「つくるファンドは信頼できるサービスなの?」「実際に利用した人の評判を見てから使ってみたい」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
安心して不動産投資を始めるには、サービスの特徴やメリット・デメリットを理解した上で、信頼できるものを利用することが欠かせません。
今回は、つくるファンドの評判やメリット・デメリットについてまとめました。
「不動産クラウドファンディングに興味がある」「つくるファンドは信頼できるサービスなのか気になる」という方は、ぜひ参考にしてください。
つくるファンドの基本情報
つくるファンドは、フジケン株式会社が提供する不動産クラウドファンディングサービスです。フジケン株式会社は1978年に設立され、不動産開発で豊富な実績を誇りますが、クラウドファンディングとしての実績はまだ少ない状況です。
それでも、1号案件では高劣後出資といった投資家にメリットの大きい条件が揃っており、リスク軽減を図りながら不動産投資を行いたい方に注目されています。
運営元の会社情報・サービスの概要については、以下の通りです。
サービス名 | つくるファンド |
社名 | フジケン株式会社 |
本社 | 〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-3PMO平河町 2階 |
代表取締役 | 山﨑聡史 |
利回り実績 | 年利5% |
参照:https://tsukuru-tateru.com/
つくるファンドの仕組み「不動産クラウドファンディング」とは?
つくるファンドで提供されるサービスの不動産クラウドファンディングとは、複数の投資家不動産プロジェクトに投資し、その運用利益を分配する仕組みです。なお、不動産クラウドファンディングはオンラインかつ少額から始められます。
従来の不動産投資では、物件選定や手続きに多くの手間と初期費用がかかりましたが、クラウドファンディングは手軽に始められる点が魅力です。少額投資が可能なため初心者でも取り組みやすく、さらに複数のプロジェクトに分散投資することでリスクを軽減できます。
プロの運用会社が管理するため、専門知識がなくても投資できることも特徴の一つです。
つくるファンドの評判は良い?悪い?
つくるファンドの評判を調べてみましたが、2024年10月に募集開始された新しいサービスであるため、利用者の評判はまだ見つかりませんでした。
今後の運用実績に応じて、評判が集まってくることが期待されます。
つくるファンドの評判以外からもサービスの特徴を掴むために、以下よりメリット・デメリットについて解説します。
つくるファンドのメリット
つくるファンドの主なメリットとして、以下の4点が挙げられます。
- すべての手続きをオンライン完結できる
- 少額から不動産投資できる
- 利益を得るだけでなくまちづくりに貢献できる
- 開発実績が豊富にある
それぞれ解説します。
すべての手続きをオンライン完結できる
つくるファンドの1つ目のメリットは、全ての手続きをオンラインで完結できる点です。
数クリックで不動産投資が完了し、書類のやり取りや複雑な手続きは必要ありません。そのため、手軽に投資を始められるでしょう。
自宅やオフィスからはもちろん、移動中でもスマホやパソコンを使って簡単に投資できます。従来の不動産投資では、物件を選ぶために現地に行ったり、契約手続きに時間がかかったりするケースがほとんどでしたが、この仕組みにより忙しい人でもスムーズに投資ができる環境が整っています。
少額から不動産投資できる
つくるファンドの2つ目のメリットは、少額から不動産投資を始められることです。通常、不動産投資を始めるには多額の資金が必要ですが、つくるファンドではクラウドファンディング形式を採用しているため、数万円といった少額資金からでも投資をスタートできます。
また、投資にかかる手数料も低く抑えられているため、投資初心者や資金力にあまり余裕のない方でも参加しやすいでしょう。少額から投資を始め、損失のリスクをなるべく抑えたい方にとって、不動産クラウドファンディングは魅力的な選択肢といえます。
利益を得るだけでなくまちづくりに貢献できる
つくるファンドの3つ目のメリットは、不動産投資による利益を得るだけでなく、まちづくりに貢献できることです。
他の投資手段である株式投資やFXなどは自身の利益を得ることが目的ですが、不動産クラウドファンディングでは、投資を通じて地域の発展にもつながります。例として、クラウドファンディングによって大きな商業施設の開発が進めば、地域の経済成長や住民の住みやすさの向上に寄与するでしょう。
まちづくりに貢献しつつ自身の利益も追求できるため、地域社会の発展に関心のある方には特におすすめです。
開発実績が豊富にある
つくるファンドの4つ目のメリットは、開発実績が豊富にあることです。
サービスを運営するフジケン株式会社は、昭和53年の設立以来、多くの不動産開発プロジェクトを成功させてきた実績があります。長年の経験を積んだ人材が在籍しており、物件選定においても優れた投資案件を提供しています。
この豊富な開発実績がつくるファンドの信頼性を高め、高い収益性と安定した配当を提供していると考えられます。実績ある運営会社のサポートにより、投資家は安心して投資に取り組めるでしょう。
つくるファンドのデメリット
反対に、つくるファンドのデメリットとして、以下の2点が挙げられます。
- 目立った特徴がない
- 運営会社の信用度に不安がある
それぞれ解説します。
目立った特徴がない
つくるファンドの1つ目のデメリットとして、サービスに目立った特徴がないことがあります。
主な特徴として、最低投資金額が1万円からである、投資家のリスクを抑える仕組みが整っている(優先劣後方式・マスターリース契約など)といったものがありますが、これらの仕組みは他の不動産クラウドファンディングサービスの多くで採用されています。
そのため、つくるファンドならではの尖った強みが目立たず、差別化に欠ける印象を受けるかもしれません。ただし、つくるファンドはリリースされたばかりのサービスであるため、今後の運用に注目したいところです。
また、運営元であるフジケン株式会社の豊富な開発実績が、安定した運用を支えることも期待されます。
運営会社の信用度に不安がある
つくるファンドを運営するフジケン株式会社は上場企業ではないため、運営会社の信用度に不安を感じる方がいるかもしれません。
不動産クラウドファンディングは上場企業が運営するサービスが多く、例えばCREAL(クリアル株式会社)やジョイントアルファ(穴吹興産株式会社)などは、上場企業によって運営されています。上場企業は厳しい審査を通過しているため、信用面での評価が高い傾向にあります。
一方、つくるファンドの運営会社であるフジケン株式会社は長年の不動産開発の実績を誇っており、今後の成長や上場の可能性も考えられます。そのため、信用度については今後向上していくかもしれません。
つくるファンドを利用した投資の流れ
つくるファンドを利用して不動産クラウドファンディングを始める場合、以下の流れでおこなうのが良いでしょう。
- つくるファンドに会員登録する
- 投資したいプロジェクトを選ぶ
- 入金し、運用を開始する
- 運用が終了したら資金と分配金を受け取る
それぞれのステップについて解説します。
つくるファンドに会員登録する
まずは、つくるファンドの会員登録を済ませましょう。
メールアドレスとパスワードを入力し、同意ボタンにチェックを入れて「登録する」をクリックします。入力したメールアドレスに確認メールが届いたら、メール本文の認証用URLをクリックして本登録は完了です。
その後、マイページから出資者登録をおこなう必要があります。身分証明証を提出し、審査を経て本人確認ハガキが郵送されます。なお、出資者登録は個人・法人を問わず登録できます。
投資したいプロジェクトを選ぶ
つくるファンドへの会員登録が完了したら、投資したいプロジェクトに申し込みできます。
自分が投資したいと思うプロジェクトを見つけたら、投資金額を決めた上で申し込みしましょう。応募する際は、契約成立前書面と電子取引に係る重要事項等説明書を必ず確認してください。
申し込み方法は先着・抽選の2パターンがあります。抽選形式のプロジェクトだった場合、抽選の結果によって投資できない場合もあるため注意してください。
入金し、運用を開始する
申し込みが完了したら、自身で決めた投資金額を入金しましょう。
抽選形式のプロジェクトの結果は、マイページのお知らせ、もしくは当選メールから確認できます。当選していた場合、指定された口座に投資金額を入金すると運用が始まります。
入金後は運営会社が資金を運用するため、投資者は運用が終了するまで待ちます。なお、振込手数料は投資家負担です。
運用が終了したら資金と分配金を受け取る
運用期間が終了したら、資金と分配金を受け取りましょう。
受け取る際のポイントとして、手数料が低い銀行を選ぶのがおすすめです。GMOあおぞらネット銀行、住信SBIネット銀行、新生銀行などは、比較的手数料が抑えられているためぜひ利用してみてください。
配当金の振込については、配当結果がマイページのおしらせ、もしくは当選メールより確認可能です。また、出資金は運用終了月の翌々月までに振り込まれます。
つくるファンドの評判やメリット・デメリットまとめ
今回は、つくるファンドの評判やメリット・デメリットについて解説しました。
つくるファンドは2024年10月に新しくリリースされた不動産クラウドファンディングサービスであり、今後の運用成績により、新たな評判が集まることが期待されます。
不動産クラウドファンディングを始めたいと思っている方は、投資サービスの特徴やメリット・デメリットを理解した上で取り組みましょう。