SPYDをおすすめしない理由が知りたい
SPYDの買い時はいつ?
などSPYDについて疑問を抱いている人もいるでしょう。
本記事では、SPYDの基本知識からSPYDをおすすめしない理由、SPYDの買い時について解説します。
SPYDを購入するときにおすすめの証券会社も解説するので、最後まで読み進めてください。
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SPYDとは?
「SPYD」はS&P500の中から高配当の銘柄を選出して構成される指数である「S&P500 High Dividend Index(S&P500高配当指数)」に連動するETFです。
「SPYD」はS&P500の中から特に高い配当利回りを持つ上位80銘柄に投資することで、米国の大型株の中から高配当利回りの銘柄への投資を実現することを目的としています。
年間4%~5%程度の安定した利回りを期待できるので、配当金生活をしたいと考えている投資家から人気があります。
SPYDの構成銘柄
SPYDの構成銘柄は以下の通りです。
銘柄名 | 保有株数 | 組入比率 |
---|---|---|
AMGEN INC | 361,225 | 1.59% |
SEAGATE TECHNOLOGY HOLDINGS | 1,434,585 | 1.58% |
PACKAGING CORP OF AMERICA | 613,266 | 1.57% |
INTERNATIONAL PAPER CO | 2,627,202 | 1.56% |
PHILLIPS 66 | 795,883 | 1.55% |
LYONDELLBASELL INDU CL A | 936,508 | 1.48% |
CHEVRON CORP | 525,547 | 1.48% |
ABBVIE INC | 593,959 | 1.48% |
INTL BUSINESS MACHINES CORP | 609,469 | 1.44% |
NRG ENERGY INC | 2,245,139 | 1.43% |
S&P500の中でも配当利回りが高い企業に投資をする銘柄なので、GAFAMのようなハイテク企業は構成銘柄に含まれていません。
SPYDのセクター比率
SPYDのセクター比率は以下の通りです。
業種 | 組入比率 |
---|---|
金融 | 21.63% |
不動産 | 20.65% |
公益事業 | 14.72% |
素材 | 8.45% |
ヘルスケア | 8.18% |
エネルギー | 6.93% |
一般消費財・サービス | 6.23% |
生活必需品 | 6.17% |
情報技術 | 3.06% |
コミュニケーション・サービス | 2.75% |
資本財・サービス | 1.22% |
SPYDの運用実績
SPYDの運用実績は以下の通りです。
基準日 | 1ヵ月 | 当四半期来 | 年初来 | 1年間 | 3年間 | 5年間 | 10年間 | 設定来 2015年10月21日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
基準価額 | 2023年08月31日 | -4.11% | 0.36% | -3.65% | -2.90% | 14.58% | 4.38% | – | 7.66% |
市場価格 | 2023年08月31日 | -4.16% | 0.38% | -3.66% | -2.90% | 14.60% | 4.38% | – | 7.65% |
ベンチマーク S&P 500 High Dividend Index | 2023年08月31日 | -4.11% | 0.38% | -3.78% | -3.02% | 14.58% | 4.39% | – | 7.72% |
年間配当金は4%〜5%ですが、運用実績は5年間で4.38%となっています。
そのため、キャピタルゲインではなくインカムゲインを狙って投資する人におすすめの銘柄だと言えるでしょう。
SPYDをおすすめしない理由
SPYDをおすすめしない理由は以下の通りです。
- 投資するセクターが偏る可能性がある
- 高配当銘柄が減配・無配になるリスクがある
- 市場全体のリターンと乖離している
それぞれについて解説します。
SPYDをおすすめしない理由①投資するセクターが偏る可能性がある
SPYDは、S&P500の中から高配当銘柄を選んで投資を行います。
つまり、特定のセクターが高い配当利回りに投資する傾向があるということです。
例えば、電力・ガス会社や上下水道などの公益企業や不動産業界などのセクターは伝統的に高い配当を提供する傾向があります。
投資先のセクターに偏りが生じると、分散投資のメリットを享受することはできないので注意が必要です。
SPYDをおすすめしない理由②高配当銘柄が減配・無配になるリスクがある
高配当銘柄は配当が高いことで人気がありますが、減配・無配のリスクがあります。
現時点で配当が高くても、その配当比率が一生続くわけではないことを覚えておきましょう。
SPYDをおすすめしない理由③市場全体のリターンと乖離している
SPYDは高配当銘柄に焦点を当てているので、市場全体の動きや他のセクターのリターンと乖離することがあります。
また、SPYDは2015年10月から運用が開始された銘柄なので、過去の傾向から判断する難易度は非常に高くなっています。
SPYDの買い時
SPYDの1番の買い時は、市場の暴落時だと言われています。
また、株価が下がって配当利回りが上がったタイミングでスポット購入するのもおすすめです。
ただし、景気変動を受けやすいため、短期で大きな利益を狙うことは難しい銘柄です。
短期間で大きな利益を狙いたい人は、SPYDではなく、個別株やFXにチャレンジしてみてください。
SPYDを買うときにおすすめの証券会社
SPYDを購入するときにおすすめの証券会社を紹介します。
SPYDを毎月5万円以下で投資しようと考えているなら、クレジットカードでの投資がおすすめです。
無料のクレジットカードで1番ポイント還元率がいいのは「マネックス証券×マネックスカード」です。
マネックス証券 | 無料クレカでの積み立て還元率No.1
マネックス証券は主要ネット証券(auカブコム証券、SBI証券、松井証券、楽天証券、マネックス証券)の中で最大のポイント還元率 1.1%となっています。
ワン株(単元未満株)の買付手数料と投資信託の購入時申込手数料は0円で手数料がかからないのも嬉しいポイントです。インデックス投資+高配当株に挑戦したいという人にもマネックス証券はおすすめです。
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SBI証券 | 手数料が格安
SBI証券は業界トップのシェア率を誇っており、手数料が格安という特徴があります。
手数料には「スタンダードプラン」「アクティブプラン」の2つのプランがあり、スタンダードプランの手数料は55円〜、アクティブプランは1日の約定代金が100万円までなら無料です。プランは途中で変更が可能なので、投資スタイルに合わせて好きなプランを選択しましょう。
なお、以下の条件を満たすと国内株式売買手数料が無料(ゼロ革命)となります。
- インターネットコースまたは、インターネットコース(プランC)のお客さま
- 電子交付サービス申込済で当社所定の電子交付設定を行っているお客さま
また、外国株式を全部で9カ国扱っており、証券会社の中では最多となっています。
- 米国株式
- 中国株式
- 韓国株式
- ベトナム株式
- ロシア株式
- インドネシア株式
- シンガポール株式
- タイ株式
- マレーシア株式
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また、SBI証券は1株から取引できるS株(単元未満株)も取り扱っているので、高配当株の投資にもおすすめです。
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プチ株と呼ばれる1株から投資できるサービスもあるので、高配当株をはじめとした個別株に挑戦してみたい人にもおすすめです。
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SPYDをおすすめしない理由まとめ
本記事では、SPYDの基本知識からSPYDをおすすめしない理由、SPYDの買い時について解説しました。
できるだけ高配当な銘柄に投資したいならBDC銘柄への投資がおすすめです。
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