こんにちは。
本記事では資産形成をしている人の多くが目標に置いている資産1億円ですが、毎月どれくらい投資すれば到達することができるのか解説します。
「インデックス投資で毎月いくら積み立てたら1億円になるんだろう?」と感じている方は自分の資産形成の参考にしてくださいね。
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インデックス投資とは?
インデックス投資とは、株価指数を代表する投資信託などを通じて市場全体を投資する投資方法です。
インデックス投資は、個別株の株価変動に比べてリスクが少ないとされており、長期的な投資に適しています。また、手数料やコストも低く、投資初心者でも始めやすい投資です。
インデックス投資には以下の9種類があります。
- 国内債券
- 海外債券(先進国)
- 海外債券(新興国)
- 海外債券(ハイイールド)
- 国内株式
- 海外株式(先進国)
- 海外株式(新興国)
- 国内REIT
- 海外REIT
インデックス投資でおすすめの銘柄は、全世界株式(オール・カントリー)、米国の株価指数であるS&P 500や、欧州株価指数であるEuro Stoxx 50などがあります。
インデックス投資の始め方やメリット・デメリットについては以下の記事で解説しています。
また、インデックス投資では、「入金力が全て」と言われることがあります。投資に回すことができるお金を増やしたい人や、インデックス投資の投資シミュレーションについて知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。
億り人とは?資産1億以上の富裕層は124.0万世帯
億り人とは、株やFX、暗号資産などの取引で資産1億円を築いた投資家のことです。
2017年頃から「億り人(おくりびと)」という言葉が登場しました。
資産形成をしている多くの人が資産1億を目指していますが、株式会社野村総合研究所が発表した日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模の推計によると、資産1億以上の富裕層は124.0万世帯となり、全体の2.4%となっています。
また、超富裕層や富裕層の割合は2013年以降一貫して増加しています。
これは資産運用をしている準富裕層の一部が富裕層に、そして富裕層の一部が超富裕層に移行したためだと考えられます。
それでは、この2.4%の富裕層以上の資産額を築くためには毎月どれくらい投資をしたらいいのでしょうか。
1億円貯めるのに必要な毎月の積立額
1億円貯めるのに必要な毎月の積立額をパターン別に解説します。
10年 | 20年 | 30年 | |
3% | 715,608円 | 304,598円 | 171,605円 |
5% | 643,989円 | 243,290円 | 120,155円 |
7% | 577,752円 | 191,966円 | 81,970円 |
運用利回り3%で10年投資した時
運用利回り3%で10年投資した時には、毎月715,608円の積立が必要です。
現実的な数字ではないので、資産1億円を実現するには難易度が非常に高いと言えるでしょう。
運用利回り3%で20年投資した時
運用利回り3%で20年投資した時には、毎月304,598円の積立が必要です。
毎月30万円を投資している人も確かに存在しますが、こちらも実現できる人は少ないと言えるでしょう。
運用利回り3%で30年投資した時
運用利回り3%で30年投資した時には、毎月171,605円の積立が必要です。
毎月17万円を投資している人は一定数存在しますが、20代などの若いうちから投資するのは難易度が高そうですね。
運用利回り5%で10年投資した時
運用利回り5%で10年投資した時には、毎月643,989円の積立が必要です。
こちらも3%運用の時と同じく現実的な数字ではないので、資産1億円を実現するには難易度が非常に高いと言えるでしょう。
運用利回り5%で20年投資した時
運用利回り5%で20年投資した時には、毎月243,290円の積立が必要です。
まだ難易度が高そうですね。
運用利回り5%で30年投資した時
運用利回り5%で30年投資した時には、毎月120,155円の積立が必要です。
毎月12万円の投資となると、やっと現実的なラインになってきたように感じますね。
運用利回り7%で10年投資した時
運用利回り7%で10年投資した時には、毎月577,752円の積立が必要です。
3%、5%の時と同様に現実的な数字ではありませんね。
運用利回り7%で20年投資した時
運用利回り7%で20年投資した時には、毎月191,966円の積立が必要です。
40代などある程度収入が高くなってきたら実現できる数字かもしれないですが、20代から19万円投資するのは難易度が高そうですね。
運用利回り7%で30年投資した時
運用利回り7%で30年投資した時には、毎月81,970円の積立が必要です。
運用利回り7%で30年投資して初めて毎月の積立額が10万円を切りました。
毎月8万円の積立であれば、継続できる人もいるのではないでしょうか。
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投資を始めるときにおすすめの証券会社
投資を始める時におすすめの証券会社を紹介します。
SBI証券 | 手数料が格安
SBI証券は業界トップのシェア率を誇っており、手数料が格安という特徴があります。
手数料には「スタンダードプラン」「アクティブプラン」の2つのプランがあり、スタンダードプランの手数料は55円〜、アクティブプランは1日の約定代金が100万円までなら無料です。プランは途中で変更が可能なので、投資スタイルに合わせて好きなプランを選択しましょう。
なお、以下の条件を満たすと国内株式売買手数料が無料(ゼロ革命)となります。
- インターネットコースまたは、インターネットコース(プランC)のお客さま
- 電子交付サービス申込済で当社所定の電子交付設定を行っているお客さま
また、外国株式を全部で9カ国扱っており、証券会社の中では最多となっています。
- 米国株式
- 中国株式
- 韓国株式
- ベトナム株式
- ロシア株式
- インドネシア株式
- シンガポール株式
- タイ株式
- マレーシア株式
三井住友カードでの積立投資をおこなうと、積立額の0.5%~5.0%相当のVポイントがたまります。クレジットカード積立投資の上限は5万円となるので、三井住友カードを利用すると250円〜2500円お得になります。
また、SBI証券は1株から取引できるS株(単元未満株)も取り扱っているので、高配当株の投資にもおすすめです。
auカブコム証券 | 携帯キャリアがauならおすすめ
auカブコム証券はau経済圏と相性が良いネット証券です。
auカブコム証券では、条件を満たすとPontaポイントが貯まります。
また、「au IDの登録で、現物および信用取引の手数料が1%割引」「auカブコム証券でKDDIの株式を100株以上保有すると、現物および信用取引の手数料が最大15%割引」などauユーザーやKDDI株主向けの特典もあります。
プチ株と呼ばれる1株から投資できるサービスもあるので、高配当株をはじめとした個別株に挑戦してみたい人にもおすすめです。
\ au経済圏の人におすすめ /
マネックス証券 | 無料クレカでの積み立て還元率No.1
マネックス証券は主要ネット証券(auカブコム証券、SBI証券、松井証券、楽天証券、マネックス証券)の中で最大のポイント還元率 1.1%となっています。
ワン株(単元未満株)の買付手数料と投資信託の購入時申込手数料は0円で手数料がかからないのも嬉しいポイントです。インデックス投資+高配当株に挑戦したいという人にもマネックス証券はおすすめです。
また、IPO(新規公開株)の取り扱い銘柄数が多いうえ、完全平等抽選なので投資資金の少ない人でも当選が期待できるので、IPO投資に挑戦したい人にもおすすめです。
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1億円を達成するには入金力が大事
ここまで1億円を達成するために必要な積立額をお伝えしてきました。
運用利回り7%で30年投資した時には、毎月81,970円の積立が必要となり、実現可能性が高くなっていますが、それでも毎月8万円を投資に回す必要があります。
そのため、入金力(投資に回せるお金)を増やす努力をする必要があります。
入金力を増やすために効果的な方法は「節約・副業・転職」です。
- ①節約するなどの家計の見直し
- ②副業をして収入を増やす
- ③転職して本業の収入を上げる
1番手っ取り早いのは、節約して使うお金を減らすことです。
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その他おすすめなクラウドソーシングサイトについては以下の記事で解説しています。自分に合ったサイトに登録して副業収入を増やしましょう。
まとめ:運用利回り7%の30年投資で資産1億を目指そう
本記事では、いくら積み立てたら資産1億(億り人)になれるかを解説しました。
運用利回り7%の30年投資であれば、実現できる人も多いのではないでしょうか。
みんなで一緒に資産形成をがんばりましょう。
毎月の投資額(入金力)を高めたいという人は以下の記事もおすすめです。
リスクをとって億り人を目指したい人は以下の記事もご覧ください。