VYMへの投資を考えているときに気になるのが「VYMへの投資はおすすめしない」「VYMへの投資は手数料負けする」という意見ですよね。
本記事では、VYMへの投資をおすすめしないと言われる理由や、実際のところ手数料負けするのか、買い続けるという選択肢は有効かについて解説します。
結論から言うと、VYMの手数料は0.06%と非常に安いので手数料負けしません。
また、配当金を重視する人にとっては良い投資先だといえます。
それぞれの理由について詳しく解説するので最後まで読み進めてください。
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VYMとは?
VYMは、Vanguard High Dividend Yield ETF(バンガード・ハイ・ディビデンド・イールドETF)のティッカーシンボルです。
VYMは、アメリカの投資管理会社バンガード・グループが提供する上場投資信託(ETF)の一つで、主に高配当株に投資することを目的としています。
米国の高配当株を中心に構成されており、安定した配当収入を狙った投資が可能です。
配当成長を重視する投資家や、配当収入を求める投資家から人気を集めているので、投資している人が多い銘柄です。
VYMの構成銘柄を以下の表にまとめました。
名称 | 数量 | 値 | ファンドの割合 |
---|---|---|---|
XOM:US エクソンモービル | 14.58 百万 | 1.60 十億 | 3.26 |
JPM:USJP モルガン・チェース・アンド・カンパニー | 10.32 百万 | 1.48 十億 | 3.01 |
JNJ:US ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) | 9.31 百万 | 1.43 十億 | 2.91 |
PG:US プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) | 8.35 百万 | 1.15 十億 | 2.34 |
CVX:US シェブロン | 6.84 百万 | 1.10 十億 | 2.24 |
HD:US ホーム・デポ | 3.66 百万 | 1.08 十億 | 2.21 |
ABBV:US アッヴィ | 6.25 百万 | 962.21 百万 | 1.96 |
MRK:US メルク | 8.95 百万 | 950.77 百万 | 1.94 |
LLY:US イーライリリー | 2.98 百万 | 927.68 百万 | 1.89 |
BAC:US バンク・オブ・アメリカ | 24.84 百万 | 852.13 百万 | 1.74 |
VYMへの投資をおすすめしないと言われる理由
VYMへの投資をおすすめしないと言われる理由は以下の通りです。
- 配当金重視でポートフォリオが偏る可能性がある
- 分散投資として不十分な可能性がある
- 米国課税で税金が30%かかる
それぞれ解説します。
おすすめしない理由①配当金重視でポートフォリオが偏る可能性がある
VYMは配当金の高い企業を選別して投資することが特徴であり、そのためポートフォリオが配当金の高い企業に偏る傾向にあります。
このようなポートフォリオは、配当金の利回りが高くなる一方で、成長性の高い企業に対する投資比率が低くなることがあり、長期的なキャピタルゲインを狙う投資家にはおすすめできないといえます。
おすすめしない理由②分散投資として不十分な可能性がある
VYMはS&P500の配当金を支払う企業のうち、高配当の銘柄に投資するという特徴があり、一定の分散効果は期待できます。
しかしながら、VYMが投資対象とする銘柄数は500銘柄に満たず、全米株式市場全体の銘柄数に比べると限られています。
そのため、VYMに投資するだけでは十分な分散効果を得られない場合があります。
1銘柄で分散投資をしたいなら、オールカントリーがおすすめです。
おすすめしない理由③米国課税で税金が30%かかる
VYMなどの米国株に投資を行い、配当金を得る場合には米国課税で税金が30%かかります。
米国課税分の10%は確定申告で還付を受けることができますが、確定申告が面倒だと感じる人にとってはおすすめできない理由となります。
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VYMへの投資は手数料負けするの?
手数料負けとは、米国株を少額購入した場合に利益よりも証券会社への取引手数料が上回る現象のことです。
米国株式を少額取引をした時は利益が取引手数料より少ないことがあるので、気になっている人も多いのではないでしょうか。
VYMは、Vanguardが運営するETF(上場投資信託)であり、手数料は0.06%と非常に安いです。
そのため、手数料負けをすることはないといえます。
VYMに限ったことではないですが、株取引するときには、証券会社に支払う取引きコストがあることを認識しておきましょう。
VYMを買い続けるのは正解?
VYMを買い続ける投資方針が正解かどうかは、投資しているあなたの投資目標、リスク許容度、投資期間などによって異なります。
とはいえ、VYMは高配当株に特化しているため、配当金を重視するなら買い続けるという選択肢は正解だと言えるでしょう。
また、VYMへの定期的な投資(ドルコスト平均法)は、投資リスクを分散させる効果があります。
長期投資を前提としている投資家にとっても、買い続けるという選択肢は正解だと言えるでしょう。
もし、自分の投資方針が正解かどうかをプロに相談したいなら、マネプロの利用がおすすめです。
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VYMを購入するのにおすすめの証券会社
VYMを購入するときにおすすめの証券会社は以下の通りです。
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ワン株(単元未満株)の買付手数料と投資信託の購入時申込手数料は0円で手数料がかからないのも嬉しいポイントです。インデックス投資+高配当株に挑戦したいという人にもマネックス証券はおすすめです。
また、IPO(新規公開株)の取り扱い銘柄数が多いうえ、完全平等抽選なので投資資金の少ない人でも当選が期待できるので、IPO投資に挑戦したい人にもおすすめです。
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SBI証券 | 手数料が格安
SBI証券は業界トップのシェア率を誇っており、手数料が格安という特徴があります。
手数料には「スタンダードプラン」「アクティブプラン」の2つのプランがあり、スタンダードプランの手数料は55円〜、アクティブプランは1日の約定代金が100万円までなら無料です。プランは途中で変更が可能なので、投資スタイルに合わせて好きなプランを選択しましょう。
なお、以下の条件を満たすと国内株式売買手数料が無料(ゼロ革命)となります。
- インターネットコースまたは、インターネットコース(プランC)のお客さま
- 電子交付サービス申込済で当社所定の電子交付設定を行っているお客さま
また、外国株式を全部で9カ国扱っており、証券会社の中では最多となっています。
- 米国株式
- 中国株式
- 韓国株式
- ベトナム株式
- ロシア株式
- インドネシア株式
- シンガポール株式
- タイ株式
- マレーシア株式
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また、SBI証券は1株から取引できるS株(単元未満株)も取り扱っているので、高配当株の投資にもおすすめです。
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まとめ:VYMは配当金を重視する人におすすめ!
本記事では、VYMへの投資をおすすめしないと言われる理由や、実際のところ手数料負けするのか、買い続けるという選択肢は有効かについて解説しました。
VYMへの投資は配当金を長期間に渡って受け取りたい人にはおすすめだといえます。
VYMへの投資で毎月5万円の配当を得たい人は以下の記事もご覧ください。
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