PayPayの銀行口座登録は危険なの?
PayPayの銀行口座登録のメリット・デメリットが知りたい
PayPayの安全なチャージ方法が知りたい
といった疑問に回答します。
結論から言うと、PayPayの銀行口座登録に危険性はありません。
メリット・デメリットや安全なチャージ方法も解説するので最後まで読み進めてください。
PayPayの口座登録は危険と言われる理由
PayPayへの登録が危険だと言われる理由として、過去のシステムでは、クレジットカードを登録する際に、セキュリティコードを何度間違えてもやり直しができたことが挙げられます。
これにより、クレジットカード番号が悪意のある人に漏れてしまった場合、自分の知らぬところでPaypayアカウントが作られてお金が使われる可能性がありました。
しかし、現在ではクレジットカード登録は入力制限が3回となり、3回失敗するとロックがかかります。
そのため、不正利用される可能性はありません。
また、クレジットカード登録の際は、3Dセキュアという本人確認システムも導入されたため、2023年現在では、口座登録をしても危険ではありません。
PayPayで口座登録をしても安全な5つの理由
PayPayで口座登録をしても安全な5つの理由は以下の通りです。
- 端末認証設定がある
- 二段階認証でなりすましを防ぐことができる
- 登録した銀行口座情報やクレジットカード情報は暗号化されている
- AIが24時間365日監視している
- 万が一不正利用されたら全額を補償する仕組みがある
それぞれについて解説します。
①端末認証設定がある
アプリ起動時にロックをかけて、認証機能(顔認証、指紋認証、パスコードなど)でログインする設定が可能です。
事前に設定しておくことで、盗難・紛失時などにも安全にPayPayを利用することができます。
設定方法は以下の通りです。
- ホーム画面の[アカウント]を選択
- [セキュリティとプライバシー]を選択
- [端末の認証を有効にする]を選択
- [指紋認証を使用する(※)]を選択 ※ 端末によって認証方法が変わります
- 認証を行い設定が完了します
- アプリ起動時に求められる認証を解除するとログインできます
②二段階認証でなりすましを防ぐことができる
PayPayでは「SMSでの二段階認証」も実施しています。
二段階認証の主な考え方は、利用者が自分自身であることを証明するために、一つ以上の「証明要素」を提供することです。通常のパスワード認証(1段階目)に加えて、別の認証手段(2段階目)を用いることで、アカウントへの不正アクセスを防ぐ効果があります。
通常、これらの証明要素は次の3つのカテゴリの中から2つ選ばれます。
- 知識:あなただけが知っている情報(例:パスワード、PIN)
- 所有物:あなたが持っている物理的なもの(例:スマートフォン、セキュリティトークン)
- 生体認証:あなた自身の身体的な特徴(例:指紋、顔認証)
オンラインのセキュリティにおいて、二段階認証は一般的に、ユーザー名とパスワード(知識)を入力した後に、スマートフォンに送られる一時的なコード(所有物)を入力する、という形を取ります。
このような方法を採用することで、たとえパスワードが漏洩したとしても、不正者は二段階目の認証情報(たとえばスマートフォンを介した一時的なコード)を得ることが難しくなります。
そのため、アカウントへのなりすましを大幅に防ぐことが可能になるのです。
③登録した銀行口座情報やクレジットカード情報は暗号化されている
PayPayでは銀行口座情報やクレジットカード情報は暗号化されて通信されます。
そのため第三者に通信の中身を盗まれるリスクを防ぐことができます。
④AIが24時間365日監視している
PayPayではAIや専任スタッフによって、ユーザーや店舗の取引が24時間365日監視されています。
そのため、不正利用があった場合にはすぐに検知することが可能です。
⑤万が一不正利用されたら全額を補償する仕組みがある
2019年8月以降PayPayでは、カードの情報や銀行口座情報・アカウントなどが不正利用されて損失が出た場合に、その全額を補償するという仕組みができました。
そのため、万が一不正利用されても安心です。
PayPayの安全なチャージ方法は?
PayPayにチャージするにはいくつかの方法がありますが、銀行口座からのチャージが最も安全です。
しかし、1番のおすすめはPayPayカードでの支払いです。
PayPay加盟店およびクレジットカード加盟店で利用ができ、年会費永年無料となっています。
また、2023年8月1日(予定)以降、PayPayを利用したお支払いの際にPayPayカード株式会社が発行するクレジットカード(「PayPayカード」「PayPayカード ゴールド」)以外のクレジットカードを利用した決済はできなくなります。
そのため、PayPayをお得に利用したいならPayPayカードを作ることがおすすめです。
PayPayに銀行口座を登録するメリット
PayPayに銀行口座を登録しておけば、以下の3つのメリットが得られます。
- PayPayの残高に現金をチャージできるようになる
- 自動的にチャージをしてくれるオートチャージ機能が利用できる
- Paypay残高をPayPay銀行口座へ無料で出金することができる
それぞれについて解説します。
メリット①PayPayの残高に現金をチャージできるようになる
PayPayに銀行口座を登録しておくと、PayPayの残高に現金をチャージできるようになります。
チャージされたPayPay残高で決済をおこなうと、最大で決済金の1.5%(通常0.5%)がボーナスとして還元されるのでお得にPayPayを利用したい人は、銀行口座登録は必須だと言えるでしょう。
PayPayのお得な使い方は以下の記事で解説しています。
メリット②自動的にチャージをしてくれるオートチャージ機能が利用できる
銀行口座を登録していると、オートチャージという機能を使えるようになります。
オートチャージは、設定した金額を下回るごとに自動的にチャージをしてくれる機能です。
残高が不足していて不便な思いをしたことがある人には銀行口座登録は必須だと言えるでしょう。
オートチャージについては以下の記事で詳しく解説しています。
メリット③Paypay残高をPayPay銀行口座へ無料で出金することができる
銀行口座からチャージされたお金は「PayPayマネー」と呼ばれ、Paypay残高をPayPay銀行口座へ無料で出金することができます。
なお、PayPay残高の種類は以下の通りです。
■PayPayマネー
本人確認後に銀行口座やセブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、ヤフオク!・PayPayフリマの売上金を利用してチャージしたPayPay残高です。
■PayPayマネーライト
PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)やソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを利用してチャージしたPayPay残高です。
■PayPayポイント
特典やキャンペーン等の適用に伴い、PayPay残高に進呈された残高です。
Yahoo! JAPANが付与するPayPayポイントを利用する際には、Yahoo! JAPAN IDの連携が必要です。
■PayPayボーナスライト
特典やキャンペーン等の適用に伴い、PayPay残高に進呈された残高です。
有効期間が設定されており、有効期間を過ぎると失効します。
PayPay残高の出金方法は以下の記事で解説しています。
PayPayに銀行口座を登録するデメリット
PayPayに銀行口座を登録するデメリットはありませんが、強いていうなら楽天銀行に対応していないことでしょう。
登録できる銀行は以下の通りです。
登録できる都市銀行とゆうちょ
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- ゆうちょ銀行
登録できる地方銀行
- 青森銀行
- 千葉銀行
- 横浜銀行
- 静岡銀行
- 群馬銀行
- 伊予銀行
- 京都銀行
- 広島銀行 など
登録できる第二地方銀行
- 北日本銀行
- 大東銀行
- 長野銀行
- 愛媛銀行
- 熊本銀行 など
登録できるネット銀行
- イオン銀行
- ジャパンネット銀行
PayPayに銀行口座の登録をする手順
PayPayに銀行口座を登録する手順は以下の通りです。
銀行口座の登録をする手順
- PayPayアプリ上で「銀行口座登録」をタップ
- 登録する銀行を選択
- 支店名、口座番号、口座名義などを入力
- 登録内容を確認し、登録手続きをする
- 各銀行ごとで指示に従い連携する
PayPayのポイントを効率よく貯めるためにPayPayカードを作ろう
PayPayカードは、唯一PayPayに直接チャージができるカードです。
PayPay加盟店およびクレジットカード加盟店で利用ができ、年会費永年無料となっています。
PayPayポイントを効率よく貯めたいなら、PayPayカードを作成することがおすすめです。
また、2023年8月1日(予定)以降、PayPayを利用したお支払いの際にPayPayカード株式会社が発行するクレジットカード(「PayPayカード」「PayPayカード ゴールド」)以外のクレジットカードを利用した決済はできなくなります。
そのため、PayPayをお得に利用したいならPayPayカードを作っておくといいでしょう。
まとめ:PayPayの銀行口座登録は危険じゃない!
本記事では、PayPayの銀行口座登録のメリット・デメリットや安全なチャージ方法について解説しました。
PayPayの銀行口座登録は危険ではありません。
安全でお得なPayPayライフを楽しみましょう。
PayPayをお得に利用する方法は以下の記事で解説しています。