「楽天経済圏」というワードをご存知ですか?
「楽天経済圏」とは、生活の様々なシーンで楽天が展開しているサービスを利用して、楽天ポイントを効率的に貯めたり運用したりするサイクルのことです。
本記事では楽天経済圏のサービスやメリット・デメリット、活用のコツを解説します。
楽天経済圏とは?
楽天経済圏とは、生活のさまざまなシーンを楽天グループのサービスの利用に寄せることで、楽天ポイントを効率的に貯めたり、運用したりできるサイクルのことです。
楽天グループは、オンラインショッピングモール「楽天市場」や電子書籍ストア「楽天Kobo」、ポイントサービス「楽天ポイント」、旅行予約サイト「楽天トラベル」など、多岐にわたるサービスを提供しています。
楽天経済圏では、楽天グループの提供するサービスを利用することで、商品やサービスを購入したり、ポイントを貯めたり、旅行を予約したりすることができます。
楽天経済圏のサービス一覧
楽天経済圏では様々なサービスが提供されています。
オンラインショップの楽天市場が最も有名ですが、それ以外にもたくさんのサービスがあり、生活のほとんどを楽天の展開するサービスで賄うことができます。
- ECサイト(楽天市場)
- クレジットカード(楽天カード)
- 銀行(楽天銀行)
- 証券(楽天証券)
- 保険(楽天の保険)
- 通信キャリア(楽天モバイル)
- 電気(楽天電気)
- スマホ決済(楽天ペイ)
お買い物・ポイント
- 楽天ウェブ検索
- ラクマ
- 楽天ブックス
- 電子書籍 楽天Kobo
- Rmagazine
- 楽天ラッキーくじ / メールdeポイント
- 特典付きキャンペーン
- コンビニ受取サービス
- ROOM
- 楽天ポイントカード
- 楽天リーベイツ(ポイントサイト)
- 海外通販(海外からお買い物)
- 楽天マガジン
- RAXY(コスメの定期購入)
- NBA ZONE
- Jリーグ公式ストア
- Super Point Screen(おこづかいアプリ)
- 楽天リワード(ポイント獲得アプリ)
- 楽券(デジタルチケット)
- Rakuten Fashion(ファッションブランド公式)
- 楽天西友ネットスーパー
- 楽天全国スーパー
- 楽天ビック
- 楽天ポイント(オンライン)
旅行・エンタメ
- 楽天イーグルス
- 楽天トラベル
- Rakuten STAY (宿泊施設)
- Vacation STAY (宿泊・民泊予約)
- 楽天GORA
- 楽天競馬 / 楽天Kドリームス(競輪)
- 楽天くじ広場 / 楽天toto / 楽天宝くじ
- 楽天占い
- 楽天チケット
- Rakuten TV
- 楽天ミュージック
- 楽天NFT
マネーサービス
- 楽天カード
- 楽天銀行
- 楽天証券
- 楽天Edy
- 楽天保険の総合窓口(生保、損保、ペット)
- 保険の比較
- 自動車保険一括見積り
- 楽天超かんたん保険
- 楽天ペイ(実店舗決済)
- 楽天投信投資顧問
- 楽天ペイアプリ
- 楽天ペイ(オンライン)
- 楽天お金の総合案内
- 楽天ウォレット
ビジネス
ソーシャルサービス
暮らし・情報
- ポータル(Infoseek)
- 楽天レシピ
- 楽天みんなの就職活動日記
- 楽天写真館
- 楽天ひかり
- 楽天ウェブサービス
- 楽天カレンダー
- 不動産
- 楽天ビューティ(美容室予約) / 楽天キレイドナビ
- 楽天Car / 楽天Car車検
- 楽天カーシェア
- 楽天でんわ / Viber(無料通話&メッセージアプリ)
- ヨヤクスリ(処方せん薬受取予約サービス)
- 楽天ファーム
- 楽天でんき(電気代の節約)
- Rakuten Super English
- 楽天モバイル
- Rakuten Turbo(おうちのWiFi)
- 楽天ヘルスケア
各国/各地域のサイト一覧
楽天経済圏を利用するメリット
楽天経済圏を利用するメリットは以下の通りです。
- 楽天ポイントが溜まりやすい
- 期間限定ポイントはコンビニで利用可能
- ポイントの使い道が多い
それぞれについて解説します。
メリット①楽天ポイントが貯まりやすい
楽天経済圏を利用する一番のメリットは、楽天ポイントをたくさん貯めることができることです。
楽天市場には食品・日用品・衣類など生活に必要なものが揃っているので、高ポイント還元率の状態で日常の買い物を集約すれば、楽しくポイントを貯めることができます。
メリット②期間限定ポイントはコンビニやふるさと納税で利用可能
お得なキャンペーン等で付与される「期間限定ポイント」は有効期限が短く設定されています。
楽天ポイントカードが使えるお店一覧に記載されているお店で、期間限定ポイントを使うことができます。
ミスタードーナツやマクドナルドなどの飲食店や大丸、松坂屋などの百貨店、一部コンビニやドラッグストアでも使うことができるので、期間限定ポイントの使い道に困ることはないでしょう。
また、期間限定ポイントは楽天Edyに交換することはできませんが、楽天ペイで利用することはできるので、楽天ペイで決済するときにポイントを利用する設定にしておくと使い忘れを防止することができます。
メリット③ポイントの使い道が多い
先ほども解説しましたが、楽天ポイントは楽天ポイントカードが使えるお店一覧に記載されているお店で利用することができます。
以下に代表的なお店をまとめました。
- マクドナルド
- ガスト
- ミスタードーナツ
- ファミリーマート
- コーナン
- 西友
- ツルハドラッグ
- ビックカメラ
- コジマ
- ENEOS
- コスモ石油
楽天経済圏を利用するデメリット
楽天経済圏を利用するデメリットは以下の通りです。
- 最近改悪が続いている
- ポイントを貯めたくて無駄遣いしてしまう
- キャンペーンには都度参加が必要
それぞれについて解説します。
デメリット①最近改悪が続いている
ポイント還元倍率に見直しが入る事が多いです。
直近では楽天ゴールドカードの楽天市場利用時の還元率が5%→3%に改悪となりました。
また、2022年4月以降はポイント付与対象が変わり、税込価格ではなく税抜き価格に対してのポイント付与に変更されることになったので、大きな話題となりました。
最近改悪が続いているので、今後も何かしら改悪が起こる可能性があります。
デメリット②ポイントを貯めたくて無駄遣いしてしまう
楽天経済圏ではポイントを貯めたくて無駄遣いしてしまうというデメリットもあります。
例えば「楽天お買い物マラソン」では、買い回り店舗数に応じてポイント還元率がアップするのですが、この還元率のために本当は必要ではない買い物をしてしまう人も多くいます。
ポイントは確かにお得ですが、無駄遣いしてしまうと結局支出が増えてしまうので、本当に必要なものを買うようにしてくださいね。
デメリット③キャンペーンには都度参加が必要
楽天市場では、定期的にポイントアップキャンペーンが実施されますが、都度参加ボタンを押す必要があります。
エントリーを忘れてしまうと、対象日に買い物をしてもポイントが付与されなくなってしまうので、注意してください。
楽天経済圏を利用するコツ
楽天経済圏を利用するコツは以下の通りです。
- 楽天カードで決済する
- クレジットカードの引き落としや給料振り込みは楽天銀行にする
- SPU(スーパーポイントアップ)倍率を意識する
- 楽天スーパーセールを活用する
- お買い物マラソンを活用する
- ふるさと納税は楽天ふるさと納税を利用する
それぞれについて解説します。
コツ①楽天カードで決済する
楽天経済圏を利用するなら「楽天カード」を利用しましょう。
楽天カードの年会費や概要については以下の表にまとめました。
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.00% ~ 3.00% |
貯まるポイント | 楽天ポイント |
交換可能マイル | ANAマイル |
追加カード | ETCカード 家族カード |
付帯保険 | 海外旅行 |
電子マネー機能 | 楽天Edy |
スマホ決済 | Apple Pay Google Pay 楽天ペイ |
楽天カードを利用することで、ポイント還元を1.00% ~ 3.00%受けることができます。
また、家族カードやETCカードも作成することができます。
コツ②クレジットカードの引き落としや給料振り込みは楽天銀行にする
楽天銀行の口座から楽天カード利用分を引き落としを実施することでポイント還元率が+1倍となります。
楽天カードを利用するなら、楽天銀行も合わせて利用するようにしましょう。
コツ③SPU(スーパーポイントアップ)倍率を意識する
楽天市場でのお買い物では、基本1%の楽天ポイントを得られます。
その他、楽天関連サービスの利用で諸々の条件をクリアしていくと、ポイントが上乗せされていき、最大16.5倍となります。
2023年12月1日(金)0:00から特典内容に変更があったので、変更前と変更後の比較表を掲載します。
サービス名 | 変更前 | 変更後 | |
---|---|---|---|
楽天会員 通常ポイント | ポイント倍率 | 1倍 | 1倍 |
楽天モバイル Rakuten最強プランかつダイヤモンド会員様 | ポイント倍率 | +3倍 | +4倍 |
楽天モバイル Rakuten最強プランかつダイヤモンド会員様以外 | ポイント倍率 | +2倍 | +4倍 |
楽天モバイル スーパーホーダイ・組み合わせプラン・コミコミプラン | ポイント倍率 | +1倍 | 対象外 |
楽天モバイル キャリア決済 | ポイント倍率 | +0.5倍 | +2倍 |
Rakuten Turbo/楽天ひかり | ポイント倍率 | +1倍 | +2倍 |
楽天カード 通常分 | ポイント倍率 | +1倍 | +1倍 |
楽天カード 特典分 | ポイント倍率 | +1倍 | +1倍 |
楽天プレミアムカード 特典分 | ポイント倍率 | +2倍 | ー |
楽天銀行+楽天カード | ポイント倍率 | 最大+1倍 | 最大+0.5倍 |
楽天証券 投資信託 | ポイント倍率 | +0.5倍 | +0.5倍 |
楽天証券 米国株式 | ポイント倍率 | +0.5倍 | +0.5倍 |
楽天ウォレット | ポイント倍率 | +0.5倍 | +0.5倍 |
楽天トラベル | ポイント倍率 | +1倍 | +1倍 |
楽天ブックス | ポイント倍率 | +0.5倍 | +0.5倍 |
楽天Kobo | ポイント倍率 | +0.5倍 | +0.5倍 |
Rakuten Pasha | ポイント倍率 | +0.5倍 | +0.5倍 |
Rakuten Fashionアプリ | ポイント倍率 | +0.5倍 | +0.5倍 |
楽天ビューティ | ポイント倍率 | +0.5倍 | +0.5倍 |
※特典進呈には条件がございます
コツ④楽天スーパーセールを活用する
楽天市場では、年に4回楽天スーパーセールが実施されています。
事前にお気に入りに登録しておき、セールのタイミングで購入するとお得に商品を購入することができます。
コツ⑤お買い物マラソンを活用する
楽天市場では、定期的に「お買い物マラソン」というイベントが実施されます。
最大還元率は10倍となるので、キャンペーンにエントリーしてお買い物を楽しんでくださいね。
コツ⑥ふるさと納税は楽天ふるさと納税を利用する
ふるさと納税は、任意の自治体に寄付した金額のうち、2,000円を超えた部分に対して所得税・住民税の控除を受けられる仕組みのことです。
楽天ふるさと納税を利用すれば、お買い物マラソンや5と0が付く日キャンペーン、SPUなどを利用することで、10%以上のポイント還元を受けることもできます。
お買い物マラソンで買うものが思いつかない時などはふるさと納税を利用してみてくださいね。
楽天カードをうまく使おう!利用額別オススメのカード
楽天カードの比較表を以下にまとめました。
クレジットカード | 年会費 (税込) | 還元率 (楽天市場) | 旅行保険 | 空港ラウンジ | ETCカード | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|
楽天カード | 無料 | 3%以上 (上限・条件あり) | 海外:最高2,000万円 ※利用付帯 | なし | 年会費550円 | 家族カードも無料 |
楽天ゴールドカード | 2,200円 | 3%以上 (上限・条件あり) | 海外:最高2,000万円 ※利用付帯 | 国内主要空港 ハワイ 韓国 ※合計年に2回まで | 年会費無料 | 利用限度額が200万円 |
楽天プレミアムカード | 11,000円 | 5%以上 (上限・条件あり) | 海外:最高5,000万円 ※自動付帯4,000万円 国内:最高5,000万円 | 国内主要空港 ハワイ 韓国 ※プライオリティ・パス無料 | 年会費無料 | 誕生月も楽天市場で還元率アップ |
楽天PINKカード | 無料 | 3%以上 (上限・条件あり) | 海外:最高2,000万円 ※利用付帯 | なし | 年会費550円 | 女性向け優待などあり |
楽天ANAカード | 無料 | 3%以上 (上限・条件あり) | 海外:最高2,000万円 ※利用付帯 | なし | 年会費550円 | ANAサービスも一部利用可能 |
年間36万円以下なら通常の楽天カードがオススメ
年間の利用金額が36万円以下なら、通常の楽天カードがオススメです。
毎月のクレジットカード利用額が3万円以下なら、通常の楽天カードを利用しましょう。
楽天カードと楽天プレミアムカードの獲得ポイントの比較表は以下の通りです。
年間利用額 (楽天市場) | 楽天カード | 楽天プレミアム | 楽天プレミアム ※誕生月などを駆使 |
---|---|---|---|
12万円 (毎月1万円) | 3,600ポイント | 6,000ポイント (年会費11,000円) ※実質-5,000ポイント | 7,300ポイント (年会費11,000円) ※実質-3,700ポイント |
24万円 (毎月2万円) | 7,200ポイント | 12,000ポイント (年会費11,000円) ※実質1,000ポイント | 14,600ポイント (年会費11,000円) ※実質3,600ポイント |
36万円 (毎月3万円) | 10,800ポイント | 18,000ポイント (年会費11,000円) ※実質7,000ポイント | 21,900ポイント (年会費11,000円) ※実質10,900ポイント |
48万円 (毎月4万円) | 14,400ポイント | 24,000ポイント (年会費11,000円) ※実質13,000ポイント | 29,200ポイント (年会費11,000円) ※実質18,200ポイント |
55.2万円 (毎月4.6万円) | 16,560ポイント | 27,600ポイント (年会費11,000円) ※実質16,600ポイント | 33,580ポイント (年会費11,000円) ※実質22,580ポイント |
60万円 (毎月5万円) | 18,000ポイント | 30,000ポイント (年会費11,000円) ※実質19,000ポイント | 36,500ポイント (年会費11,000円) ※実質25,500ポイント |
年間36万円以上使うなら楽天プレミアムカードがオススメ
年間36万円以上使うなら楽天プレミアムカードがオススメです。
誕生月などポイントをたくさんもらえるキャンペーンを駆使しない場合には、年間55.2万円の利用が必要となります。
年間利用額 (楽天市場) | 楽天カード | 楽天プレミアム | 楽天プレミアム ※誕生月などを駆使 |
---|---|---|---|
12万円 (毎月1万円) | 3,600ポイント | 6,000ポイント (年会費11,000円) ※実質-5,000ポイント | 7,300ポイント (年会費11,000円) ※実質-3,700ポイント |
24万円 (毎月2万円) | 7,200ポイント | 12,000ポイント (年会費11,000円) ※実質1,000ポイント | 14,600ポイント (年会費11,000円) ※実質3,600ポイント |
36万円 (毎月3万円) | 10,800ポイント | 18,000ポイント (年会費11,000円) ※実質7,000ポイント | 21,900ポイント (年会費11,000円) ※実質10,900ポイント |
48万円 (毎月4万円) | 14,400ポイント | 24,000ポイント (年会費11,000円) ※実質13,000ポイント | 29,200ポイント (年会費11,000円) ※実質18,200ポイント |
55.2万円 (毎月4.6万円) | 16,560ポイント | 27,600ポイント (年会費11,000円) ※実質16,600ポイント | 33,580ポイント (年会費11,000円) ※実質22,580ポイント |
60万円 (毎月5万円) | 18,000ポイント | 30,000ポイント (年会費11,000円) ※実質19,000ポイント | 36,500ポイント (年会費11,000円) ※実質25,500ポイント |
まとめ:楽天経済圏を利用してお得に生活しよう
本記事では楽天経済圏のサービスやメリット・デメリット、活用のコツを解説しました。
楽天経済圏をうまく活用することでお得に生活することができます。
楽天経済圏が気になる方は、まずは楽天カードや楽天銀行の開設から始めるのがおすすめです。
楽天銀行の口コミは以下のブログでチェックできます。