インデックス投資を始めようと考えたときに気になるのが「儲からない」という意見ですね。
本記事ではインデックス投資が儲からないと言われる理由、インデックス投資などの投資信託のリターンや利回りの目安を解説します。
インデックス投資で儲かる人の特徴も解説するので、最後まで読み進めてください。
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インデックス投資とは?
インデックス投資とは、株価指数を代表する投資信託などを通じて市場全体を投資する投資方法です。
インデックス投資は、個別株の株価変動に比べてリスクが少ないとされており、長期的な投資に適しています。また、手数料やコストも低く、投資初心者でも始めやすい投資です。
インデックス投資には以下の9種類があります。
- 国内債券
- 海外債券(先進国)
- 海外債券(新興国)
- 海外債券(ハイイールド)
- 国内株式
- 海外株式(先進国)
- 海外株式(新興国)
- 国内REIT
- 海外REIT
インデックス投資でおすすめの銘柄は、全世界株式(オール・カントリー)、米国の株価指数であるS&P 500や、欧州株価指数であるEuro Stoxx 50などがあります。
インデックス投資の始め方やメリット・デメリットについては以下の記事で解説しています。
また、インデックス投資では、「入金力が全て」と言われることがあります。投資に回すことができるお金を増やしたい人や、インデックス投資の投資シミュレーションについて知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。
インデックス投資の平均リターン・利回りは?
インデックス投資の平均利回りは、投資対象の市場や指数、期間などによって異なり、過去の運用成績は将来の成績を保証するものではありません。
しかし一般的には、インデックス投資は約7〜10%程度の利回りが得られると言われています。
投資信託のカテゴリ別の利回りの平均は以下の通りです。
カテゴリー | 平均利回り(トータルリターン) 3年(年率) |
---|---|
国内大型グロース | 8.98% |
国内大型バリュー | 2.95% |
国内債券 中長期 | 0.53% |
国内REIT | 8.83% |
国際株式 グローバル 除く日本 | 10.55% |
国際債券 グローバル 除く日本 | 3.48% |
国際REIT | 7.13% |
債券で7%のリターンを得ることは難しいですが、「国内REIT」や「国際REIT」や「国際株式 グローバル 除く日本」では十分にリターンを狙えることがわかります。
インデックス投資が儲からないと言われる理由
では、インデックス投資が儲からないと言われる理由はどのようなものがあるのでしょうか。
- 市場全体が下落したときには儲からないため
- 短期間で簡単に稼げるわけではないため
それぞれについて解説します。
理由①市場全体が下落したときには儲からないため
インデックス投資は、市場全体の平均的なリターンを追跡するため、市場全体が下落した場合には評価額が減ってしまいます。
大きな株価暴落が起きたときには儲けることは難しいです。
では「インデックス投資は暴落待ちをしてから投資した方がいいか」というとそうではありません。
インデックス投資は基本的に長期投資となるため、市場の変動に影響されにくい積立投資を心がけることが大切です。
過去の暴落の歴史について知りたい人は以下の記事を参考にしてみてください。
理由②短期間で簡単に稼げるわけではないため
インデックス投資は長期投資を前提とした投資方法です。
そのため短期間で多くのリターンを得たいと考えている場合には、インデックス投資は儲からないという判断になるでしょう。
しかし、継続して積立投資を行うことで、大きな資産を築くことができます。
インデックス投資が向かない人の3つの特徴
インデックス投資が向かない人の特徴としては次のものがあります。
- 元本割れのリスクに耐えられない人
- 短期投資を考えている人
- 投資する銘柄の選定をしたい人
それぞれ解説します。
特徴①元本割れのリスクに耐えられない人
インデックス投資は市場全体に投資するため、市場の変動に伴ってリスクが伴います。元本割れのリスクに耐えられない人は、インデックス投資が向かないといえるでしょう。
そのような人は、クラウドソーシングなどで収入を増やしましょう。おすすめのクラウドソーシングサイトについては以下の記事で解説しています。
特徴②短期投資を考えている人
インデックス投資は長期的な投資を想定した投資手法です。
短期投資を考えている人にはインデックス投資以外の投資がおすすめです。
特に仮想通貨はボラリティが高いので、うまく立ち回ることができれば大きなリターンを期待できます。
特徴③投資する銘柄の選定をしたい人
インデックス投資は市場全体に投資するため、銘柄の選定を行う必要がありません。
自分で企業分析などを行って銘柄選定を行いたい人は個別株投資を行いましょう。
以上の3つに当てはまった人はインデックス投資は向いていないので、違う投資がおすすめです。
インデックス投資に向いている人の特徴については以下の記事で解説しています。
インデックス投資で儲かる人の特徴
インデックス投資で儲かる人の特徴は以下の通りです。
- 入金力が高い
- 投資を継続して時間を味方につける
- 年に1回程度リバランスを行う
それぞれについて解説します。
儲かる人の特徴①入金力が高い
インデックス投資は入金力が全てと言われることがあります。
入金力は「投資に回すことができるお金」のことで、「投資に入金できるお金」がどれくらいあるかを示した言葉です。
投資信託は長期で保有することにより、複利の効果で元本自体が増加します。
これはどういうことか、わかりやすく例を出して解説します。毎月10万円を積み立て投資したときのシミュレーション結果が以下の図です。運用を継続すればするほど、運用収益の割合が増えていることがわかりますね。
投資で大きなリターンを得るには、投資初期に入金力を高めることが非常に重要です。
入金力の目安や入金力を高める方法については以下の記事で解説しているので参考にしてください。
儲かる人の特徴②投資を継続して時間を味方につける
インデックス投資で入金力と並んで大切なのが「時間」です。
さきほども解説した通り、インデックス投資には複利の力が働きます。この複利は時間が経てば経つほど大きな効果があるので、時間を味方につけることが大切です。
1億円の資産をインデックス投資で築きたいと考えている方は以下の記事も参考にしてください。記事を読めば、複利の効果を実感できると思います。
儲かる人の特徴③年に1回程度リバランスを行う
インデックス投資は投資初期にファンドを決めて放置でも問題ありませんが、年に1回程度リバランスを検討することをお勧めします。
リバランスは、値動きによって崩れたポートフォリオを整えることを指します。
リスクとリターンのバランスを整えるためにも、定期的なリバランスを心がけるようにしましょう。
インデックス投資におすすめの証券会社
インデックス投資におすすめの証券会社は「SBI証券」「楽天証券」「auカブコム証券」「マネックス証券」です。
それぞれの証券会社の特徴を以下の表に記載しているので、参考にしてください。
SBI証券 | 手数料が格安
SBI証券は業界トップのシェア率を誇っており、手数料が格安という特徴があります。
手数料には「スタンダードプラン」「アクティブプラン」の2つのプランがあり、スタンダードプランの手数料は55円〜、アクティブプランは1日の約定代金が100万円までなら無料です。プランは途中で変更が可能なので、投資スタイルに合わせて好きなプランを選択しましょう。
なお、以下の条件を満たすと国内株式売買手数料が無料(ゼロ革命)となります。
- インターネットコースまたは、インターネットコース(プランC)のお客さま
- 電子交付サービス申込済で当社所定の電子交付設定を行っているお客さま
また、外国株式を全部で9カ国扱っており、証券会社の中では最多となっています。
- 米国株式
- 中国株式
- 韓国株式
- ベトナム株式
- ロシア株式
- インドネシア株式
- シンガポール株式
- タイ株式
- マレーシア株式
三井住友カードでの積立投資をおこなうと、積立額の0.5%~5.0%相当のVポイントがたまります。クレジットカード積立投資の上限は5万円となるので、三井住友カードを利用すると250円〜2500円お得になります。
また、SBI証券は1株から取引できるS株(単元未満株)も取り扱っているので、高配当株の投資にもおすすめです。
auカブコム証券 | 携帯キャリアがauならおすすめ
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また、「au IDの登録で、現物および信用取引の手数料が1%割引」「auカブコム証券でKDDIの株式を100株以上保有すると、現物および信用取引の手数料が最大15%割引」などauユーザーやKDDI株主向けの特典もあります。
プチ株と呼ばれる1株から投資できるサービスもあるので、高配当株をはじめとした個別株に挑戦してみたい人にもおすすめです。
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まとめ:インデックス投資は短期で儲けるのは難しい
本記事ではインデックス投資が儲からないと言われる理由について解説しました。
自分の狙っているリターンや利回り、リスク許容度に合わせて投資を楽しみましょう。
インデックス投資に関する他の記事もぜひご覧ください。
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