【投資家登録で全員1000円】管理人も投資しているソーシャルレンディング 投資家登録する

楽天プレミアムカードの損益分岐点は?改悪と言われる内容についても解説

楽天プレミアムカードの損益分岐点は?改悪と言われる内容についても解説
  • URLをコピーしました!

楽天カードユーザーやこれから楽天カードを作りたいと考えている方の中には、年会費11,000円の楽天プレミアムカードについて興味がある方も多いのではないでしょうか。

今回は、楽天プレミアムカードはいくら利用すれば元が取れるのか、損益分岐点について徹底的に解説します。

楽天プレミアムカードが改悪されたと言われる理由についても解説しますので、楽天プレミアムカードの利用を検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

楽天プレミアムカードの損益分岐点は「年間110万円」の利用

結論からいうと、楽天プレミアムカードの損益分岐点は「楽天市場で年間110万円のカード利用があるかどうか」です。

楽天が発行するカードを使って楽天市場で買い物をした場合、通常3.0%のポイントが還元されますが、楽天プレミアムカードで「楽天市場コース」を選択すると、楽天市場での毎週火曜日と木曜日の買い物額に対しプラス1%のポイント還元(合計4.0%の還元)を受けられます。

さらに、誕生日月は楽天市場・楽天ブックスでのカード利用につき1%のポイントが還元されるため、最大で5.0%の還元率となります。

楽天市場で買い物をした場合を想定し、通常の楽天カード(還元率3.0%)と楽天プレミアムカード(還元率4.0%)のそれぞれについて、利用金額別のポイント獲得数をまとめました。なお、還元されたポイント数から楽天プレミアムカードの年会費11,000円を減算し、楽天カードと楽天プレミアムカードのポイント獲得数が一致する値を損益分岐点としています。

楽天市場の年間利用額楽天カード(3.0%)楽天プレミアムカード(4.0%)
10万円3,000ポイント4,000ポイント(-7,000ポイント)
50万円15,000ポイント20,000ポイント(+9,000ポイント)
70万円21,000ポイント28,000ポイント(+17,000ポイント)
100万円30,000ポイント40,000ポイント(+29,000ポイント)
110万円33,000ポイント44,000ポイント(+33,000ポイント)※損益分岐点
150万円45,000ポイント60,000ポイント(+49,000ポイント)

楽天プレミアムカードを火曜日か木曜日の楽天市場で「年間110万円」を超えて利用することで、通常の楽天カードよりもお得になります。

楽天プレミアムカードの改悪により損益分岐点が変わった?

2023年12月1日に楽天プレミアムカードの内容が変更され、楽天市場で楽天カードを利用した場合の還元率は、5.0%から3.0%まで下がりました。これに対し、ユーザーからは「改悪された」という声が広がっています。

変更前変更後
楽天市場の還元2.0%2.0%
楽天カードの還元1.0%1.0%
SPUによる追加還元2.0%廃止
合計5.0%3.0%

また、制度の変更にともない、無料の楽天カード会員が楽天市場の利用で得られるポイント数は、月1,000ポイントまでに制限されます。プレミアムカードのユーザーは月5,000ポイントまで獲得可能なため、楽天市場で毎月33,333円以上利用する場合、プレミアムカードのほうが多くのポイントを獲得できるでしょう。

楽天プレミアムカードのメリット5選

楽天プレミアムカードを利用するメリットには、以下の5点が挙げられます。

  • 国内の空港ラウンジを利用できる
  • アメリカン・エキスプレスカードの利用で特典を受けられる
  • 旅行保険・ショッピング保険が付帯されている
  • 世界38拠点のトラベルデスクを利用できる
  • 法人カードを発行できる

それぞれの項目について解説します。

国内の空港ラウンジを利用できる

楽天プレミアムカードに付帯されるプライオリティ・パスで海外の航空ラウンジを利用できることに加え、国内の空港ラウンジも無料で利用できます。国内の空港ラウンジを利用する方法は、楽天プレミアムカードと航空券(または半券)を提示するだけです。

楽天ゴールドカード会員の場合、空港ラウンジを無料で使えるのは年間2回までなのに対し、楽天プレミアムカードは無制限で利用できます。

アメリカン・エキスプレスカードの利用で特典を受けられる

楽天プレミアムカードで選べる国際ブランドは、VISA、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレスのいずれかです。このうち、アメリカン・エキスプレスを選択した場合、以下の特典を受けられます。

  • チケットの先行販売やイベントの舞台裏へのご案内
  • 各国から厳選した400以上のレストランで代金20%オフやボトルワインのサービス
  • アメリカン・エキスプレスが厳選したショップによる優待

これらは、楽天プレミアムカードでアメリカン・エキスプレスを選択した場合にのみ利用できます。

旅行保険・ショッピング保険が付帯されている

楽天プレミアムカードには、旅行やショッピングに関連するさまざまな保険が付帯しています。

旅行保険では、海外旅行傷害保険では最高5,000万円(自動付帯は4,000万円まで)、国内旅行傷害保険では最高5,000万円(自動付帯)まで補償を受けられます。これらの保険は自動付帯されており、クレジットカードを使って旅行費や交通費を決済していない場合にも適用されるものです。

ショッピング保険(動産総合保険)では、楽天プレミアムカードで決済した商品(1個1組1万円以上)が破損や盗難などの損害にあった場合、購入日から90日間であれば年間最高300万円まで補償を受けられます。

世界38拠点のトラベルデスクを利用できる

楽天プレミアムカード会員になると、ニューヨーク・ホノルル・パリ・上海など世界44拠点(2023年10月1日時点)の現地デスクを利用できます。

利用できるサービスは以下の通りです。

  • 緊急時の案内:パスポート・カードの紛失や盗難、病気、怪我など
  • 現地情報の紹介:都市・観光情報などの情報提供
  • 予約・手配:レストランやオプショナルツアーの予約

これらのサービスは、海外出張や旅行に行く機会が多い方にとって大いに役立つでしょう。

法人カードを発行できる

楽天プレミアムカード会員は、付随カードとして楽天ビジネスカードを年会費2,200円(税込)で発行できます。

個人事業主向けの法人カードとして利便性が高く、楽天プレミアムカードでプライベートの支払い、楽天ビジネスカードで経費の支払いといったように、効率的な経費処理ができるのは大きなメリットです。

また、社員用のETCカードも発行できるため、経費の管理を一括で行いたい場合におすすめです。

楽天プレミアムカードのデメリット3選

一方、楽天プレミアムカードには以下のようなデメリットも存在します。

  • 楽天経済圏を利用しない場合はメリットが少ない
  • 公共料金の支払いは還元率が低い
  • 空港ラウンジ利用で同伴者は別料金が発生する

それぞれの項目について確認しましょう。

楽天経済圏を利用しない場合はメリットが少ない

楽天プレミアムカードは、楽天経済圏を利用する方にとっては大きなメリットがありますが、楽天経済圏を利用しない場合はメリットが少ないことがデメリットとして挙げられます。

カードの主なメリットは楽天のサービスを活用することにあるため、あまり楽天サービスを利用しない場合、メリットが限定されるでしょう。

ただし、楽天プレミアムカードの年会費11,000円でプライオリティ・パスの無料利用も特典に付帯するため、空港を利用する機会が多い方にとってはお得かもしれません。

公共料金の支払いは還元率が低い

これは楽天プレミアムカードに限らず、すべての楽天カードに共通することですが、公共料金(水道光熱費・通信費など)の支払いに関しては、ポイント還元率が0.2%まで下がってしまいます。

公共料金の支払いもすべて一つのカードにまとめたい、しっかりとポイントを貯めたいという場合は、楽天カード以外のカードを使うのがおすすめです。

空港ラウンジ利用で同伴者は別料金が発生する

楽天プレミアムカードの会員は、プライオリティ・パスを利用して海外の空港ラウンジを利用できますが、同伴者は別料金32ドル(4,800円程度)が発生します。

一人でラウンジを利用する機会が多い方には関係ありませんが、友人や家族と利用する際は注意してください。

楽天プレミアムカードについてよくある質問

ここでは、楽天プレミアムカードについてよくある質問をまとめました。

楽天プレミアムカードはメリットないって本当?

楽天プレミアムカードにすることで、楽天市場での買い物で最大5.0%のポイント還元を受けられるため、楽天経済圏を利用する機会が多いほどメリットが大きいといえます。

また、楽天プレミアムカードの特典としてプライオリティ・パスを無料利用できるため、出張や旅行の機会が多い方にもおすすめです。

楽天プレミアムカードの年会費を5年無料にする方法は?

楽天プレミアムカードの年会費無料キャンペーンは、2018年と2017年に開催されていました。

ただし、近年は開催されておらず、今後キャンペーンが開催するかについても現状明らかではありません。

楽天プレミアムカードの年会費を無料にする方法は?

現在において、楽天プレミアムカードの年会費を無料にする方法はありません。

年会費11,000円分のポイントを集めることで実質無料になりますが、年会費分を引いた上で通常の楽天カードと同じポイントを獲得するためには、年間で110万円分以上の楽天市場の利用が必要です。(ポイント還元率4.0%の場合)

楽天プレミアムカードの損益分岐点の計算方法は?

楽天プレミアムカードの損益分岐点は、カードの利用で還元されるポイント数から楽天プレミアムカードの年会費11,000円を減算し、楽天カードと楽天プレミアムカードのポイント獲得数が一致する値を算出すると分かります。

楽天カードで楽天市場を利用して3%のポイント還元、さらに楽天プレミアムカードの「楽天市場コース」を選択して毎週火曜日と木曜日に1%のポイント還元を受ける場合、損益分岐点は「年間の楽天市場利用額110万円」が目安です。

楽天プレミアムカードの損益分岐点はふるさと納税も関係している?

楽天プレミアムカードの損益分岐点は年間利用110万円が目安とお伝えしましたが、楽天市場の商品でふるさと納税を行った場合、それも利用額の対象として加算されます。

ふるさと納税をする機会がある方にとっては、思っていたよりも損益分岐点の達成ハードルが低いと感じられるかもしれません。

楽天プレミアムカードの損益分岐点まとめ

今回は、楽天プレミアムカードの損益分岐点について解説しました。2023年12月の制度変更後、楽天プレミアムカードの損益分岐点は「楽天市場の利用が年間110万円以上であるかどうか」となっています。

楽天プレミアムカードを利用することでポイント還元率がやや高くなるほか、空港ラウンジやトラベルデスクの利用、保険制度の利用、カードブランド限定の特典利用(アメリカン・エキスプレスのみ)などのメリットがあります。

楽天経済圏の利用機会が多い方や出張・旅行などの機会が多い方は、楽天プレミアムカードの発行を検討してみてはいかがでしょうか。

アマギフキャンペーン中

新規投資家登録でアマギフがもらえる不動産クラウドファンディング・ソーシャルレンディングで投資家登録を行って無料で5000円ゲットしよう!

  1. AGクラウドファンディング(1000円)
  2. DARWIN funding(500円)
  3. プレファン(1000円)
  4. Funvest(1000円)
  5. クラウドバンク(500円)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

インデックス投資と不動産クラウドファンディングを中心とした投資で資産形成を頑張る20代OLです。節約と副業で入金力を増やしています。資産形成・投資・副業・節約などについての記事を執筆します。

目次