収入印紙はどこで買えるの?
土日に収入印紙が必要になったんだけどどこで買えるの?
コンビニや郵便局以外で収入印紙を買いたい
など、収入印紙の購入場所について疑問を抱いている人も多いでしょう。
本記事では、収入印紙の基本知識から収入印紙がどこで買えるのか、土日に必要になった場合はどこで買えばいいのかなどについて解説します。
収入印紙を購入するときの注意点についても解説するので、最後まで読み進めてください。
収入印紙とは?
収入印紙は、国に税金や手数料を払うときに使う印紙です。収入印紙を貼って公共機関に提出することで、税金や手数料を支払ったことになります。
特に会社では、「印紙税」という税金の支払いに収入印紙を利用します。印紙税とは、特定の種類の書類にかかる税金のことで、これらの書類を「課税文書」と言います。領収書や請負契約書など、会社でよく見る書類には収入印紙を貼る必要があります。
収入印紙は、「1円」から「10万円」までの31種類があり、書類の種類や契約金額によって使う印紙の金額が決まります。「200円」の印紙がよく使われていますが、大きな契約では、数万円の印紙が必要になることもあります。
収入印紙はどこで買えるの?
収入印紙はどこで買えるか解説します。
- 郵便局
- 法務局
- コンビニ
- ネットオークション
- 金券ショップ
- たばこ屋
- 酒屋
それぞれについて解説します。
収入印紙の購入場所①郵便局
収入印紙を購入したいと思ったら、まずは郵便局に行くことを検討してみてください。
郵便局では31種類すべての収入印紙を購入することができます。
郵便局で購入できる収入印紙
1円、2円、5円、10円、20円、30円、40円、50円、60円、80円、100円、120円、200円、300円、400円、500円、600円、1,000円、2,000円、3,000円、4,000円、5,000円、6,000円、8,000円、10,000円、20,000円、30,000円、40,000円、50,000円、60,000円、100,000円
また、郵便局ではどの収入印紙を購入したらいいか相談することもできます。
初めて収入印紙を買う人には、郵便局での購入がおすすめです。
ただし、郵便局で収入印紙を購入することができるのは平日の9時〜17時のみとなっています。土日に収入印紙を買いたい場合には、別の場所で購入するようにしてください。
収入印紙の購入場所②法務局
法務局でも収入印紙を購入することができます。
特に、不動産登記や会社登記など、法務局で手続きを行う際に必要となる印紙をその場で購入できるのは大きなメリットだと言えるでしょう。
ただし、法務局で収入印紙を購入することができるのは平日の9時〜17時のみとなっています。土日に収入印紙を買いたい場合には、別の場所で購入するようにしてください。
収入印紙の購入場所③コンビニ
コンビニエンスストアでは、収入印紙の中でも利用頻度の高い「200円」や「400円」の収入印紙を買うことができます。
コンビニは深夜や土日、早朝にも営業しているので、収入印紙が必要になった時にすぐに手に入れることができます。
ただし、10000円などの高額な収入印紙は取り扱っていないケースがほとんどなので注意してください。
収入印紙の購入場所④ネットオークション
収入印紙はネットオークションでも購入することができます。
しかし、ネットオークションでの収入印紙を購入すると、偽物や期限切れの収入印紙が届くリスクがあります。
また、届くまで時間がかかる点にも注意が必要です。
収入印紙の購入場所⑤金券ショップ
金券ショップは、収入印紙などの各種金券を取り扱っています。金券ショップで収入印紙を購入すれば、定価よりも少し安い価格で購入することができます。
大量に印紙が必要な場合には、金券ショップの利用を検討しましょう。
収入印紙の購入場所⑥たばこ屋
地域によってはたばこ屋で収入印紙を購入することができます。
ただし、すべてのタバコ屋で収入印紙が買えるわけではないので、事前に電話などで確認するようにしましょう。
収入印紙の購入場所⑦酒屋
地域によっては酒屋で収入印紙を購入することができます。
ただし、すべての酒屋で収入印紙が買えるわけではないので、事前に電話などで確認するようにしましょう。
収入印紙が土日に必要になったらどこで買えばいい?
収入印紙が土日に必要になったらコンビニエンスストアに行きましょう。
コンビニは土日も営業しているので、深夜早朝問わず収入印紙を購入することができます。
ただし、購入できるのは収入印紙の中でも利用頻度の高い「200円」や「400円」の収入印紙となるので、高額な収入印紙が必要になった場合は金券ショップに電話して問い合わせるのがいいでしょう。
1万円などの高額な収入印紙が必要になったらどこで買えばいい?
1万円などの高額な収入印紙が必要になったら郵便局に行きましょう。
郵便局では31種類すべての収入印紙を購入することができます。
郵便局で購入できる収入印紙
1円、2円、5円、10円、20円、30円、40円、50円、60円、80円、100円、120円、200円、300円、400円、500円、600円、1,000円、2,000円、3,000円、4,000円、5,000円、6,000円、8,000円、10,000円、20,000円、30,000円、40,000円、50,000円、60,000円、100,000円
できるだけ安く購入したいなら、金券ショップで購入しましょう。
収入印紙に関する注意点
収入印紙に関する注意点は以下のとおりです。
- 購入するときは現金のみ
- 収入印紙は原則払い戻しができない
- 収入印紙に割印をしなければ過怠税が課される
- 間違えて収入印紙を購入した場合には還付が受けられる
それぞれについて解説します。
収入印紙を購入する際は現金のみ
収入印紙を購入する際には、現金での支払いが必要です。
クレジットカードやデビットカード、電子マネーなどで支払うことはできません。
そのため、収入印紙を購入する際には、事前に現金を用意するようにしてください。
収入印紙は原則として払い戻しができない
収入印紙を購入した後の払い戻しは、原則として認められていません。
購入後に印紙が不要になったり、間違って購入してしまった場合でも、原則返金されません。
収入印紙に割印を忘れると過怠税が課される
収入印紙を書類に貼った後、割印(はんこを押すこと)を忘れると、過怠税の対象となる可能性があります。
「過怠税」とは、印紙税を課税文書作成時までに正しく納付しなかった場合に課せられる税のことです。
印紙を書類に貼った後は、忘れずに割印を行うようにしてください。
収入印紙はどこで買えるの?買える場所まとめ
本記事では、収入印紙の基本知識から収入印紙がどこで買えるのか、土日に必要になった場合はどこで買えばいいのかなどについて解説しました。
収入印紙は以下の場所で購入することができます。
収入印紙が買える場所
- 郵便局
- 法務局
- コンビニ
- ネットオークション
- 金券ショップ
- たばこ屋
- 酒屋
できるだけ安く購入したいなら、ネットオークションや金券ショップで買ってみてくださいね。