楽天カードを作ろうと考えているときに気になるのが「楽天カードはやばい」「楽天カードはやめたほうがいい」という意見ですよね。
楽天カードは楽天経済圏に住んでいるなら必須のクレジットカードです。
本記事では、楽天カードがやばい・やめた方がいいと言われる5つの理由や楽天カードの安全性、楽天カードの利用がおすすめな人について解説します。
楽天カードがやばい・やめた方がいいと言われる5つの理由
楽天カードがやばい・やめた方がいいと言われる5つの理由は以下の通りです。
- 楽天経済圏ではない人にはメリットが無い
- ステータス性を感じにくい
- 予告なしで強制解約の可能性がある
- 公共料金の支払いは還元率が5分の1になる
- ETCカードの年会費が発生する
やばい・やめた方がいい理由①楽天経済圏ではない人にはメリットが無い
楽天カードは、100円(税込)利用ごとに1円相当の楽天ポイントが貯まります。
1%還元のクレジットカードですが、楽天ポイントを利用しない人にとってはメリットのないカードと言えます。
楽天経済圏に住んでいないのであれば、メリットを享受しにくいといえるでしょう。
やばい・やめた方がいい理由②ステータス性を感じにくい
通常の楽天カードは年会費無料の一般カードなので、ステータス性を求める人には向いていないクレジットカードと言えます。
クレジットカードのステータスとは、カードが持つ社会的評価や信頼性のことです。
ステータスが高いカードは、付帯サービスや特典が充実しています。
楽天カードの「楽天ゴールドカード」は、年会費も手頃でラウンジサービスが付帯されているので、年会費を抑えて高ステータスのカードを持ちたいという人におすすめです。
やばい・やめた方がいい理由③予告なしで強制解約の可能性がある
楽天カードの悪い評判の中には、「予告無しでいきなり強制解約になった」というものもあります。
以下のような場合に強制解約される可能性があります。
- 楽天カードを全く使っていない
- 楽天カードの利用料金の未納・滞納をした
- 他社で多額の借り入れをした
- 現金化や不正利用を疑われた
強制解約されてしまうと再発行は不可能に近いので、利用料金の未納・滞納などには注意するようにしてください。
やばい・やめた方がいい理由④公共料金の支払いは還元率が5分の1に改悪
楽天カードの還元率は通常1%ですが、電気ガス水道などの公共料金や、税金の支払いのポイント還元率は0.2%です。
2021年6月より改悪されて公共料金の支払いは還元率が5分の1になりました。
やばい・やめた方がいい理由⑤ETCカードの年会費が発生する
通常の楽天カードでもETCカードも発行できますが、毎年550円(税込)の年会費がかかります。
以下のいずれかの条件を満たすとETCカードの年会費は無料になりますが、ユーザによっては条件達成の難易度が高いと言えるでしょう。
- 楽天ゴールドカード・プレミアムカードを持つ
- 楽天PointClubでプラチナ・ダイヤモンド会員になる
条件無しでETCカードを無料で持ちたい人は、他のクレジットカードを作成するようにしてください。
楽天カードの安全性は?
楽天カードでは以下の取り組みを行なっています。
- ワンタイムパスワード認証
- 不正検知システムの導入
- 不審メールへの対策
- ISMS認証の取得
- ICチップの搭載
- 犯罪による収益の移転防止
- カードの差し替え
そのため楽天カードは安全性が担保されていると言えるでしょう。
楽天カードに限らずクレジットカードを持っていれば、不正利用される危険性はあります。
ショッピングサイトのパスワードを使い回さない、カード利用お知らせメールをきちんと確認するなどの自分でできるセキュリティ対策も行うようにしてください。
楽天カードのメリット
楽天カードのメリットは以下の通りです。
- 楽天市場でポイント還元率がアップする
- 付帯の楽天ポイントカード・楽天Edyでお得になる
- 楽天カード×楽天ペイの利用でお得になる
- ポイントも使い道がたくさんある
- 楽天カードならSuicaへのチャージもできる
- 楽天カードで投資信託のつみたてもできる
楽天カードは「ポイントの貯まりやすさ・使いやすさ」が魅力のクレジットカードです。
各種キャンペーンやSPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用すれば、楽天カードのメリットを享受しながら利用することができるでしょう。
楽天カードの利用がおすすめな人
楽天カードの利用がおすすめな人は以下の通りです。
- 楽天経済圏で生活している
- 楽天市場や楽天Edyを普段から使っている
- 高速道路や公共料金の支払いでもポイントを貯めたい
- ポイントが貯まりやすいカードを利用したい
- レシートの撮影やアンケート回答などのポイ活でお買い物をせずにポイントを貯めたい
やはり楽天経済圏で生活したいと考えている人にはおすすめのカードだと言えるでしょう。
楽天カードをうまく使おう!利用額別オススメのカード
楽天カードの比較表を以下にまとめました。
クレジットカード | 年会費 (税込) | 還元率 (楽天市場) | 旅行保険 | 空港ラウンジ | ETCカード | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|
楽天カード | 無料 | 3%以上 (上限・条件あり) | 海外:最高2,000万円 ※利用付帯 | なし | 年会費550円 | 家族カードも無料 |
楽天ゴールドカード | 2,200円 | 3%以上 (上限・条件あり) | 海外:最高2,000万円 ※利用付帯 | 国内主要空港 ハワイ 韓国 ※合計年に2回まで | 年会費無料 | 利用限度額が200万円 |
楽天プレミアムカード | 11,000円 | 5%以上 (上限・条件あり) | 海外:最高5,000万円 ※自動付帯4,000万円 国内:最高5,000万円 | 国内主要空港 ハワイ 韓国 ※プライオリティ・パス無料 | 年会費無料 | 誕生月も楽天市場で還元率アップ |
楽天PINKカード | 無料 | 3%以上 (上限・条件あり) | 海外:最高2,000万円 ※利用付帯 | なし | 年会費550円 | 女性向け優待などあり |
楽天ANAカード | 無料 | 3%以上 (上限・条件あり) | 海外:最高2,000万円 ※利用付帯 | なし | 年会費550円 | ANAサービスも一部利用可能 |
年間36万円以下なら通常の楽天カードがオススメ
年間の利用金額が36万円以下なら、通常の楽天カードがオススメです。
毎月のクレジットカード利用額が3万円以下なら、通常の楽天カードを利用しましょう。
楽天カードと楽天プレミアムカードの獲得ポイントの比較表は以下の通りです。
年間利用額 (楽天市場) | 楽天カード | 楽天プレミアム | 楽天プレミアム ※誕生月などを駆使 |
---|---|---|---|
12万円 (毎月1万円) | 3,600ポイント | 6,000ポイント (年会費11,000円) ※実質-5,000ポイント | 7,300ポイント (年会費11,000円) ※実質-3,700ポイント |
24万円 (毎月2万円) | 7,200ポイント | 12,000ポイント (年会費11,000円) ※実質1,000ポイント | 14,600ポイント (年会費11,000円) ※実質3,600ポイント |
36万円 (毎月3万円) | 10,800ポイント | 18,000ポイント (年会費11,000円) ※実質7,000ポイント | 21,900ポイント (年会費11,000円) ※実質10,900ポイント |
48万円 (毎月4万円) | 14,400ポイント | 24,000ポイント (年会費11,000円) ※実質13,000ポイント | 29,200ポイント (年会費11,000円) ※実質18,200ポイント |
55.2万円 (毎月4.6万円) | 16,560ポイント | 27,600ポイント (年会費11,000円) ※実質16,600ポイント | 33,580ポイント (年会費11,000円) ※実質22,580ポイント |
60万円 (毎月5万円) | 18,000ポイント | 30,000ポイント (年会費11,000円) ※実質19,000ポイント | 36,500ポイント (年会費11,000円) ※実質25,500ポイント |
年間36万円以上使うなら楽天プレミアムカードがオススメ
年間36万円以上使うなら楽天プレミアムカードがオススメです。
誕生月などポイントをたくさんもらえるキャンペーンを駆使しない場合には、年間55.2万円の利用が必要となります。
年間利用額 (楽天市場) | 楽天カード | 楽天プレミアム | 楽天プレミアム ※誕生月などを駆使 |
---|---|---|---|
12万円 (毎月1万円) | 3,600ポイント | 6,000ポイント (年会費11,000円) ※実質-5,000ポイント | 7,300ポイント (年会費11,000円) ※実質-3,700ポイント |
24万円 (毎月2万円) | 7,200ポイント | 12,000ポイント (年会費11,000円) ※実質1,000ポイント | 14,600ポイント (年会費11,000円) ※実質3,600ポイント |
36万円 (毎月3万円) | 10,800ポイント | 18,000ポイント (年会費11,000円) ※実質7,000ポイント | 21,900ポイント (年会費11,000円) ※実質10,900ポイント |
48万円 (毎月4万円) | 14,400ポイント | 24,000ポイント (年会費11,000円) ※実質13,000ポイント | 29,200ポイント (年会費11,000円) ※実質18,200ポイント |
55.2万円 (毎月4.6万円) | 16,560ポイント | 27,600ポイント (年会費11,000円) ※実質16,600ポイント | 33,580ポイント (年会費11,000円) ※実質22,580ポイント |
60万円 (毎月5万円) | 18,000ポイント | 30,000ポイント (年会費11,000円) ※実質19,000ポイント | 36,500ポイント (年会費11,000円) ※実質25,500ポイント |
楽天カードの申し込み方法
楽天カードの申し込み方法は以下の通りです。
お申し込み
基本情報等を入力します。
本人確認書類に記載の氏名・住所・生年月日と相違ないか確認しながら必要情報を入力しましょう。
「お申し込み受付のお知らせ」メールが届きましたらお申し込み完了です。
入会審査・カード発行・発送
申し込みが完了したら入会審査が始まります。
入会審査・カードの発行状況・配送状況は、Webページまたはアプリから24時間いつでも確認することができます。
カード受け取り
カードは「お申し込み受付のお知らせ」メール到着後、通常約1週間~10日前後でのお届けとなります。
ポイント受け取り
楽天カードの入会特典ポイントを受け取りましょう。
楽天カードに関するよくある質問
楽天カードに関するよくある質問は以下の通りです。
- 楽天カードと2枚持ちするならどのカードがおすすめ?
-
コンビニ・ファーストフード・ファミレスなどで最大5%ポイント還元となる「三井住友カード(NL)」がおすすめです。
楽天カードを2枚作ることもできるので、2枚持ちのメリット・デメリットを確認してみてください。
2枚目の楽天カードを作るメリット・デメリット!なぜ勧めてくるかも解説 楽天カードは楽天ポイントが貯まりやすいため、人気のあるクレジットカードです。本記事では「2枚目の楽天カードは作れるの?」「楽天カードの2枚持ちはお得なの?」「2枚目の楽天カードを作るメリットやデメリットは?」「なぜ2枚目の楽天カード作成を勧めてくるの?」といった疑問に回答します。 - 楽天カードと楽天プレミアムカードはどっちがいいの?
-
年間36万円以下なら通常の楽天カードがオススメで、それ以上使うなら楽天プレミアムカードがおすすめです。
- 楽天カードをなくしたり盗られてしまったりした場合はどうしたらいい?
-
楽天カードを紛失、盗難、拾得された場合は、不正使用防止のため、カード停止の手続きを行いましょう。
国内での紛失・盗難・拾得の場合は以下の電話番号に電話をしてください。
海外での紛失・盗難・拾得の場合は以下の電話番号に電話をしてください。
参考:カードの紛失・盗難・拾得
- 楽天カードの締め日と引き落とし日はいつ?
-
楽天カードの締め日と支払日は以下の通りです。
カード利用締日 月末 ご請求 翌月27日(金融機関が休業日の場合は翌営業日)
まとめ:楽天カードはやばくない!楽天経済圏なら必須カード!
楽天カードがやばい・やめておいた方がいいと言われる理由は以下の通りです。
- 楽天経済圏ではない人にはメリットが無い
- ステータス性を感じにくい
- 予告なしで強制解約の可能性がある
- 公共料金の支払いは還元率が5分の1になる
- ETCカードの年会費が発生する
安全性はきちんと担保されているので、楽天経済圏に住んでいる人は無料カードを作ってみてはいかがでしょうか。
楽天カードを利用するなら、合わせて楽天銀行も利用しましょう。
楽天銀行の評判は以下の記事で解説しています。