やしたい人や、インデックス投資の投資シミュレーションについて知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。
インデックス投資と投資信託の違いとは?
インデックス投資と投資信託の違いとしては以下の5つがあります。
- 投資対象
- 運用方法
- 管理費用
- ポートフォリオ
- リターン
一つずつ解説します。
インデックス投資と投資信託の違い①投資対象の違い
インデックス投資は、特定の市場指数(例えば日経平均株価やS&P500)を再現することを目的としています。一方、投資信託は、投資家のニーズに合わせて、様々な資産クラス(株式、債券、不動産、商品など)に投資することができます。
インデックス投資と投資信託の違い②運用方法の違い
インデックス投資は、特定の指数に基づいて銘柄を選択し、ポートフォリオを構成します。一方、投資信託は、ファンドマネージャーが銘柄の選択やポートフォリオの管理を行い、市場環境や投資家のニーズに合わせてポートフォリオを組み替えることがあります。
インデックス投資と投資信託の違い③管理費用の違い
一般的に、インデックス投資は、ファンドマネージャーの手数料が低く、管理費用が安価です。一方、投資信託は、ファンドマネージャーによる運用が必要なため、その分の手数料が必要になります。
インデックス投資と投資信託の違い④ポートフォリオの違い
インデックス投資は、再現する市場指数に沿って銘柄を選択しているため、ポートフォリオは比較的にシンプルです。一方、投資信託は、ファンドマネージャーが自由に銘柄を選択するため、ポートフォリオは多岐にわたる場合があります。
インデックス投資と投資信託の違い⑤リターンの違い
インデックス投資は、特定の市場指数の成績に追随するため、市場全体の動向に従ってリターンが変動します。一方、投資信託は、ファンドマネージャーのスキルや運用方針によってリターンが変動します。
インデックス投資の始め方
インデックス投資は以下のステップで始めることができます。
- 証券口座の開設
- インデックスファンドを選ぶ
- 投資する
それぞれについて解説します。
ステップ①証券口座の開設
インデックス投資を始めるためには、まずは証券口座の開設を行いましょう。
「SBI証券」「楽天証券」「auカブコム証券」「マネックス証券」の比較表を以下にまとめまし。
毎月5万円以下の投資となるなら、マネックス証券での口座開設がおすすめです。
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ステップ②インデックスファンドを選ぶ
口座解説が完了したら投資するインデックスファンドを選びましょう。
人気のあるインデックスファンドは以下の通りです。
順位 | ファンド名 | 投資先の国/地域 | 対象インデックス |
---|---|---|---|
1 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 米国 | S&P500 |
2 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | グローバル (日本・新興国を含む) | MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス |
3 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | グローバル (除く日本) | MSCIコクサイ・インデックス |
4 | SBI・V・S&P500インデックス・ファンド (愛称:SBI・V・S&P500) | 米国 | S&P500 |
5 | <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | グローバル (除く日本) | MSCIコクサイ・インデックス |
初心者の方は、広範な分散投資ができるインデックスファンドで積立投資がおすすめです。
ステップ③投資する
投資する銘柄が決まったら、証券口座に入金して購入を行いましょう。
マネックス証券で積立申込みを行えば、最初に設定をするだけであとは自動的に積立を行ってもらえます。
インデックス投資のメリット
インデックス投資のメリットとしては次の内容が挙げられます。
- 分散投資ができる
- 管理費用が安い
- 長期投資に向いている
- ポートフォリオがシンプルなため管理が楽
- 透明性が高い
それぞれについて解説します。
メリット①分散投資ができる
インデックス投資は、複数の企業や業種など、複数の投資対象に分散して投資することができます。
分散投資をすることで特定の企業や業種の不振によるリスクを低減することができます。
メリット②管理費用が安い
インデックス投資は、ファンドマネージャーが銘柄の選択やポートフォリオの組み換えを行わないため、その分のコストがかかりません。
そのため、他のアクティブ運用型の投資に比べて、管理費用が低い傾向にあります。
メリット③長期投資に向いている
インデックス投資は、長期的な投資に向いています。
20年や30年の長期投資を継続することができれば、負けるリスクは限りなく少なくなるでしょう。
メリット④ポートフォリオがシンプルなため管理が楽
インデックス投資は、単一のファンドで投資を行うことができます。
そのため、ポートフォリオがシンプルになり管理が楽です。
メリット⑤透明性が高い
インデックス投資は、基準となる指数が公開されているため、投資家はどの銘柄に投資されているか把握することができます。
インデックス投資のデメリット
インデックス投資のデメリットとしては次の通りです。
- アウトパフォームは難しい
- 指数構成銘柄に偏りがある場合もある
- 大幅な下落時の損失を回避できない
- ポートフォリオの変更が個別株より難しい
- ポートフォリオ内に不要な銘柄が含まれる可能性がある
それぞれについて解説します。
デメリット①アウトパフォームは難しい
インデックス投資は、特定の市場指数に追随することを目的としています。
そのため、市場全体のリターンを期待することはできますが、アウトパフォームすることは難しいと言われています。
アウトパフォームは投資成果を表す言葉で、ファンドや個別銘柄、ポートフォリオなどの運用成績がベンチマークとする指標を上回っていることを指します。
デメリット②指数構成銘柄に偏りがある場合もある
指数に採用されている銘柄の業種や地域に偏りがある場合もあります。
デメリット③大幅な下落時の損失を回避できない
市場全体が下落した場合、インデックス投資も同様に下落します。
そのため、大幅な下落時には損失を回避することはできません。
デメリット④ポートフォリオの変更が個別株より難しい
インデックス投資は、再現する市場指数に基づいて銘柄を選択しているため、ポートフォリオの変更が難しいというデメリットがあります。
デメリット⑤ポートフォリオ内に不要な銘柄が含まれる可能性がある
指数に含まれる銘柄のうち、投資家が興味のない銘柄が含まれている場合があります。
インデックス投資の利回りは?
インデックス投資の平均利回りは、投資対象の市場や指数、期間などによって異なり、過去の運用成績は将来の成績を保証するものではありません。
しかし一般的には、インデックス投資は約7〜10%程度の利回りが得られると言われています。
投資信託のカテゴリ別の利回りの平均は以下の通りです。
カテゴリー | 平均利回り(トータルリターン) 3年(年率) |
---|---|
国内大型グロース | 8.98% |
国内大型バリュー | 2.95% |
国内債券 中長期 | 0.53% |
国内REIT | 8.83% |
国際株式 グローバル 除く日本 | 10.55% |
国際債券 グローバル 除く日本 | 3.48% |
国際REIT | 7.13% |
利回りについては以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある人はご覧ください。
インデックス投資のシミュレーションは?
インデックス投資をしたときに将来いくらになるかをシミュレーションを用いて確認することができます。
入金力が10万円の人のシミュレーション
毎月10万円の積立を年利5%で運用したときのシミュレーションが以下の図になります。
20年間積立を行うと、元金が2400万円、運用収益が1710万円となり、合計で4110万円になります。
入金力が20万円の人のシミュレーション
毎月20万円の積立を年利5%で運用したときのシミュレーションが以下の図になります。
20年間積立を行うと、元金が4800万円、運用収益が3420万円となり、合計で8220万円になります。
入金力が30万円の人のシミュレーション
毎月30万円の積立を年利5%で運用したときのシミュレーションが以下の図になります。
20年間積立を行うと、元金が7200万円、運用収益が5131万円となり、合計で1億2331万円になります。
積立金額別のシミュレーションは以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
インデックス投資は投資初心者におすすめ?
インデックス投資は、投資初心者にとっても比較的取り組みやすい投資方法なのでおすすめです。
その理由は、以下のような点が挙げられます。
投資初心者におすすめな理由①単純明快で理解しやすい
インデックス投資は、特定の市場指数に追随することを目的としているため、投資対象となる銘柄や投資戦略が比較的シンプルで、初心者でも理解しやすい特徴があります。
そのため投資初心者にインデックス投資はおすすめです。
投資初心者におすすめな理由②分散投資がかんたん
インデックス投資は、広範な市場指数に投資することを目的としているため、分散投資が簡単にできる点がメリットです。
投資初心者は、ポートフォリオのリスクを抑えるために分散投資を行うことが重要ですが、自己流のポートフォリオ構築には難しさがあるため、インデックス投資はおすすめできます。
投資初心者におすすめな理由③コストが安い
インデックス投資は、投資信託などのアクティブファンドに比べて、運用コストが安いというメリットがあります。
投資初心者にとっては、初期投資のハードルを下げることができます。
そのため投資初心者にインデックス投資はおすすめです。
投資初心者におすすめな理由④長期投資に適している
インデックス投資は、長期的な投資目的に適した投資法であると言われています。
投資初心者は、長期的な投資目的を持って取り組むことが重要であり、インデックス投資はその点でもおすすめできます。
インデックス投資を始めるときにおすすめの証券会社
インデックス投資を始める時におすすめの証券会社を紹介します。
SBI証券 | 手数料が格安
SBI証券は業界トップのシェア率を誇っており、手数料が格安という特徴があります。
手数料には「スタンダードプラン」「アクティブプラン」の2つのプランがあり、スタンダードプランの手数料は55円〜、アクティブプランは1日の約定代金が100万円までなら無料です。プランは途中で変更が可能なので、投資スタイルに合わせて好きなプランを選択しましょう。
なお、以下の条件を満たすと国内株式売買手数料が無料(ゼロ革命)となります。
- インターネットコースまたは、インターネットコース(プランC)のお客さま
- 電子交付サービス申込済で当社所定の電子交付設定を行っているお客さま
また、外国株式を全部で9カ国扱っており、証券会社の中では最多となっています。
- 米国株式
- 中国株式
- 韓国株式
- ベトナム株式
- ロシア株式
- インドネシア株式
- シンガポール株式
- タイ株式
- マレーシア株式
三井住友カードでの積立投資をおこなうと、積立額の0.5%~5.0%相当のVポイントがたまります。クレジットカード積立投資の上限は5万円となるので、三井住友カードを利用すると250円〜2500円お得になります。
また、SBI証券は1株から取引できるS株(単元未満株)も取り扱っているので、高配当株の投資にもおすすめです。
auカブコム証券 | 携帯キャリアがauならおすすめ
auカブコム証券はau経済圏と相性が良いネット証券です。
auカブコム証券では、条件を満たすとPontaポイントが貯まります。
また、「au IDの登録で、現物および信用取引の手数料が1%割引」「auカブコム証券でKDDIの株式を100株以上保有すると、現物および信用取引の手数料が最大15%割引」などauユーザーやKDDI株主向けの特典もあります。
プチ株と呼ばれる1株から投資できるサービスもあるので、高配当株をはじめとした個別株に挑戦してみたい人にもおすすめです。
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ワン株(単元未満株)の買付手数料と投資信託の購入時申込手数料は0円で手数料がかからないのも嬉しいポイントです。インデックス投資+高配当株に挑戦したいという人にもマネックス証券はおすすめです。
また、IPO(新規公開株)の取り扱い銘柄数が多いうえ、完全平等抽選なので投資資金の少ない人でも当選が期待できるので、IPO投資に挑戦したい人にもおすすめです。
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まとめ:インデックス投資を始めて資産形成に取り組もう!
本記事では、インデックス投資の基礎知識から、メリット・デメリット、始め方について解説しました。
投資初心者にインデックス投資はおすすめです。
まだ口座開設を行っていないなら、ぜひマネックス証券で口座開設をしてみてください。
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