インデックス投資を始めようと思ったときに、「暴落待ちをしてから投資をしたほうがいいのかな?」と考える人もいるでしょう。
本記事ではインデックス投資は暴落待ちをしてから購入するべきかについて解説します。
株価暴落の歴史についても解説するので、今までの暴落の歴史も合わせてチェックしてみてくださいね。
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インデックス投資とは?
インデックス投資とは、株価指数を代表する投資信託などを通じて市場全体を投資する投資方法です。
インデックス投資は、個別株の株価変動に比べてリスクが少ないとされており、長期的な投資に適しています。また、手数料やコストも低く、投資初心者でも始めやすい投資です。
インデックス投資には以下の9種類があります。
- 国内債券
- 海外債券(先進国)
- 海外債券(新興国)
- 海外債券(ハイイールド)
- 国内株式
- 海外株式(先進国)
- 海外株式(新興国)
- 国内REIT
- 海外REIT
インデックス投資でおすすめの銘柄は、全世界株式(オール・カントリー)、米国の株価指数であるS&P 500や、欧州株価指数であるEuro Stoxx 50などがあります。
インデックス投資の始め方やメリット・デメリットについては以下の記事で解説しています。
また、インデックス投資では、「入金力が全て」と言われることがあります。投資に回すことができるお金を増やしたい人や、インデックス投資の投資シミュレーションについて知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。
インデックス投資は暴落待ちしてから投資するべき?
インデックス投資で暴落待ちをしてから投資することは難易度が高いためおすすめできません。理由として市場の暴落は予測が困難であり、株価が回復するのに長期間を要することもあります。また、投資期間が短い場合は株価の下落が投資収益に影響することがあります。
インデックス投資は基本的に長期投資となるため、市場の変動に影響されにくい積立投資を心がけることが大切です。市場の変動に対してリスクを回避するためには、多数の業種や地域をカバーするグローバルな投資信託を選びましょう。
実際にTwitterでインデックス投資をしている人を対象に「暴落待ち資金を準備しているか」をアンケートをとってみました。
インデックス投資をしている人の49.8%が現金待機をしているようです。
また、現金待機をしている人にどれくらい現金を待機させているかも合わせて調査しました。
約半数の方がインデックス投資をしつつ、余力の現金を残していることがわかります。100万円以上の現金を待機させている人が47.3%となっており、暴落対策をしている人が多いことがわかります。
インデックス投資をするときは、毎月定額の積立を継続しながら、暴落した時に追加投資できる現金をもっておくことかもしれません。
暴落時の買い増しルールについては以下の記事でも詳しく解説しています。
もしあなたが、現金待機させるお金がないのであれば、副業収入などで現金を増やすことも検討してみてはいかがでしょうか。
以下の記事でおすすめのクラウドソーシングサイトを紹介しているので、興味のある人はチェックしてみてください。
インデックス投資で積立投資がおすすめな理由
インデックス投資で積立投資がおすすめな理由は以下の通りです。
- コストを抑えて投資できる
- 分散投資ができる
一つずつ解説します。
コストを抑えて投資できる
インデックス投資は株式市場全体を代表するインデックスに投資するため、銘柄選定の時間を削減することができます。
また、投資信託では「信託報酬」という運用にかかるコストを支払う必要があります。この信託報酬がアクティブファンドと比較して安いので、運用コストを抑えて投資することができます。
分散投資ができる
インデックス投資は分散投資です。例えば、S&P 500は米国に上場している主要企業の500銘柄で構成されており、S&P 500に投資するだけで500銘柄に投資することになります。
そのため個別株に投資するよりもリスクを回避することができます。
インデックス投資におすすめの証券会社
インデックス投資におすすめの証券会社は「SBI証券」「楽天証券」「auカブコム証券」「マネックス証券」です。
それぞれの証券会社の特徴を以下の表に記載しているので、参考にしてください。
SBI証券 | 手数料が格安
SBI証券は業界トップのシェア率を誇っており、手数料が格安という特徴があります。
手数料には「スタンダードプラン」「アクティブプラン」の2つのプランがあり、スタンダードプランの手数料は55円〜、アクティブプランは1日の約定代金が100万円までなら無料です。プランは途中で変更が可能なので、投資スタイルに合わせて好きなプランを選択しましょう。
なお、以下の条件を満たすと国内株式売買手数料が無料(ゼロ革命)となります。
- インターネットコースまたは、インターネットコース(プランC)のお客さま
- 電子交付サービス申込済で当社所定の電子交付設定を行っているお客さま
また、外国株式を全部で9カ国扱っており、証券会社の中では最多となっています。
- 米国株式
- 中国株式
- 韓国株式
- ベトナム株式
- ロシア株式
- インドネシア株式
- シンガポール株式
- タイ株式
- マレーシア株式
三井住友カードでの積立投資をおこなうと、積立額の0.5%~5.0%相当のVポイントがたまります。クレジットカード積立投資の上限は5万円となるので、三井住友カードを利用すると250円〜2500円お得になります。
また、SBI証券は1株から取引できるS株(単元未満株)も取り扱っているので、高配当株の投資にもおすすめです。
auカブコム証券 | 携帯キャリアがauならおすすめ
auカブコム証券はau経済圏と相性が良いネット証券です。
auカブコム証券では、条件を満たすとPontaポイントが貯まります。
また、「au IDの登録で、現物および信用取引の手数料が1%割引」「auカブコム証券でKDDIの株式を100株以上保有すると、現物および信用取引の手数料が最大15%割引」などauユーザーやKDDI株主向けの特典もあります。
プチ株と呼ばれる1株から投資できるサービスもあるので、高配当株をはじめとした個別株に挑戦してみたい人にもおすすめです。
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ワン株(単元未満株)の買付手数料と投資信託の購入時申込手数料は0円で手数料がかからないのも嬉しいポイントです。インデックス投資+高配当株に挑戦したいという人にもマネックス証券はおすすめです。
また、IPO(新規公開株)の取り扱い銘柄数が多いうえ、完全平等抽選なので投資資金の少ない人でも当選が期待できるので、IPO投資に挑戦したい人にもおすすめです。
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株価暴落の歴史
今までの株価暴落の歴史を次の表にまとめました。
1929年 | 世界恐慌 | 1929年にはニューヨークのダウ工業株価指数が50%以上下落し、世界的な経済恐慌の引き金となりました。 |
1987年 | ブラックマンデー | 1987年10月19日には、ニューヨーク株式市場は22.6%下落しました。この暴落は自動売買システムがトリガーとなったとされています。 |
2000年 | インターネットバブル崩壊 | 2000年にはインターネット関連の株価が急落しました。この暴落で多くのテクノロジー企業が破綻することとなりました。 |
2005年 | ハリケーン・カトリーナ | 2005年にはハリケーン・カトリーナがアメリカ南部を襲い、石油産業やガソリン価格などが影響を受け、株価にも影響を与えました。 |
2008年 | リーマン・ショック | 2008年9月に、アメリカの大手銀行リーマン・ブラザーズが破綻しました。これをきっかけにグローバルな金融危機が起こり、株価も急落しました。 |
2020年 | OPECクラッシュ | 2020年3月には、オペック(石油輸出国機構)が石油生産を減らすことを決定しました。これにより、石油関連の株価が急落しました。 |
2020年 | 新型コロナクラッシュ | 2020年には、新型コロナウイルスの感染拡大により、グローバルな経済恐慌が引き起こされました。 |
上記の表のように、株価の暴落は過去に何度も起こっています。しかし、暴落が起きても株価は回復します。
そのため株式投資は長期的にはリターンが期待できるとされています。
そのため、私たちにとって大切なことは暴落を待って投資するのではなく、暴落しても投資し続ける(相場に残る)ことです。
暴落した時のために、買い増しルールを作ることもおすすめです。
まとめ:インデックス投資は長期的な積立投資がおすすめ
本記事では「インデックス投資は暴落待ちしてから投資するべきか」について解説しました。
インデックス投資は暴落を待たずに継続した積立投資をおこなうことをおすすめします。
毎月コツコツ積み立て投資を行い、安定した資産形成に取り組みましょう。
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