投資信託のファンドを選ぶときに「オールカントリーだけに投資すれば大丈夫かな?」「全世界株式は最強かな?」と感じている人もいるでしょう。
結論から言うと、インデックス投資はオールカントリーだけでも問題ありません。
本記事では、オールカントリーの基本知識から、オールカントリーだけでもいい理由おすすめの証券会社、Twitterで見つけたオールカントリーが最強という意見について解説します。
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オールカントリーとは?
オールカントリーとは、すべての国の株式市場を対象とした株価指数を指します。オールカントリーには、米国、日本、イギリス、中国、ブラジル、インドなど、世界中の主要な株式市場が含まれます。
オールカントリーは、アメリカ市場の影響力が強いとされています。
一方で、新興国の経済発展に伴い、オールカントリーの指数に含まれる新興国の株式市場の影響力が増しているともされています。
そのため、アメリカの成長と新興国の成長両方に投資したい人が選ぶことが多いです。
オールカントリーの国・地域別構成比率
オールカントリーの国・地域別構成比率は以下のようになっています。
アメリカが59.6%と過半数以上を占めており、日本の割合は6.2%です。
オールカントリーの除く日本に投資する場合は、オールカントリーで6.2%を占める日本への投資が行われないと言うことになります。
全世界株式オールカントリーと除く日本どっちがおすすめなのか気になる人は以下の記事もご覧ください。
オールカントリーの構成銘柄
オールカントリーの構成比率トップ10は以下の通りです。
順位 | 銘柄 | 国 | 業種/セクター | 組入比率 |
---|---|---|---|---|
1位 | APPLE INC | アメリカ | 情報技術 | 3.70% |
2位 | MICROSOFT CORP | アメリカ | 情報技術 | 2.80% |
3位 | AMAZON.COM INC | アメリカ | 一般消費財・サービス | 1.50% |
4位 | ALPHABET INC-CL A | アメリカ | コミュニケーション・サービス | 1.20% |
5位 | NVIDIA CORP | アメリカ | 情報技術 | 0.80% |
6位 | EXXON MOBIL CORP | アメリカ | エネルギー | 0.80% |
7位 | UNITEDHEALTH GROUP INC | アメリカ | ヘルスケア | 0.70% |
8位 | TESLA INC | アメリカ | 一般消費財・サービス | 0.70% |
9位 | TAIWAN SEMICONDUCTOR MANUFAC | 台湾 | 情報技術 | 0.70% |
10位 | JOHNSON & JOHNSON | アメリカ | ヘルスケア | 0.70% |
オールカントリーは2023年現在、上位10つのうち9つがアメリカの株式となっています。
インデックス投資はオールカントリーだけでいい理由
インデックス投資は、オールカントリーだけでいい理由としては以下のようなものがあります。
- 分散投資ができる
- コスト効率がいい
- シンプルな運用になる
それぞれについて解説します。
理由①分散投資ができる
オールカントリーインデックスは多くの国と業種をカバーしているため、投資リスクを分散させることができます。
米国、日本、イギリス、中国、ブラジル、インド、ロシアなど、世界中の主要な株式市場が含まれているので、特定の国や業種に依存しないで投資することができます。
理由②コスト効率がいい
オールカントリーインデックスに連動するインデックスファンドやETF(上場投資信託)は、アクティブファンドに比べて運用コストが低いです。
そのため、他のインデックスファンドと比較してコスト効率がいいと言えます。
たとえば、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の信託報酬は0.1144%以内(年率・税込)となっています。
理由③シンプルな運用になる
オールカントリーインデックスに投資することで、投資家は複数のインデックスファンドやETFを組み合わせる必要がなく、シンプルなポートフォリオを構築することができます。
オールカントリー(全世界株式)への投資がおすすめな人
オールカントリー(全世界株式)への投資がおすすめな人は以下の通りです。
- 全世界に分散投資したい人
- 長期投資を前提としている人
- 自動でリバランスして欲しい人
全世界株式への投資がおすすめな人①全世界に分散投資したい人
オールカントリーへの投資は世界中の株式に投資することになるので、地域や国に偏らずにリスクを分散させたいと考える人におすすめです。
全世界株式への投資がおすすめな人②長期投資を前提としている人
株式投資は短期的な価格変動があるため、長期的な視野を持ち、短期的な価格変動に動揺しないことが大切です。
数ヶ月などの短期間ではなく、数十年などの長期投資を前提としている人におすすめです。
全世界株式への投資がおすすめな人③自動でリバランスして欲しい人
オールカントリー(全世界株式)投資は、投資信託やETFを利用することで、自動的にリバランスが行われるため、積極的にポートフォリオを管理することが苦手な人に向いています。
管理の手間をできるだけ省きたい人におすすめだと言えるでしょう。
オールカントリーを購入するときにおすすめの証券会社
オールカントリーを購入するときにおすすめの証券会社を紹介します。
オールカントリーを毎月5万円以下で投資しようと考えているなら、クレジットカードでの投資がおすすめです。
無料のクレジットカードで1番ポイント還元率がいいのは「マネックス証券×マネックスカード」です。
マネックス証券は現在キャンペーンを実施中で、口座開設を行えば2000円をもらうことができるので、これから口座を開設しようと思っている人はぜひマネックス証券で口座開設してみてください。
マネックス証券 | 無料クレカでの積み立て還元率No.1
マネックス証券は主要ネット証券(auカブコム証券、SBI証券、松井証券、楽天証券、マネックス証券)の中で最大のポイント還元率 1.1%となっています。
ワン株(単元未満株)の買付手数料と投資信託の購入時申込手数料は0円で手数料がかからないのも嬉しいポイントです。インデックス投資+高配当株に挑戦したいという人にもマネックス証券はおすすめです。
また、IPO(新規公開株)の取り扱い銘柄数が多いうえ、完全平等抽選なので投資資金の少ない人でも当選が期待できるので、IPO投資に挑戦したい人にもおすすめです。
今なら、口座開設で2000円がもらえるキャンペーンも実施中です。
SBI証券 | 手数料が格安
SBI証券は業界トップのシェア率を誇っており、手数料が格安という特徴があります。
手数料には「スタンダードプラン」「アクティブプラン」の2つのプランがあり、スタンダードプランの手数料は55円〜、アクティブプランは1日の約定代金が100万円までなら無料です。プランは途中で変更が可能なので、投資スタイルに合わせて好きなプランを選択しましょう。
なお、以下の条件を満たすと国内株式売買手数料が無料(ゼロ革命)となります。
- インターネットコースまたは、インターネットコース(プランC)のお客さま
- 電子交付サービス申込済で当社所定の電子交付設定を行っているお客さま
また、外国株式を全部で9カ国扱っており、証券会社の中では最多となっています。
- 米国株式
- 中国株式
- 韓国株式
- ベトナム株式
- ロシア株式
- インドネシア株式
- シンガポール株式
- タイ株式
- マレーシア株式
三井住友カードでの積立投資をおこなうと、積立額の0.5%~5.0%相当のVポイントがたまります。クレジットカード積立投資の上限は5万円となるので、三井住友カードを利用すると250円〜2500円お得になります。
また、SBI証券は1株から取引できるS株(単元未満株)も取り扱っているので、高配当株の投資にもおすすめです。
auカブコム証券 | 携帯キャリアがauならおすすめ
auカブコム証券はau経済圏と相性が良いネット証券です。
auカブコム証券では、条件を満たすとPontaポイントが貯まります。
また、「au IDの登録で、現物および信用取引の手数料が1%割引」「auカブコム証券でKDDIの株式を100株以上保有すると、現物および信用取引の手数料が最大15%割引」などauユーザーやKDDI株主向けの特典もあります。
プチ株と呼ばれる1株から投資できるサービスもあるので、高配当株をはじめとした個別株に挑戦してみたい人にもおすすめです。
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オールカントリーが最強という意見を集めてみた
「オールカントリーだけに投資すればいい」「オールカントリーは最強」といった意見をTwitterで見かけることがあります。
ここからはそのようなオールカントリーが最強という意見を集めてみました。
インデックス投資に興味がある方は、手持ち貯金の半分でeMAXIS Slim オールカントリーを買いましょう。 そして、毎月の貯金の半分でeMAXIS Slimオールカントリーを買い足し続けましょう。 現金50、株50のシンプルかつ最強ポートフォリオの出来上がりです。
Twitter
S&P500も素晴らしいけど、
より安定とリターン求めるなら
オールカントリー最強かなって思った
約60%、半分以上アメリカで
40%は他の国に広く分散投資。
数千万を一括投資してる人
何人か見てきたけどほとんどの人が
オールカントリーだった、
これが 全て物語ってる気がする。
Twitter
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)最強すぎる。
Twitter
全世界株(オールカントリー)は世界経済全体にまるっと投資ができる商品です 各国の構成比率を見ると6割はアメリカ株
この商品の優れた点はその時の経済情勢に合わせて構成比率の組み換えがされていくところ 現在はアメリカ最強だが50年後はどうなっているか? だから私はオルカンに投資
Twitter
資産形成をするにあたって手数料は安ければ安いほど良いので、たくさんのファンドや銘柄を保有しているとその 分手数料もかかってきてしまいます。
少ない種類でかつ分散できるものが結果的に効率がいいと思います。
結局何が言いたいかって? 全世界株式オールカントリー最強! ※個人の見解です
Twitter
オールカントリーと引き合いに出されることの多いS&P500についても解説しているので、ぜひ以下の記事もご覧ください。
オール・カントリーに関するよくある質問
- S&P500オール・カントリーを両方買うのは?
-
全世界株式と米国株式のどちらに投資するかはよく議論が巻き起こっていますが、結論から言うと、「両方(どっちも)買う」「どっちかを買う」どちらでも大丈夫です。
詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。
オールカントリーとS&P500は結局どっちがいいの?両方買うべき? インデックス投資の投資先として人気のあるオールカントリーとS&P500ですが、どちらに投資したらいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。結論から言うと、「両方買う」「どっちかを買う」どちらでも大丈夫です。本記事では、オールカントリーとS&P500それぞれについて解説します。 - S&P500とオール・カントリーはどっちを買えばいいですか?
-
どちらに投資しても問題ありません。
S&P500とオール・カントリーの比較など、詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。
オールカントリーとS&P500は結局どっちがいいの?両方買うべき? インデックス投資の投資先として人気のあるオールカントリーとS&P500ですが、どちらに投資したらいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。結論から言うと、「両方買う」「どっちかを買う」どちらでも大丈夫です。本記事では、オールカントリーとS&P500それぞれについて解説します。 - 全世界株式は最強ですか?
-
「オールカントリーだけに投資すればいい」「オールカントリーは最強」といった意見を見かけることがありますよね。
全世界株式は最強なのか、オールカントリーにだけ投資したらいいのかは以下の記事で解説しています。
積立投資はオールカントリーだけでいいの?最強なのは全世界株式? 「オールカントリーだけに投資すれば大丈夫かな?」と感じている人もいるでしょう。結論から言うと、インデックス投資はオールカントリーだけでも問題ありません。本記事では、オールカントリーの基本知識から、オールカントリーだけでもいい理由、Twitterで見つけたオールカントリーが最強という意見について解説します。 - オルカンをおすすめしない理由はありますか?
-
オルカンをおすすめしない理由は以下で解説しています。
全世界株式(オールカントリー)をおすすめしないと言われる6つの理由 インデックス投資をしようと考えた時に、「オールカントリー(全世界株式)」に投資したいと考えている人もいるでしょう。そんなときに気になるのが「全世界株式(オールカントリー)はおすすめしない」という意見ですよね。本記事では、なぜオールカントリーがおすすめしないと言われるのかについて解説します。 - オールカントリーの買付日はいつがおすすめですか?
-
オールカントリーのおすすめの買付日は以下の記事で解説しています。
オールカントリーのおすすめの積立日はいつ?買うタイミングはいつがいい? 「オールカントリーのおすすめの積立日はいつ?」「オールカントリーを買うタイミングはいつがいい?」などとオールカントリーの積立タイミングに悩んでいる人もいるでしょう。本記事では、オールカントリーのおすすめの積立日について解説します。 - 全世界株式オールカントリーと除く日本どっちがおすすめなの?
-
全世界株式オールカントリーと除く日本どっちがおすすめなのかは以下の記事で解説しています。
全世界株式オールカントリーと除く日本どっちがおすすめなの? オールカントリーを購入しようと考えた時、「全世界株式オールカントリーと除く日本どっちがおすすめなの?」と感じる人もいるでしょう。本記事では、全世界株式オールカントリーと除く日本の比較と全世界株式オールカントリーへの投資がおすすめな人、除く日本への投資がおすすめな人をそれぞれ解説します。 - SBI・全世界株式インデックス・ファンド(通称:雪だるま)とeMAXIS Slim全世界株式(通称:オール・カントリー)のどっちがおすすめなの?
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SBI・全世界株式インデックス・ファンド(通称:雪だるま)とeMAXIS Slim全世界株式(通称:オール・カントリー)のどっちがおすすめなのかは以下の記事で解説しています。
オルカンと雪だるまは両方買う?どっちか?SBIとeMAXISの比較 オールカントリーを購入しようと考えた時、「SBI・全世界株式インデックス・ファンド(通称:雪だるま)とeMAXIS Slim全世界株式(通称:オール・カントリー)のどっちがおすすめなの?」「両方買うのは?」と感じる人もいるでしょう。本記事では、オルカンと雪だるまを比較してそれぞれについて詳しく解説します。
まとめ:インデックス投資はオールカントリーだけでもOK
本記事では、オールカントリーの基本知識から、オールカントリーだけでもいい理由おすすめの証券会社について解説しました。
Twitterでもオールカントリーが最強という意見が多く見つかっています。
自分の投資方針をきちんと決めて、納得して投資を行うようにしてください。
オールカントリーに関する他の記事もご覧ください。