おすすめロボアドバイザー8社を徹底比較！選び方やメリット・実績を解説！

などロボアドバイザーについて疑問を抱いている人も多いでしょう。

本記事では、ロボアドバイザーの基本知識からロボアドバイザーの選び方、おすすめのロボアドバイザーについて比較表を用いて解説します。

ロボアドバイザーの始め方はおすすめな人、おすすめできない人についても解説するので最後まで読み進めてください。

ロボアドバイザーとは

ロボアドバイザーは、AI（人工知能）を活用して、投資のアドバイスや運用などを行うサービスのことです。

どれくらいのリスクを取りたいか、どのような目標で投資をしたいかといった情報に基づいて、最適な投資プランを提案してくれます。

ロボアドバイザーは｢アドバイス型｣と｢投資一任型｣があります。

完全な投資初心者には、投資一任型のロボアドバイザーがおすすめです。

ロボアドバイザーの選び方

ロボアドバイザーの選び方について解説します。

それぞれについて解説します。

アドバイス型か投資一任型

ロボアドバイザーを選ぶときには、「アドバイス型」と「投資一任型」のどちらか確認しましょう。

アドバイス型では投資のアドバイスを行ってくれますが、最終的な投資判断はあなたが行います。

一方投資一任型では、ロボアドバイザーが投資判断から運用まで行ってくれます。

自分の投資スタイルや好みに合わせて、好きなタイプを選びましょう。

最低投資金額

ロボアドバイザーを選ぶ際には、最低投資金額を確認することが大切です。

サービスによって1,000円程度からから15万円程度まで幅があります。

自分の予算や入金力を元に、無理なく始められるロボアドバイザーを選びましょう。

初心者や少額から投資を始めたい人は、低い最低投資金額のサービスを選ぶのが良いでしょう。

利回り

利回りは、投資によってどれくらいの収益が期待できるかを示す数字です。

利回りが高ければいいというわけではありません。利回りとリスクのバランスを考慮して利用するロボアドバイザーを決めましょう。

投資対象

ロボアドバイザーはそれぞれ投資対象が異なります。

株式、債券、不動産、コモディティなど、様々な投資対象があります。

長期的な安定性を求めるなら債券や不動産に重点を置いたポートフォリオを、高いリターンを目指すなら株式に焦点を当てたポートフォリオがおすすめです。

また、一つの投資先に集中せず、様々な種類の資産に分散投資することも検討しましょう。

運用手数料

運用手数料は、ロボアドバイザーを利用する際に支払うコストのことです。

手数料はサービスによって異なります。

できるだけ低い手数料のサービスを選ぶことが望ましいですが、手数料が高い方がサービスの質が良いこともあるので、バランスを見て判断しましょう。

税金の最適化機能

税金の最適化機能を利用することで、税金の節税ができます。

投資対象のETFの分配金などで発生する税金を、損失が出ているETFを売却して相殺するといった機能です。

確定申告の作業をできるだけ減らしたいなら税金の最適化機能のついたロボアドバイザーを利用しましょう。

新NISAへの対応有無

新NISA（少額投資非課税制度）は、特定の条件のもとで投資収益が非課税になる制度です。

	つみたて投資枠	成長投資枠
年間投資枠	120万円	240万円
非課税保有期間	無期限
非課税保有限度額	1,800万円（成長投資枠はうち1,200万円まで） 売却した場合、枠の再利用が可能
口座開設期間	いつでも可能
投資対象商品	積立・分散投資に適した一定の投資信託 （現行のつみたてNISA対象ファンドと同様）	投資信託・上場株式 （一部対象除外ファンドあり）
買付方法	積立投資	指定なし
対象年齢	18歳以上
現行制度との関係	2023年末までに現行の一般NISA,つみたてNISA制度において投資した商品は、 「新NISA」制度の外枠で、現行制度における非課税措置を適用。 ※現行制度のNISAから「新NISA」へのロールオーバーは不可

ロボアドバイザーの中には、新NISAに対応しているものもあります。

新NISAを活用することで、税負担を減らしながら資産を増やすことができます。

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ロボアドバイザーの比較表

ロボアドバイザーの比較表をまとめました。

おすすめのロボアドバイザー8社

おすすめのロボアドバイザー8社について解説します。

それぞれについて解説します。

FOLIO ROBOPRO（フォリオ ロボプロ）

FOLIO ROBOPROは、株式会社FOLIOが運営する投資一任型のロボアドバイザーです。

最低投資金額は10万円からとなっており、運用手数料は3,000万円までは1.1%、3,000万円を超えると0.55%になります。

税金最適化機能や新NISAへの対応はありませんが、リターンを求める人におすすめのロボアドバイザーです。

Wealth Navi（ウェルスナビ）

Wealth Naviは、ウェルスナビ株式会社が提供する投資一任型のロボアドバイザーで、1万円から投資できます。

運用手数料は3,000万円まで年1.1%、3,000万円以上では年0.55%となります。

税金最適化機能があり新NISAにも対応しているので、ロボアドバイザーで長期投資をしたいと考えている人におすすめです。

松井証券 投資工房

松井証券の投資工房は、助言型ロボアドバイザーです。100円から始められる点が魅力で、運用手数料は年率0.38%と低コストとなっています。

投資対象は投資信託に特化しており、新NISA対応もしています。初心者や少額から投資を始めたい人におすすめなサービスです。

SUSTEN（サステン）

SUSTENはsustenキャピタル・マネジメントが運営する投資一任型のロボアドバイザーです。最低投資金額は1万円からとなっており、利益が出なければ手数料がかかりません。

投資対象は投資信託やETFと多岐にわたり、新NISAにも対応しています。

ダイワファンドラップONLINE

ダイワファンドラップONLINEは大和証券株式会社が提供する投資一任型ロボアドバイザーです。

最低投資金額は1万円からと手軽で、運用手数料は契約資産の1.1%です。

株式、債権、REITなどが投資対象で、税金最適化機能もあります。

新NISAには対応していませんが、ロボアドバイザーで分散投資をしたい人にはおすすめのサービスです。

Wealth Wing（ウェルスウイング）

Wealth Wingはスマートプラスが運営する投資一任型ロボアドバイザーで、最低投資金額は15万円と少し高めになっています。

運用手数料は0.99%ですが、別途売却手数料が1%、情報利用料が月330円かかります。

新NISAには対応しておらず、税金最適化機能もありません。

日本株への投資に特化しているので、日本株に投資したい人におすすめのサービスです。

ON COMPASS（オン コンパス）

ON COMPASSはマネックス・アセットマネジメントが運営する投資一任型ロボアドバイザーです。

最低投資金額は1,000円からで、専用投資信託の信託報酬は0.2475%、ETFの平均経費率は約0.10%です。

国内外の株式、債権、REITに投資することができますが、新NISAには対応していません。

ロボアドバイザーの始め方

ロボアドバイザーの始め方は以下の通りです。

それぞれについて解説します。

事前準備（本人確認書類、登録用のメールアドレスを用意）

ロボアドバイザーを始める前に、事前準備を行いましょう。

本人確認書類（運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど）とロボアドバイザーに登録するメールアドレスを準備してください。

ロボアドバイザーの公式ホームページから無料診断を受ける

次に、ロボアドバイザーの公式ホームページにアクセスして、無料の診断を受けましょう。

診断では、あなたの投資目的やリスク許容度、投資期間などについて質問されるので、素直な気持ちで回答してみてください。

ユーザー登録・口座開設の手続きを行う

無料診断を受けたら、ユーザー登録と口座開設の手続きを行いましょう。

ここでは、先ほど準備した本人確認書類が必要となります。

ユーザー登録で設定するパスワードは、予測されにくい文字列にするようにしてください。

ロボアドバイザーのマイページにログインして運用プランを決める

口座開設が完了したら、ロボアドバイザーのマイページにログインして、運用プランを決めましょう。

わからないことがあれば、サポートセンターに問い合わせることもできます。

自分にぴったりな運用プランを選択するようにしてください。

掛け金を入金してロボアドバイザーに運用してもらう

運用プランを決めたら入金を行いましょう。

入金方法はロボアドバイザーによって異なりますが、銀行振込やクレジットカードで入金するのが一般的です。

入金が完了したらロボアドバイザーがおまかせ運用が始まります。定期的に運用状況をチェックするようにしてくださいね。

ロボアドバイザーの利用がおすすめな人

ロボアドバイザーの利用がおすすめな人は以下の通りです。

それぞれについて解説します。

運用を全てお任せしたい投資初心者

ロボアドバイザーは投資初心者に特におすすめです。

ロボアドバイザーは専門的な知識がなくても運用できるので、投資初心者でも安定した利益を狙うことができます。

完全放置で資産運用したい人

手間をかけずに資産運用をしたい人にもロボアドバイザーはおすすめです。

一度設定を行えば、ロボアドバイザーが資産運用を行ってくれます。

リバランスも自動で行ってくれるので、完全放置で資産運用したい人はロボアドバイザーを利用してみてくださいね。

投資の勉強をしないで利益が欲しい人

投資の勉強をしないで利益が欲しい人にも、ロボアドバイザーはおすすめです。

ロボアドバイザーは市場分析、投資戦略の策定、資産の分配などを自動で行ってくれるので、専門的な知識がない人でも利益を目指せるように設計されています。

そのため、投資に関する勉強をしなくても、賢く資産を増やすことができます。

ロボアドバイザーの利用がおすすめできない人

ロボアドバイザーの利用をおすすめしない人の特徴として、次の3つが挙げられます。

それぞれの特徴について、解説します。

自分で投資商品を選びたい人

ロボアドバイザーは投資商品の選択範囲が限られ、ポートフォリオの微調整が難しいため、自ら投資商品を選びたい人には不向きです。

自分で商品を選択し、リターンを最大化させたい場合は、ロボアドバイザーを利用するよりも直接の投資が適しているでしょう。

手数料を抑えて投資したい人

多くの投資一任型ロボアドバイザーの手数料は、年率1.1%と高い水準にあるため、手数料を抑えて投資したい人には投資信託が適しています。

投資信託の信託報酬はインデックスファンドが0.1〜0.2%、バランスファンドが0.3〜0.6%と低い傾向にあります。長期での運用において手数料の差が大きくなるため、コストを重視する投資家にとって、ロボアドバイザーの利用は避けるべきといえます。

短期間で利益を得ることを重視している人

ロボアドバイザーは積立投資が前提であり、短期間での利益狙いには向いていません。

多くのサービスでは長期的な成長を見込んで運用されるため、短期間で大きなリターンを得ることを重視する投資家には不向きといえます。

ロボアドバイザーに関するよくある質問

最強のロボアドバイザーはどれがおすすめ？

ロボアドバイザーによって特徴や強みが異なりますが、2022年末の時点で過去3年間の運用成績が最も良いロボアドバイザーは、ROBOPRO（ロボプロ）です。

金融庁の公式サイトによれば、ROBOPROの年率リターンは10.95%を達成しています。

また、サービス公開から2023年7月末までの運用実績は、約+58.16%となっており、安定した運用を実現していることが分かります。

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ロボアドバイザーと投資信託のどっちを選ぶべき？

投資信託とロボアドバイザーは、それぞれ得意な領域が異なります。

投資信託は自己裁量が高く手数料が低いものの、自ら投資商品を選択し、運用しなければなりません。一方、ロボアドバイザーは運用を委託できる分手数料はやや高めですが、資産配分やリバランスは自動で行われるため、手軽に取り組みやすいことが特徴です。

利用者は自分の投資スタイルや好み、許容できる手数料など、さまざまな要素を考慮し、最適な選択を検討すべきといえます。

新NISA対応予定のロボアドバイザーは何がある？

2024年1月から始まる新NISA制度に対応予定のロボアドバイザーは、4つあります。

• ウェルスナビ
• SUSTEN
• 投信工房
• らくらく投資

新制度には「つみたて投資枠」「成長投資枠」の2種類がありますが、サービスによって対応範囲が異なる可能性があるため、各ロボアドバイザーの情報を確認した上で利用を検討しましょう。

完全成果報酬ならSUSTEN

SUSTENでは、独自のSUSTENファンドを通じて、国内外の様々な金融商品に自動的に投資を行うことができます。利益が出ていない時には手数料などの費用が発生しません。手数料負けしたくない人におすすめのサービスです。

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SBIラップは手数料が安いって本当？

SBI証券が運営する投資一任型ロボアドバイザーのSBIラップは、他の一般的なロボアドバイザーと比較すると、手数料が安いことが特徴です。

• SBIラップ（AI投資コース）：0.66%（年率・税込）
• SBIラップ（匠の運用コース）：0.77%（年率・税込）
• 一般的なロボアドバイザー：1.1%（年率・税込）

このように運用コストが比較的安いため、手数料を抑えた投資スタイルを重視する方にとって、SBIラップはおすすめの選択肢といえます。

おすすめのロボアドバイザーまとめ

本記事では、ロボアドバイザーの基本知識からロボアドバイザーの選び方、おすすめのロボアドバイザーについて比較表を用いて解説しました。

自分の投資目的にあったロボアドバイザーを選んでくださいね。