ネット銀行として人気のある楽天銀行ですが、「楽天銀行最悪なの?」「セキュリティが甘いという噂は本当?」と疑問感じている人もいるでしょう。
本記事では楽天銀行が最悪と言われる理由やセキュリティが甘いと言われる理由について解説します。
楽天銀行と合わせて利用した方がいいサービスについても解説するので最後まで読み進めてください。
新規投資家登録でアマギフがもらえる不動産クラウドファンディング・ソーシャルレンディングで投資家登録を行って無料で5000円ゲットしよう!
楽天銀行の基本情報
楽天銀行は1,300万口座を突破したネット銀行です。
残高照会や取引の明細詳細も、パソコン・スマホから確認できます。
楽天経済圏を利用している人は、楽天銀行で口座開設するとポイントを貯めやすくなります。
そのため、楽天経済圏の人にとっては楽天銀行は必須だと言えます。
楽天経済圏については以下の記事で詳しく解説しています。
楽天銀行が最悪と言われる6つのデメリット
楽天銀行のデメリットは以下の通りです。
- 店頭窓口がない
- 電話がつながりにくい時間帯がある
- 改悪が続いている
- ユーザによっては手数料無料条件が厳しい
- 万が一不正利用が起きた時に対応がひどい
- 入出金の手数料が高め
それぞれについて解説します。
最悪な理由①店頭窓口がない
楽天銀行はネット銀行なので、店頭窓口がありません。
「窓口で操作や振込をサポートして欲しい方」には楽天銀行は向いていないと言えるでしょう。
店頭窓口を利用したい人はみずほ銀行などのメガバンクやゆうちょ銀行がおすすめです。
最悪な理由②電話がつながりにくい時間帯がある
楽天銀行にはカスタマーサービスが用意されていますが、つながりにくい時間があります。
15時以降であれば、電話は比較的つながりやすいので、カスタマーサポートを利用しようと考えている人は、15時以降に電話するようにしてください。
参考:カスタマーセンターのつながりやすい時間帯を教えてください
最悪な理由③改悪が続いている
楽天銀行はサービスの改悪が続いています。
例えば以下のようなものがあります。
楽天銀行を引き落とし口座に設定した楽天カードを支払いに使う:「+1倍」→「+0.5倍」
300万円以上の預入分は普通預金金利「0.1%」→「0.04%」
ただ、楽天銀行の口座で「給与・賞与・年金」を前月に受け取っている場合は「+0.5倍」となり、合計で「+1倍」を維持できるなどの抜け道もあります。
うまく活用しないとお得にならないことがあるのはデメリットだと言えるでしょう。
楽天銀行を給与振り込み口座にするのは実際どうなのかについては、以下の記事で解説しています。
最悪な理由④ユーザによっては手数料無料条件が厳しい
楽天銀行は会員ステージに応じて、入出金、振込手数料が無料になるサービスが用意されています。
たとえば対象のサービスを5件取引するか、預金残高を10万円保有すると、ATM手数料が1回無料になります。
ユーザによってはこの条件をクリアするのが難しい場合があります。
最悪な理由⑤万が一不正利用が起きた時に対応がひどい
楽天銀行デビッドカードの不正利用などが発生した場合、なかなか満足いく対応をしてもらえないようです。
自分でできるセキュリティ対策を万全に行い、不正利用を未然に防ぐ努力が必要です。
最悪な理由⑥入出金の手数料が高め
ATMを使って楽天銀行に入金する際、3万円未満だと手数料がとられます。
入金や出金時の手数料が高いのはデメリットだと言えるでしょう。
楽天銀行がセキュリティが甘いと言われる理由
楽天銀行はネットバンク専業ということでさまざまなセキュリティ対策が行われていますが、以下の2点の対策が行われていないことからセキュリティが甘いと言われています。
- ログイン時の二要素認証
- トランザクション認証
楽天銀行では、高セキュリティな二要素認証が導入されていません。
その代わりに「ワンタイム認証」という認証が導入されていますが、このワンタイム認証ではメールアドレスを利用します。
そのため、フリーメールのIDとパスワードの流出が起きた場合に、以下のような不正利用が発生しています。
「ワンタイム認証に利用するメールアドレス」としてフリーメール(Yahoo!メール、Hotmail、Gmail等)のメールアドレスをご登録されているお客さまが、フリーメール用のID、パスワード等を第三者に不正に盗取され、ワンタイムキーをも盗取されたことに起因すると思われる不正送金が確認されております。
セキュリティ強化のためのワンタイム認証のルール変更について
また、トランザクション認証は取引(トランザクション)の内容が通信の途中で改ざんされていないことを確認し、実行する方法です。
このトランザクション認証が導入されていないので、楽天銀行では取引が不正に改ざん、勝手な引き落としなどの不正利用が発生する可能性があります。
この2つの理由から、楽天銀行はセキュリティが甘いと言われています。
楽天銀行の6つのメリット
楽天銀行のメリットは以下の通りです。
- 近くのコンビニATMで24時間356日利用可能
- ハッピープログラムで手数料が無料
- 楽天銀行同士であれば振込手数料無料
- 楽天市場のポイント倍率がアップ
- スマホアプリで残高照会、振込が可能
- 300万円まで普通預金金利が0.1%
それぞれについて解説します。
メリット①近くのコンビニATMで24時間356日利用可能
楽天銀行は近くのコンビニATMで24時間356日利用可能です。
セブン銀行、イオン銀行、ローソン銀行に対応しているため、いつでもお金を引き出すことができるのはメリットだと言えるでしょう。
VIEW ALTTEでは入金の扱いがサポートされていないので注意してください。
メリット②ハッピープログラムで手数料が無料
楽天銀行には「ハッピープログラム」というステージ別の特典が用意されています。
「預金残高」と「取引回数」に応じてATM手数料及び他行振込手数料が無料になります。
スーパーVIPになれば、月7回のATM手数料が無料になります。
メリット③楽天銀行同士であれば振込手数料無料
楽天銀行同士であれば、振込手数料が何度でも無料です。
そのため、家族で楽天銀行の口座開設を行うと振り込み手数料を無料にすることができます。
メリット④楽天市場のポイント倍率がアップ
複数の楽天サービスと連携することで、「楽天市場」でのポイント倍率がアップします。
2022年7月1日以降のポイント倍率
- 楽天銀行の口座で楽天カード利用代金の引落し:ポイント+0.5倍
- 楽天銀行で給与・賞与・年金の受取:ポイント+0.5倍
このため、楽天銀行を利用する際は同時に「楽天カード」の申し込みも行いましょう。
SPUアップの倍率と条件は以下の通りです。
通常の楽天カードより、楽天プレミアムカードの方がポイント還元率が高くなっています。
サービス | 倍率 | 達成条件 |
---|---|---|
基本還元率 | 1倍 | 楽天市場での基本ポイント還元 |
楽天カード | +2倍 | 楽天カード(種類問わず)でお買い物 |
楽天プレミアムカード | +2倍 | プレミアムカード以上の楽天カードでお買い物 |
楽天銀行+楽天カード | +1倍 | 楽天銀行の口座から楽天カード利用分を引き落とし |
楽天市場アプリ | +0.5倍 | 楽天市場アプリでのお買い物 |
楽天証券 | +1倍 | 楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定の上 └ 計3万円以上のポイント投資(投資信託)で+0.5倍 └ 計3万円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済)で+0.5倍 ※米株積立および買付手数料無料海外ETF(9銘柄)除く |
楽天モバイル | +3倍 | Rakuten UN-LIMIT VII契約でダイヤモンド ※非ダイヤモンドなら+2倍 ※スーパーホーダイ組み合わせプランは+1倍 |
楽天モバイルキャリア決済 | +0.5倍 | 合計2,000円(税込)以上利用 |
楽天ひかり | +1倍 | 契約 |
Rakuten Fashion | +0.5倍 | Rakuten Fashionアプリで、 Rakuten Fashion商品を月1回以上お買い物 |
楽天ブックス | +0.5倍 | 月1回1注文1,000円以上 |
楽天kobo | +0.5倍 | 月1回1注文1,000円以上 |
楽天トラベル | +1倍 | 対象サービス・対象期間で5,000円(税込)以上利用 |
楽天ビューティ | +0.5倍 | 月1回3,000円以上利用 |
楽天Pasha | +0.5倍 | トクダネ対象商品を購入&レシート申請し、 合計300ポイント以上の獲得 |
楽天ウォレット | +0.5倍 | 月に合計30,000円以上暗号資産現物を購入 (ポイント交換含む) |
合計 | 16倍 | 最大で楽天ポイント16倍 |
メリット⑤スマホアプリで残高照会、振込が可能
楽天銀行で口座開設をしたら「楽天銀行アプリ」も忘れずに利用しましょう。
残高のチェックや振込をアプリ内で行うことができます。
メリット⑥300万円まで普通預金金利が0.1%
楽天銀行の普通預金金利は「0.1%」です。
メガバンクの金利は0.001%が一般的なので、100倍の金利です。
ただし、楽天証券との口座連携(マネーブリッジ)が条件となるので「楽天証券」の口座開設も同時に行うのがおすすめです。
楽天銀行を利用するのがオススメな人
楽天銀行を利用するのがオススメな人は以下の通りです。
- 預金額が10万円以上
- 楽天グループのサービスを日頃利用している(楽天経済圏利用者)
- 家族や取引先が楽天銀行を利用している
- 普通預金金利が高い銀行を利用したい
- 人気NO.1のネット銀行を使いたい
楽天銀行は振り込み手数料が他の銀行よりも高くなっているので、預金額が10万円以上を予定している人にはおすすめです。
また、楽天経済圏をうまく活用していきたいと考えている人にもお勧めできると言えます。
楽天銀行を利用するをやめておいた方がいい人
楽天銀行を利用するをやめておいた方がいい人は以下の通りです。
- 預金額が10万円以下
- 楽天グループのサービス利用していない
- 窓口で振り込みのサポートをしてほしい人
預金額が10万円以下の人は楽天銀行はおすすめできません。
そのような人には「みんなの銀行」の利用がオススメです。
楽天銀行と同じネット銀行で、紹介コードを入力して口座開設を行うことで現金1000円が翌日に貰えます。
\ 紹介コード入力で1000円もらえる /
紹介コード:EfOFQTjb
みんなの銀行の口コミ・評判は以下の記事で解説しています。
楽天銀行と一緒に利用したいサービス
楽天銀行で口座開設するときは、以下のサービスも一緒に利用しましょう。
- 楽天カード
- 楽天市場
- 楽天証券
それぞれについて解説します。
楽天カード
「楽天カード」と楽天銀行の併用でお得にポイントを貯めることができます。
年間36万円以下なら通常の楽天カード、年間36万円以上使うなら楽天プレミアムカードがオススメです。
すでに楽天カードを持っていて、2枚目のカードを持っていない人は以下の記事もご覧ください。
年間36万円以下なら通常の楽天カードがオススメ
年間の利用金額が36万円以下なら、通常の楽天カードがオススメです。
毎月のクレジットカード利用額が3万円以下なら、通常の楽天カードを利用しましょう。
楽天カードと楽天プレミアムカードの獲得ポイントの比較表は以下の通りです。
年間利用額 (楽天市場) | 楽天カード | 楽天プレミアム | 楽天プレミアム ※誕生月などを駆使 |
---|---|---|---|
12万円 (毎月1万円) | 3,600ポイント | 6,000ポイント (年会費11,000円) ※実質-5,000ポイント | 7,300ポイント (年会費11,000円) ※実質-3,700ポイント |
24万円 (毎月2万円) | 7,200ポイント | 12,000ポイント (年会費11,000円) ※実質1,000ポイント | 14,600ポイント (年会費11,000円) ※実質3,600ポイント |
36万円 (毎月3万円) | 10,800ポイント | 18,000ポイント (年会費11,000円) ※実質7,000ポイント | 21,900ポイント (年会費11,000円) ※実質10,900ポイント |
48万円 (毎月4万円) | 14,400ポイント | 24,000ポイント (年会費11,000円) ※実質13,000ポイント | 29,200ポイント (年会費11,000円) ※実質18,200ポイント |
55.2万円 (毎月4.6万円) | 16,560ポイント | 27,600ポイント (年会費11,000円) ※実質16,600ポイント | 33,580ポイント (年会費11,000円) ※実質22,580ポイント |
60万円 (毎月5万円) | 18,000ポイント | 30,000ポイント (年会費11,000円) ※実質19,000ポイント | 36,500ポイント (年会費11,000円) ※実質25,500ポイント |
年間36万円以上使うなら楽天プレミアムカードがオススメ
年間36万円以上使うなら楽天プレミアムカードがオススメです。
誕生月などポイントをたくさんもらえるキャンペーンを駆使しない場合には、年間55.2万円の利用が必要となります。
年間利用額 (楽天市場) | 楽天カード | 楽天プレミアム | 楽天プレミアム ※誕生月などを駆使 |
---|---|---|---|
12万円 (毎月1万円) | 3,600ポイント | 6,000ポイント (年会費11,000円) ※実質-5,000ポイント | 7,300ポイント (年会費11,000円) ※実質-3,700ポイント |
24万円 (毎月2万円) | 7,200ポイント | 12,000ポイント (年会費11,000円) ※実質1,000ポイント | 14,600ポイント (年会費11,000円) ※実質3,600ポイント |
36万円 (毎月3万円) | 10,800ポイント | 18,000ポイント (年会費11,000円) ※実質7,000ポイント | 21,900ポイント (年会費11,000円) ※実質10,900ポイント |
48万円 (毎月4万円) | 14,400ポイント | 24,000ポイント (年会費11,000円) ※実質13,000ポイント | 29,200ポイント (年会費11,000円) ※実質18,200ポイント |
55.2万円 (毎月4.6万円) | 16,560ポイント | 27,600ポイント (年会費11,000円) ※実質16,600ポイント | 33,580ポイント (年会費11,000円) ※実質22,580ポイント |
60万円 (毎月5万円) | 18,000ポイント | 30,000ポイント (年会費11,000円) ※実質19,000ポイント | 36,500ポイント (年会費11,000円) ※実質25,500ポイント |
楽天市場
「楽天市場」は楽天市場を利用することができる。
アプリ経由で買い物をするだけでポイントが+0.5倍になるため、忘れにずダウンロードしておきましょう。
楽天証券
楽天銀行の普通預金金利0.1%を受けるには、楽天証券との口座連携(マネーブリッジ)をする必要があります。
金利を高くしたいなら、楽天証券で口座開設を行いましょう。
また、楽天証券で口座開設をおこなったら、インデックス投資などの投資に挑戦してみるのもオススメです。
インデックス投資は長期投資を前提とした投資手法のことで、20年や30年継続することで大きな利益を得ることができると言われています。
元本割れのリスクもありますが、老後資金を貯めておきたい人はやっておいた方がいい投資だと言えます。
自分が投資家に向いている人か気になる場合は以下の記事もご覧ください。
まとめ:楽天銀行で口座開設を行おう
本記事では楽天銀行が最悪と言われる理由やセキュリティが甘いと言われる理由について解説しました。
楽天銀行が最悪と言われる理由は以下の通りです。
- 店頭窓口がない
- 電話がつながりにくい時間帯がある
- 改悪が続いている
- ユーザによっては手数料無料条件が厳しい
- 万が一不正利用が起きた時に対応がひどい
- 入出金の手数料が高め
また、セキュリティが甘いと言われる理由は以下の通りです。
- ログイン時の二要素認証
- トランザクション認証
とはいえ、楽天銀行を利用するメリットももちろんあります。
楽天経済圏で生活をしていくなら、楽天銀行での口座開設はおすすめだと言えるでしょう。
また、銀行口座開設で現金をもらいたいなら、「みんなの銀行」の利用もオススメです。
楽天銀行と同じネット銀行で、紹介コードを入力して口座開設を行うことで現金1000円が翌日に貰えます。
\ 紹介コード入力で1000円もらえる /
紹介コード:EfOFQTjb
みんなの銀行の口コミ・評判は以下の記事で解説しています。