エポスカードの審査は甘い?厳しい?
エポスカードの審査に落ちたんだけどなぜ?
などエポスカードの審査について気になっている人も多いでしょう。
本記事ではエポスカードの審査基準、エポスカードの入手までの流れ・申し込み方法、エポスカードの審査に落ちる5つの原因、エポスカードの4つの審査落ち対策、エポスカードのメリット・デメリットについて解説します。
エポスカードの基本情報
エポスカードは、丸井グループが発行するクレジットカードです。
基本情報は、以下の通りです。
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5%(エポスポイント) |
申込条件 | 高校生を除く18歳以上 |
発行期間 | 即日 |
国際ブランド | VISA |
家族カード | なし |
ETC | 年会費・発行手数料無料 |
付帯保険 | 海外旅行保険(最高3,000万円) |
エポスポイントが200円(税込)の利用につき1ポイントたまります。
申し込みから最短数分で審査が完了し、マルイの店舗なら当日中にカードの受け取りも可能です。
エポスカードはシンプルなデザインが特徴ですが、最近では人気アニメとコラボしたキャラクターデザインもあり、好きなカードを選べるようになっています。
年会費無料で利用できるため、マルイが近くにない人にとっても、持っていて損のないカードといえるでしょう。
エポスカードの審査基準は甘め
エポスカードに申し込めるのは満18歳以上の方で、比較的審査が通りやすい傾向にあります。
エポスカードの申し込み資格は満18歳以上
エポスカードの申し込むことができるのは、以下の条件を満たした人です。
参照元:エポスカード
- 満18歳以上( 高校生を除く)
- 日本国内に居住している
安定した継続収入のない専業主婦の方やアルバイト・パートの方でも、配偶者に収入があれば申し込むことができるので、比較的審査が甘いカードだと言えます。
エポスカードは審査の甘い流通系カード
エポスカードは流通系カードなので、他の系統のカードと比べると審査基準は高くないと言われています。
- 銀行系(三井住友カード、三菱UFJカードなど)
- 信販系(JCBカード、オリコカードなど)
- 流通系(楽天カード、セゾンカード、PayPayカード、エポスカードなど)
- 独立系(リクルートカード、NTTグループカードなど)
- 交通系(VIEWカード、To Meカードなど)
楽天カード、セゾンカード、PayPayカード、エポスカードなどの流通系カードは、信用力についての審査がそれほど厳しくない傾向があります。
エポスカードカードの入手までの流れ・申し込み方法
エポスカードの申込方法は、店頭とネットの2つがあります。
エポスカードの店頭での申し込み方法
エポスカードの店頭での申し込み方法を解説します。
本人確認書類と口座番号がわかるものを用意
店頭で申し込む際は、本人確認書類と口座番号がわかるものを用意していきましょう。
マルイ店舗のエポスカードセンターに行く
エポスカードは最短即日発行に対応しており、その日のうちにカードを発行してもらうことができます。
カードの申込を行う
店頭でエポスカードに申し込む際は、本人確認書類と口座番号がわかるものを用意していきましょう。
エポスカードは最短即日発行に対応しており、その日のうちにカードを発行してもらうことが可能です。
エポスカードのネットでの申し込み方法
エポスカードのネットでの申し込み方法を解説します。
カードデザインを選んで利用規約に同意
契約者の基本情報や勤め先、引落し口座などの必要事項を入力
申し込み完了
申し込み完了後、審査結果は早ければ数分で送られてきます。
エポスNetの設定
カードの受け取り
郵送で受け取りの場合は、届くまでに1週間程度みておきましょう。
カードがすぐに欲しいときは、店頭での受け取りを選択してください。
ネットで申し込む際は、カードデザインを選んで利用規約に同意し、契約者の基本情報や勤め先、引落し口座などの必要事項を入力します。
また、入会特典として、店頭の場合は2,000円分のクーポンが、ネットの場合は2,000円相当のエポスポイントがそれぞれもらえます。
エポスカードの審査に落ちる5つの原因
エポスカードの審査難易度は低いと言われていますが、審査に落ちてしまう人も一定数存在します。
エポスカードの審査に落ちる原因を以下にまとめました。
- 収入がゼロ
- 過去にクレジットカードの支払いを滞納している
- クレジットカードを申し込むのが初めて
- 他社からの借入がある
- ブラックリストに載っている
それぞれについて解説します。
審査に落ちる原因①収入がゼロ
クレジットカードは、毎月安定した収入がある人に向けて発行されルカードです。
そのため、収入がゼロという人は審査通過が難しくなります。
とはいえ、仕送りや貯金がたくさんあるなどのクレジットカードの利用料金を支払える経済状況であれば、審査を通過することができます。
審査に落ちる原因②過去にクレジットカードの支払いを滞納している
クレジットカードの支払いを滞納してしまうと、クレジットヒストリーに傷がついてしまします。
クレジットヒストリーとは、クレジットカードの利用履歴のことで、信用情報機関(CIC)に保管されている情報のことです。
エポスカードに限らず、クレジットカード会社ではCICの履歴をチェックしてから審査結果を出しています。
自分のクレジットヒストリーは「CIC(信用情報機関)のHP」でチェックすることができるので、不安な人は確認してみてくださいね。
なお、信用情報に登録される情報は以下となっています。
情報 | 項目 | 保存期間 |
---|---|---|
申込情報 | ・氏名 ・生年月日 ・電話番号 ・郵便番号 ・照会日 ・商品名 ・契約予定額 ・支払予定回数 ・照会会社名など | 照会日から6ヶ月間 |
クレジット情報 | ・氏名 ・生年月日 ・電話番号 ・郵便番号 ・住所 ・勤務先名 ・勤務先電話番号 ・公的資料番号 ・契約日 ・商品名 ・支払回数 ・契約終了予定日 ・残債額 ・異動(延滞、保障履行、破産)の有無など | ・契約期間中 ・契約終了後5年以内 |
利用記録 | ・氏名 ・生年月日 ・電話番号 ・郵便番号 ・利用日 ・利用目的 ・利用会社名など | 照会日から6ヶ月間 |
審査に落ちる原因③クレジットカードを申し込むのが初めて
過去のクレジットカード取引履歴がない場合は「スーパーホワイト」もしくは「ホワイト」と呼ばれます。
- スーパーホワイト:常に現金払いを選択してきた方
- ホワイト:過去に事故情報(異動)が記録された方
特に、30代以上の「スーパーホワイト」もしくは「ホワイト」の方は、過去に何か問題があるのでカードを作れなかったのではないかと疑われ、カードが作れない可能性があります。
とはいえエポスカードは比較的審査がゆるいので、「スーパーホワイト」もしくは「ホワイト」でも審査に通過する可能性はあります。
審査に落ちる原因④他社からの借入がある
エポスカードに申し込む際に、他社のクレジットカードや消費者金融から借入をしていると審査に落ちることがあります。
特に、多くの会社から多額の借入をしていると「多重債務者」と判断され、審査に落ちる可能性が高くなります。
複数のクレジットカード会社に対して、リボ払いや分割払いの残債が多く残っているという人も注意が必要です。
審査に落ちる原因⑤ブラックリストに載っている
ブラックリストに載ってしまうと、クレジットカードを作成するのが難しくなります。
ブラックリストに載ってしまうケース
- カードやローンの支払いをしない
- 携帯電話料金の支払いをしない
- 自己破産などの債務整理をする
- 多重申込をする
- クレジットカードの現金化をおこなう
もし、長期間の滞納などの心当たりがある方は、CICなどに情報開示請求を申し込み、ブラックリストに載っていないか確認しましょう。
エポスカードの4つの審査落ち対策
エポスカードの審査落ちを防ぐためには以下のような対策が有効的です。
- クレジットカードの滞納を避ける
- クレジットヒストリーを積み上げる
- 他社からの借り入れを返済してからエポスカードに申し込む
- 無職の方は少しでも収入を増やす
それぞれについて解説します。
審査落ち対策①クレジットカードの滞納を避ける
クレジットカードの滞納は審査において非常に不利に働きます。
エポスカードに限ったことではないですが、新しいクレジットカードを作りたいと考えているなら、絶対に滞納をしないようにしましょう。
審査落ち対策②クレジットヒストリーを積み上げる
クレジットヒストリーが良好な人ほど、審査に通りやすくなります。
毎月延滞せずにクレジットカードを利用することで、良好なクレジットヒストリーを積み上げることができます。
クレジットカードヒストリーがない場合には、審査が緩いクレジットカードを作成してからエポスカードに申し込むというのも有効な手段の一つです。
特におすすめなのが楽天カードとPayPayカードの作成です。
審査落ち対策③他社からの借入を返済してからエポスカードに申し込む
さきほど、他社のクレジットカードや消費者金融から借入をしていると審査に落ちることあると解説しました。
そのため、他社からの借入がある方は、申し込みの前に借入の返済を行いましょう。
一括で返済できないケースでも、申し込みまでにできるだけ借入額を減らすと、エポスカードの審査に通過できる可能性が上がります。
審査落ち対策④無職の方はアルバイトや日雇いをする
エポスカードは、収入ゼロの無職だと作るのが難しくなります。
そのため、無職の方はアルバイトや日雇いなどで、収入を少しでも増やしておくことで、エポスカードの審査通過の可能性を高めることができます。
エポスカードの3つのデメリット
豊富な優待や海外旅行保険の充実など、メリットの多いエポスカードですが、一部デメリットもあります。
エポスカードのおもなデメリットは、以下の通りです。
- 基本ポイント還元率は0.5%
- 家族カードが発行不可
- ステータスが低め
それぞれについて解説します。
エポスカードのデメリット①基本ポイント還元率は0.5%
エポスカードの基本的なポイント還元率は0.5%です。
年会費無料でポイント還元率1%の他社クレジットカードも少なくないため、還元率を重視する人にとってはデメリットといえるでしょう。
ただし、マルイ系列や優待が受けられる店舗をうまく利用すれば、実質的な還元率は1%以上を狙えます。
「エポスポイントUPサイト」なども組み合わせれば、基本的な還元率はそこまで気にならないでしょう。
エポスカードのデメリット②家族カードが発行不可
エポスカードは、家族カードの発行に対応していません。
家族カードを発行したい人にとっては不向きといえます。
上位カードであるエポスゴールドカード・エポスプラチナカードには「エポスファミリーゴールド」という家族カードに似たサービスを受けられるものがあります。
ですが、エポスファミリーゴールドは、引落し口座や利用限度額が個別に設定され、会員ごとの手続きとなるため注意が必要です。
一般的な家族カードが欲しい人は、他社のクレジットカードを検討しましょう。
エポスカードのデメリット③ステータスが低め
エポスカードを発行するマルイグループは、大衆向けにサービスを提供している企業であり、利用者に向けて積極的にカードを発行する傾向にあります。
そのため、利便性よりもステータスやブランドを重視する人にとっては、デメリットに感じるかもしれません。
一方、エポスゴールドカードは、ゴールドでスタイリッシュなデザインが特徴です。
コストはかけたくないけれど、支払いの際に見栄えをよくしたいと思う人にとっては、エポスゴールドカードも選択肢の1つになり得るでしょう。
エポスカードの5つメリット
エポスカードのおもなメリットは、以下の通りです。
- 10,000以上の店舗で受けられる豊富な優待
- 年4回の優待期間にマルイ系列利用で10%オフ
- 海外旅行保険が利用付帯で充実
- 家賃の支払いにも対応
- ゴールドカードへグレードアップの可能性
それぞれについて解説します。
エポスカードのメリット①10,000以上の店舗で受けられる豊富な優待
エポスカードでは、マルイ以外にも全国10,000以上の店舗で優待が受けられます。
優待が受けられる店舗は、飲食店やレジャー施設、ホテルなど多岐にわたります。
エポスカード優待一例
- モンテローザグループ人気居酒屋(魚民・白木屋など):エポスポイント5倍
- ビッグエコー:エポスポイント5倍・ルーム料金30%オフ
- アパホテル:エポスポイント3倍
- ハウステンボス:1DAYパスポート5%オフ
- ノジマ:エポスポイント5倍
対象店舗や優待内容の詳細は「エポトクプラザ」から確認できます。
優待内容は店舗やサービスによって異なりますが、年会費無料で利用できるので活用しない手はありません。
チェーン店も多く、全国的に利用しやすいのも嬉しいポイントです。
エポスカードのメリット②年4回の優待期間にマルイ系列利用で10%オフ
マルイでは「マルコとマルオの7日間」といったセールが年4回開催されています。
優待期間にエポスカードを使うと、10%オフで何度でも買い物ができます。
最近では「10日間」や「14日間」のように、7日間以上開催されるケースもあるお得なイベントです。
また、実店舗のマルイ・モディ以外にも、ネット通販サイト「マルイウェブチャネル」で割引サービスが受けられます。
近くにマルイの店舗がない人にとっても、メリットを感じられるでしょう。
エポスカードのメリット③海外旅行保険が利用付帯で充実
エポスカードは、海外旅行保険が利用付帯で充実しています。
補償内容は、以下の通りです。
- 傷害死亡・後遺傷害:最高3,000万円
- 傷害治療費用:最高200万円
- 疾病治療費用:最高270万円
- 賠償責任:最高3,000万円
- 救援者費用等:最高100万円
- 携行品損害:最高20万円
年会費無料でありながら、最高3,000万円の海外旅行保険が付帯するのは大きなメリットでしょう。
また、海外では日本の健康保険は適用されないため、治療費が高額になる傾向にあります。
疾病治療費用が最高270万円補償されるなど、年会費無料の他社クレジットカードに比べて補償内容が手厚いところもポイントです。
エポスカードのメリット④家賃の支払いにも対応
エポスカードは、家賃の支払いにも対応しています。
「Room iD」という家賃保証サービスを提供しており、利用すると家賃をエポスカードで支払うことが可能です。
さらに、200円につき1ポイントのエポスポイントもたまります。
家賃の支払いがクレジットカード払いに対応していないところも多く、エポスカードで支払えるのはメリットです。
毎月の大きな支出にポイントが付くため、魅力的なサービスといえるでしょう。
エポスカードのメリット⑤ゴールドカードへグレードアップの可能性
エポスカードを利用すると、ワンランク上の「エポスゴールドカード」のインビテーションがもらえる可能性があります。
エポスゴールドカードの特典一例は、以下の通りです。
- ポイント有効期限が無期限
- 空港ラウンジ利用が無料
- マルイ・モディ・通販でポイント2倍
- 「選べるポイントアップ」で3ショップまでポイント最大3倍
- 年間利用額に応じたボーナスポイント最大10,000ポイント
- 海外旅行保険の補償額が最高5,000万
エポスゴールドカードの年会費は通常5,000円ですが、インビテーションがもらえれば年会費永年無料で利用できます。
インビテーションの条件は明確に決められていませんが、年間の利用額が50万円以上でもらえることが多いようです。
家賃や水道光熱費といった固定費にエポスカードを使えば、条件は達成しやすいでしょう。
エポスカード利用の際は、ぜひ視野に入れたいお得なサービスです。
まとめ:エポスカードの審査は比較的甘い
本記事ではエポスカードの審査基準、エポスカードの入手までの流れ・申し込み方法、エポスカードの審査に落ちる5つの原因、エポスカードの4つの審査落ち対策、エポスカードのメリット・デメリットについて解説しました。
エポスカードは比較的審査の甘いカードです。
プラスチックカードも、ナンバーレスでセキュリティが高く、初めてクレジットカードに挑戦する方にもおすすめです。
ぜひエポスカードを作成してみてくださいね。